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公開番号
2025133974
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-11
出願番号
2025118671,2024003028
出願日
2025-07-15,2018-11-15
発明の名称
位置検出装置
出願人
株式会社ワコム
代理人
個人
,
個人
主分類
G06F
3/041 20060101AFI20250904BHJP(計算;計数)
要約
【課題】センサの全エリアを、電磁誘導方式と静電結合方式とで共用することができる位置検出装置を提供する。
【解決手段】複数の第1の電極が第1方向に配列されたセンサを有し、第1の電極の各々はループ電極として形成され、ループ電極はループ電極の内側に向かって突出する突起部を有する。ループ電極の空洞領域に指がタッチしたときにも、当該空洞領域内には、突起部が存在するので、指は、実質的にループ電極と接触することになり、指タッチを、より検出し易くなる。
【選択図】図13
特許請求の範囲
【請求項1】
複数の第1の電極が第1方向に配列されたセンサを有し、
前記第1の電極の各々はループ電極として形成され、
前記ループ電極は前記ループ電極の内側に向かって突出する突起部を有する
ことを特徴とする位置検出装置。
続きを表示(約 1,600 文字)
【請求項2】
前記センサに結合され、前記センサ上の複数の指示体のそれぞれにより指示される位置を検出するための信号処理回路と、
前記複数の第1の電極を選択する選択回路と、
を備え、
前記選択回路により、前記複数の第1の電極のそれぞれに誘導電流が誘導されるように前記複数の第1の電極を選択し、これにより、前記センサ上の第1指示体による指示位置が、前記センサと前記第1指示体との間の電磁誘導結合により検出されるようにし、
前記第1の電極に検出電流を誘起しないように、第1の電極は選択回路によって選択され、前記センサ上の第2指示体による指示位置が、前記第2指示体と前記センサとの間の静電結合を利用して検出されるようにした
ことを特徴とする請求項1に記載の位置検出装置。
【請求項3】
検出回路を備え、前記検出回路は、前記指示体と電磁誘導結合した状態で、前記指示体による指示位置を検出するための複数の第1電極のうち、互いに隣接する複数の第1電極を同時に選択する
ことを特徴とする請求項2に記載の位置検出装置。
【請求項4】
前記検出回路は、前記複数の第1の電極の一部と接続される第1の共通端子と第2の共通端子とを有し、
前記指示体と前記センサとが電磁誘導結合した状態で、互いに隣接する複数の前記第1の電極の第1端子が前記第1の共通端子に接続され、前記互いに隣接する複数の前記第1の電極の第2端子が前記第2の共通端子に接続される
ことを特徴とする請求項3に記載の位置検出装置。
【請求項5】
前記互いに隣接する複数の前記第1の電極に前記指示体との電磁誘導結合により流れる誘導電流を加算して増幅する第1の増幅回路を備える
ことを特徴とする請求項4に記載の位置検出装置。
【請求項6】
前記検出回路は、前記複数の第1の電極の一部と接続される第1の共通端子と第2の共通端子とを有し、
前記指示体と前記センサとが電磁誘導結合した状態で、互いに隣接する複数の第1の電極のうちの一つの前記第1の電極の第1端子が前記第1の共通端子に接続され、前記一つの前記第1の電極の第2端子が前記他の一つの前記第1の電極の第1端子に接続され、前記他の一つの前記第1の電極の第2端子が前記第2の共通端子に接続される
ことを特徴とする請求項3に記載の位置検出装置。
【請求項7】
前記指示体と前記センサとが電磁誘導結合した状態で、第1のタイミングで、前記複数の第1の電極から互いに隣り合う第K番目の前記第1の電極と第(K+1)番目の前記第1の電極とを同時に選択して指示体の指示位置の検出を行い、第2のタイミングで、前記複数の第1の電極から互いに隣り合う第(K+1)番目の前記第1の電極と第(K+2)番目の前記第1の電極とを同時に選択することにより、指示体の指示位置を検出する
ことを特徴とする請求項6に記載の位置検出装置。
【請求項8】
前記検出回路の第1の共通端子および第2の共通端子は、前記指示体と前記センサとが電磁誘導結合した状態で、前記複数の第1の電極の各第1端子および第2端子にそれぞれ接続される
ことを特徴とする請求項3に記載の位置検出装置。
【請求項9】
前記第1の電極を選択する際に、前記ループ電極の両端を短絡し、前記センサ上の前記第2指示体による指示位置を、前記第2指示体と前記センサとの間の静電結合を利用して検出する
ことを特徴とする請求項1に記載の位置検出装置。
【請求項10】
前記第1の電極を選択する際に、前記ループ電極の一端を開放端とすることにより、前記第2指示体と前記センサとの間の静電結合を利用して、前記センサ上の前記第2の指示体による指示位置を検出する
ことを特徴とする請求項1に記載の位置検出装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、電磁誘導結合による指示体による指示位置の検出と、静電結合による指示体による指示位置の検出とが、共通の位置検出センサを用いて可能な位置検出装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
静電結合方式の位置検出センサを用いて、静電結合方式に対応のスタイラス(電子ペン)による指示位置を検出すると共に、人間の指タッチ位置の検出を行えるようにした位置検出装置が知られている。しかし、この位置検出装置の場合、スタイラスによる指示位置の検出の際に、手などの人体が位置検出センサ面に触れると、スタイラスによる指示位置を正確に検出することが困難になるという問題があった。
【0003】
この点、電磁誘導方式の位置検出センサによりスタイラスによる指示位置を検出し、人間の指タッチ位置の検出は、静電結合方式の位置検出センサで行うようにすれば、上述の問題を解決することができる。
【0004】
しかしながら、位置検出装置に、電磁誘導方式の位置検出センサと静電結合方式の位置検出センサとをそれぞれ別個に設けると、構成が複雑になってしまうという問題がある。
【0005】
そこで、この問題を解決するために、特許文献1(特許第5702511号公報)や特許文献2(特許第5819565号公報)には、1個の共通の位置検出センサで、電磁誘導方式による位置検出と、静電結合方式の位置検出を実現するようにした位置検出装置が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特許第5702511号公報
特許第5819565号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、特許文献1で提案されている位置検出装置の位置検出センサは、基板の表面と裏面とに、互いに直交する方向に延長する複数の線状の導体(X軸線体及びY軸線体)を設け、X軸線体及びY軸線体の一端側と他端側のそれぞれにスイッチ回路を設けて、電磁誘導結合用のループコイルを形成及びループコイルの切り替えを行ったり、静電結合用途におけるX軸線体及びY軸線体の切り替えを行うように構成されている。このため、構成が複雑になってしまうという問題があった。
【0008】
また、特許文献2に提案されている位置検出装置の位置検出センサでは、基板の表面と裏面とに、互いに直交する方向に延長する複数の線状の導体(X軸線体及びY軸線体)を設けると共に、複数のX軸線体及び複数のY軸線体のそれぞれを、電磁誘導方式で用いるものと、静電結合方式で用いるものとで分ける構成とされている。このため、位置検出センサにおいて、電磁誘導方式で検出することができるエリアと、静電結合方式で検出することができるエリアとが分かれて存在するものとなり、位置検出センサの全エリアを、電磁誘導方式と静電結合方式とで共用することができないという問題があった。
【0009】
この発明は、以上の問題点を解決することができるようにした位置検出装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記の課題を解決するために、
複数の第1の電極が第1方向に配列されたセンサを有し、
前記第1の電極の各々はループ電極として形成され、
前記ループ電極は前記ループ電極の内側に向かって突出する突起部を有する
ことを特徴とする位置検出装置を提供する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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