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公開番号2025128812
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-03
出願番号2024025742
出願日2024-02-22
発明の名称車両
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人
主分類F02D 29/02 20060101AFI20250827BHJP(燃焼機関;熱ガスまたは燃焼生成物を利用する機関設備)
要約【課題】アイドル運転状態でのエンジンの挙動が不安定であると運転者が誤認することを回避した車両を提供することを課題とする。
【解決手段】エンジンと、前記エンジンにより駆動される補機と、表示装置と、制御装置と、を備え、前記制御装置は、アイドル運転状態での前記エンジンの実アイドル回転数が、前記補機による前記エンジンへの負荷に応じて変動する目標アイドル回転数となるように前記エンジンを制御するエンジン制御部と、前記実アイドル回転数を取得する取得部と、アクセル開度がゼロであって前記目標アイドル回転数が変化中であるか否かを判定する変化判定部と、前記変化判定部で肯定判定の場合、前記実アイドル回転数に対して所定のなまし度でなまし処理を行った緩変化アイドル回転数を算出する算出部と、前記緩変化アイドル回転数を前記表示装置に表示させる表示制御部と、を備えた、車両。
【選択図】図3

特許請求の範囲【請求項1】
エンジンと、
前記エンジンにより駆動される補機と、
表示装置と、
制御装置と、を備え、
前記制御装置は、
アイドル運転状態での前記エンジンの実アイドル回転数が、前記補機による前記エンジンへの負荷に応じて変動する目標アイドル回転数となるように前記エンジンを制御するエンジン制御部と、
前記実アイドル回転数を取得する取得部と、
アクセル開度がゼロであって前記目標アイドル回転数が変化中であるか否かを判定する変化判定部と、
前記変化判定部で肯定判定の場合、前記実アイドル回転数に対して所定のなまし度でなまし処理を行った緩変化アイドル回転数を算出する算出部と、
前記緩変化アイドル回転数を前記表示装置に表示させる表示制御部と、を備えた、車両。
続きを表示(約 550 文字)【請求項2】
前記変化判定部で否定判定の場合、前記変化判定部で肯定判定の場合よりも小さい前記なまし度で、前記算出部は前記緩変化アイドル回転数を算出する、請求項1の車両。
【請求項3】
前記実アイドル回転数が前記目標アイドル回転数に対して乖離しているか否かを判定する乖離判定部を備え、
前記変化判定部及び前記乖離判定部の少なくとも一方で否定判定の場合、前記変化判定部及び前記乖離判定部で肯定判定の場合よりも小さい前記なまし度で、前記算出部は前記緩変化アイドル回転数を算出する、請求項2の車両。
【請求項4】
前記算出部は、前記車両が走行中での前記エンジンの実走行回転数に対して所定のなまし度でなまし処理を行った緩変化走行回転数を算出し、
前記緩変化走行回転数の算出に用いられる前記なまし度は、前記緩変化アイドル回転数の算出に用いられる前記なまし度よりも小さい、請求項3の車両。
【請求項5】
前記算出部は、連続して検出された所定のデータ数の前記実アイドル回転数の合計値を前記データ数で除算することにより前記緩変化アイドル回転数を算出し、前記データ数を減少させることにより前記なまし度を減少させる、請求項1乃至4の何れかの車両。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
エンジンへの補機の負荷の変動に応じて、エンジンのアイドル回転数が変動することが知られている(例えば特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平11-141369号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
例えばアイドル運転状態でタコメータが示すアイドル回転数が補機の負荷の変動に応じて短時間で変動すると、アイドル運転状態でのエンジンの挙動が不安定であると運転者が誤認するおそれがある。
【0005】
そこで本発明は、アイドル運転状態でのエンジンの挙動が不安定であると運転者が誤認することを回避した車両を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的は、エンジンと、前記エンジンにより駆動される補機と、表示装置と、制御装置と、を備え、前記制御装置は、アイドル運転状態での前記エンジンの実アイドル回転数が、前記補機による前記エンジンへの負荷に応じて変動する目標アイドル回転数となるように前記エンジンを制御するエンジン制御部と、前記実アイドル回転数を取得する取得部と、アクセル開度がゼロであって前記目標アイドル回転数が変化中であるか否かを判定する変化判定部と、前記変化判定部で肯定判定の場合、前記実アイドル回転数に対して所定のなまし度でなまし処理を行った緩変化アイドル回転数を算出する算出部と、前記緩変化アイドル回転数を前記表示装置に表示させる表示制御部と、を備えた、車両によって達成できる。
【0007】
前記変化判定部で否定判定の場合、前記変化判定部で肯定判定の場合よりも小さい前記なまし度で、前記算出部は前記緩変化アイドル回転数を算出してもよい。
【0008】
前記実アイドル回転数が前記目標アイドル回転数に対して乖離しているか否かを判定する乖離判定部を備え、前記変化判定部及び前記乖離判定部の少なくとも一方で否定判定の場合、前記変化判定部及び前記乖離判定部で肯定判定の場合よりも小さい前記なまし度で、前記算出部は前記緩変化アイドル回転数を算出してもよい。
【0009】
前記算出部は、前記車両が走行中での前記エンジンの実走行回転数に対して所定のなまし度でなまし処理を行った緩変化走行回転数を算出し、前記緩変化走行回転数の算出に用いられる前記なまし度は、前記緩変化アイドル回転数の算出に用いられる前記なまし度よりも小さくてもよい。
【0010】
前記算出部は、連続して検出された所定のデータ数の前記実アイドル回転数の合計値を前記データ数で除算することにより前記緩変化アイドル回転数を算出し、前記データ数を減少させることにより前記なまし度を減少させてもよい。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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