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公開番号
2025134044
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-11
出願番号
2025120187,2022565063
出願日
2025-07-17,2021-08-30
発明の名称
電子ペン
出願人
株式会社ワコム
代理人
個人
,
個人
主分類
G06F
3/03 20060101AFI20250904BHJP(計算;計数)
要約
【課題】 構成が簡単で、複数の状態の指示入力を簡単に、かつ、適切に行うことが可能なサイドスイッチを備えた電子ペンを実現する。
【解決手段】 電子ペンには、使用者によって把持されるペンボディPBの側面にサイドスイッチ部が設けられる。このサイドスイッチ部は、検出方式の異なる2種類のタッチセンサとして、静電容量方式センサCH1、CH2、CH3、CH4と、感圧式センサとが、センサ領域(検出領域)が重なるようにして積層されたセンサ部を備える。これにより、少なくとも、一方のタッチセンサに対して作用するように操作した場合と、両方のタッチセンサに対して同時に作用するように操作した場合とを、当該サイドスイッチ部を通じて指示することが可能になる。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
使用者によって把持される筒状筐体と、
前記筒状筐体の側面に対して設けられ、使用者による操作入力を受け付けるサイドスイッチ部と
を備え、
前記サイドスイッチ部は、検出方式の異なる2種類のタッチセンサを、それぞれのセンサ領域が重なるようにして積層したセンサ部を備え、
2種類の前記タッチセンサは、静電容量方式のタッチセンサと感圧式のタッチセンサであり、
前記静電容量方式のタッチセンサは、前記筒状筐体の軸心方向に複数個配置される
ことを特徴とする電子ペン。
続きを表示(約 920 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の電子ペンであって、
上側が前記静電容量方式のタッチセンサであり、下側は前記感圧式のタッチセンサである
ことを特徴とする電子ペン。
【請求項3】
請求項1に記載の電子ペンであって、
上側が前記感圧式のタッチセンサであり、下側は前記静電容量方式のタッチセンサである
ことを特徴とする電子ペン。
【請求項4】
請求項1に記載の電子ペンであって、
前記感圧式のタッチセンサは、前記筒状筐体の軸心方向と交差する方向に複数個配置される
ことを特徴とする電子ペン。
【請求項5】
請求項1に記載の電子ペンであって、
前記サイドスイッチ部は、
前記筒状筐体の内部に設けられる保持部材と、
前記保持部材の上面に設けられる弾性部材と、
前記弾性部材の上面に設けられ、使用者による操作を受け付ける操作部材と
を備え、
前記センサ部は、前記弾性部材と前記操作部材との間に配置される
ことを特徴とする電子ペン。
【請求項6】
請求項1に記載の電子ペンであって、
前記筒状筐体は、軸心方向に交差する方向の断面が多角形の筒状体であり、
前記サイドスイッチ部は、多角形の前記筒状筐体の1以上の異なる側面に設けられる
ことを特徴とする電子ペン。
【請求項7】
請求項1から請求項6のいずれかに記載の電子ペンであって、
発振回路と、
発振回路からの信号を送出する導電材料で形成された芯体と
を備え、
前記発振回路は、前記センサ部を通じて受け付けた指示入力を、位置指示信号に多重化して前記芯体に供給する
ことを特徴とする電子ペン。
【請求項8】
請求項1から請求項6のいずれかに記載の電子ペンであって、
近距離無線通信部を備え、
前記近距離無線通信部は、前記センサ部を通じて受け付けた指示入力を出力する信号に含めて送出する
ことを特徴とする電子ペン。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、例えば、タブレットPC(Personal Computer)などの電子機器に搭載された位置検出装置に対して、座標を指示することにより情報の入力を可能にする電子ペンに関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば、タブレットPC(Personal Computer)やスマートフォンなどと呼ばれる高機能携帯電話端末などの電子機器においては、搭載された位置検出装置を通じて、より細かな描画入力を行うために、電子ペンによる指示入力が可能にされたものがある。このような電子ペンにおいても、いわゆるサイドスイッチを利用可能にすることが考えられている。電子ペンにおけるサイドスイッチは、電子ペンを持ったまま指によって操作が可能なように、電子ペンの側面に設けられたスイッチを意味する。
【0003】
電子ペンのサイドスイッチは、例えば、機械的にオン/オフを切り替える小型のスイッチが用いられて構成されているものがある。しかし、特許文献1には、サイドスイッチの操作圧が軽く、使い勝手のよい電子ペン(位置指示器)を実現するために、タッチセンサを用いてサイドスイッチを構成する電子ペンに関する考案が開示されている。特許文献1に開示された考案の電子ペンは、コイルとコンデンサを含む同調回路に可変抵抗素子としてペア(対)になるタッチセンサ電極を接続し、このペアになるタッチセンサ電極を電子ペンの筐体側面に設けて構成される。
【0004】
使用者は、ペアになるタッチセンサ電極間を指先で接続することにより、同調回路のリアクタンス、インピーダンスまたはいわゆるQ値等の特性を変化させることができる。すなわち、ペアになるタッチセンサ電極間を指で接続した場合と接続していない場合とで変化する同調回路の特性により、サイドスイッチのオン/オフの状態を指示することが可能になる。なお、特許文献1に開示された考案の電子ペンは、位置検出装置と電子ペンとの間においては、磁界の送受により位置指示等を行う電磁結合方式のものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
実開平6-65929号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1に開示された考案の場合には、サイドスイッチを通じて指示することができるのは、オン/オフの切り替え操作である。複数の状態の指示入力を可能にするためには、特許文献1の図1(b)に示されているように、ペアの(対の)タッチセンサ電極を複数設けなければならない。この場合、電子ペンの側面の広さも限られているため、対のタッチセンサ電極を複数設けた場合には、持ちにくくなるなど、操作性を悪くする恐れもある。また、ペアの(対の)タッチセンサ電極を複数設けた場合には、誤操作が発生し易くなる恐れもある。
【0007】
以上のことに鑑み、この発明は、構成が簡単で、複数の状態の指示入力を簡単に、かつ、適切に行うことが可能なサイドスイッチを備えた電子ペンを実現することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するため、
使用者によって把持される筒状筐体と、
前記筒状筐体の側面に対して設けられ、使用者による操作入力を受け付けるサイドスイッチ部と
を備え、
前記サイドスイッチ部は、検出方式の異なる2種類のタッチセンサを、それぞれのセンサ領域が重なるようにして積層したセンサ部を備え、
2種類の前記タッチセンサは、静電容量方式のタッチセンサと感圧式のタッチセンサであり、
前記静電容量方式のタッチセンサは、前記筒状筐体の軸心方向に複数個配置される
ことを特徴とする電子ペンを提供する。
【0009】
なお、この明細書において、「タッチセンサ」との文言は、誘電体である人体の指が近づいたり、触れたりしたことを検出するセンサ、人体の指などにより押圧されて圧力がかかったことを検知するセンサなどを意味する。換言すれば、タッチセンサは、人体の指などにより操作されたことを検出する種々のセンサが含まれる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施の形態の電子ペンのサイドスイッチ部の構成例を説明するための分解斜視図である。
実施の形態の電子ペンのサイドスイッチ部の積層構造を説明するための図である。
実施の形態の電子ペンのサイドスイッチ部が備えるセンサ部について説明するための図である。
実施の形態の電子ペンのサイドスイッチ部に対する操作態様を説明するための図である。
実施の形態の電子ペンのサイドスイッチ部に対する操作態様を説明するための図である。
実施の形態の電子ペンのサイドスイッチ部に対する操作態様を説明するための図である。
実施の形態の電子ペンのサイドスイッチ部に対する操作態様と指示内容との対応付けを説明するための図である。
サイドスイッチ部に対する操作内容を、位置指示信号に多重化して送出する場合の電子ペンの構成例を説明するためのブロック図である。
サイドスイッチ部に対する操作内容を、近距離無線通信により送出する場合の電子ペンの構成例を説明するためのブロック図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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