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公開番号
2025134064
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-11
出願番号
2025120746,2021131338
出願日
2025-07-17,2021-08-11
発明の名称
ウォーターサーバー、その制御方法、プログラム、記録媒体および制御装置
出願人
パーパス株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B67D
3/00 20060101AFI20250904BHJP(びん,広口びんまたは類似の容器の開封または密封;液体の取扱い)
要約
【課題】温水制御とともに必要に応じて高温出湯を可能にして利便性を高めたウォーターサーバーを提供する。
【解決手段】 温水を貯める温水タンクの温水を加熱する加熱装置6と、長押し操作により高温加熱モード動作を開始させる高温加熱モード開始機能が割り当てられた温水スイッチ(高温加熱モードスイッチ10)と、温水の温度を検出する温度センサー8と、温水スイッチの長押しを契機に高温加熱モードに移行させて加熱装置を起動し、温度センサーの検出温度が基準温度以上であれば、加熱装置の動作時間が沸き上げ時間に到達したとき、加熱装置の動作を停止し、または検出温度が基準温度未満であれば、所定時間内の温水の温度上昇を判断し、温水の温度上昇があれば、加熱装置の動作を継続し、温水の温度上昇が無ければ、加熱装置の動作を終了させる制御部12とを備える。
【選択図】 図16
特許請求の範囲
【請求項1】
温水を含む給水機能を備えるウォーターサーバーであって、
前記温水を貯める温水タンクと、
前記温水タンクの前記温水を加熱する加熱装置と、
長押し操作により高温加熱モード動作を開始させる高温加熱モード開始機能が割り当てられた温水スイッチと、
前記温水の温度を検出する温度センサーと、
前記温水スイッチの長押しを契機に前記高温加熱モードに移行させて前記加熱装置を起動し、前記温度センサーの検出温度が基準温度以上であれば、前記加熱装置の動作時間が沸き上げ時間に到達したとき、前記加熱装置の動作を停止し、または前記検出温度が前記基準温度未満であれば、所定時間内の前記温水の温度上昇を判断し、前記温水の温度上昇があれば、前記加熱装置の動作を継続し、前記温水の前記温度上昇が無ければ、前記加熱装置の動作を終了させる制御部と、
を備える、ウォーターサーバー。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
さらに、前記高温加熱モードで前記加熱装置の動作中の表示から高温給湯が可能である表示に切り替えられる高温モード表示部を備える、請求項1に記載のウォーターサーバー。
【請求項3】
温水を含む給水機能を備えるウォーターサーバーの制御方法であって、
温水タンクに前記温水を貯める工程と、
温水スイッチの長押し操作により高温加熱モード動作を開始させ、前記温水タンクの前記温水を加熱装置により加熱する工程と、
前記温水タンクの温水温度を検出する温度センサーから温度情報を取得する工程と、
前記温水スイッチの長押しを契機に前記高温加熱モードに移行させて前記加熱装置を起動し、前記温度センサーの検出温度が基準温度以上であれば、前記加熱装置の動作時間が沸き上げ時間に到達したとき、前記加熱装置の動作を停止し、または前記検出温度が前記基準温度未満であれば、所定時間内の前記温水の温度上昇を判断し、前記温水の温度上昇があれば、前記加熱装置の動作を継続し、前記温水の前記温度上昇が無ければ、前記加熱装置の動作を終了させる工程と、を含む、ウォーターサーバーの制御方法。
【請求項4】
さらに、前記高温加熱モードで前記加熱装置の動作中の表示から高温給湯が可能である表示に切り替える工程を含む、請求項3に記載のウォーターサーバーの制御方法。
【請求項5】
コンピュータに実行させるためのプログラムであって、
温水スイッチの長押し操作により高温加熱モード動作を開始させ、温水タンクの温水を加熱装置に加熱させる機能と、
前記温水タンクの温水温度を検出する温度センサーから温度情報を取得する機能と、
前記温水スイッチの長押しを契機に前記高温加熱モードに移行させて前記加熱装置を起動し、前記温度センサーの検出温度が基準温度以上であれば、前記加熱装置の動作時間が沸き上げ時間に到達したとき、前記加熱装置の動作を停止し、または前記検出温度が前記基準温度未満であれば、所定時間内の前記温水の温度上昇を判断し、前記温水の温度上昇があれば、前記加熱装置の動作を継続し、前記温水の前記温度上昇が無ければ、前記加熱装置の動作を終了させる機能と、
を前記コンピュータに実行させるプログラム。
【請求項6】
さらに、前記高温加熱モードで前記加熱装置の動作中の表示から高温給湯が可能である表示に切り替える機能を前記コンピュータに実行させる、請求項5に記載のプログラム。
【請求項7】
請求項5または請求項6に記載のプログラムを格納した記録媒体。
【請求項8】
温水を貯める温水タンクと、
前記温水タンクの前記温水を加熱する加熱装置と、
長押し操作により高温加熱モード動作を開始させる高温加熱モード開始機能が割り当てられた温水スイッチと、
前記温水の温度を検出する温度センサーとを備え、前記温水を含む給水機能を備えたウォーターサーバーの制御装置であって、
前記温水スイッチの長押しを契機に前記高温加熱モードに移行させて前記加熱装置を起動し、前記温度センサーの検出温度が基準温度以上であれば、前記加熱装置の動作時間が沸き上げ時間に到達したとき、前記加熱装置の動作を停止し、または前記検出温度が前記基準温度未満であれば、所定時間内の前記温水の温度上昇を判断し、前記温水の温度上昇があれば、前記加熱装置の動作を継続し、前記温水の前記温度上昇が無ければ、前記加熱装置の動作を終了させる制御部を備える、ウォーターサーバーの制御装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示はたとえば、90〔℃〕未満の温水出湯に加え、90〔℃〕を超える高温出湯が可能なウォーターサーバーの制御に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
ウォーターサーバーでは一般に90〔℃〕未満の通常時の温水出湯が可能である。このような温水出湯に対し、より高い高温水を必要とする場合にはその温水を他の加熱手段で加熱することが行われている。
【0003】
この高温水の出湯が可能なウォーターサーバーに関し、ウォーターサーバーの本体部に電気ポットが装着され、ウォーターサーバー本体からの温水を電気ポットで加熱し、高温加熱の際に生じる水蒸気を大気中に排出する手段を備えることが知られている(たとえば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2015-101362号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、ウォーターサーバーからの90〔℃〕未満の温水出湯においても、お茶やミルクなどの飲用などにあっては出湯機能として何ら問題はない。しかし、即席麺などの温水加熱調理などでは通常の温水温度では食品の軟化などに時間が掛かり、調理の迅速性を損ない、食品の賞味感や鮮度感が低いなどの指摘があり、斯かる場合には通常の温水温度より高い温度の高温水が必要であるなどの課題がある。
【0006】
しかしながら、温水温度が水の沸騰温度に到達すると、沸騰による多量の水蒸気が発生し、沸騰に伴う気泡や振動の発生による違和感を生じ、通常の温水温度から沸騰温度に到達させるには相当な時間が必要である。即席麺の調理であっても沸騰に至る高温水が要請されていない。また、沸騰温度はウォーターサーバーが設置される標高に影響を受け、2000mを超える標高では高温度の温水の提供は困難になるし、沸騰温度を高温水の上限温度とすれば、この上限温度が標高によって異なる。これはウォーターサーバーの課題ではなく、ウォーターサーバーが設置される標高の問題である。
【0007】
ウォーターサーバーの温水機能からすれば、即席麺などの調理に照準を当てて出湯温度を高温化することは消費電力を増加させるという課題もある。
【0008】
斯かる課題に対し、本開示の発明者らはユーザが必要とする高温度の出湯をその必要時に応じて通常の温水から沸騰前の高温加熱を行えば、電力の消耗を抑制しつつ、即席麺などの各種食品の温水加熱の調理などの用途にも適するなどウォーターサーバーの利便性を高めることができるとの知見を得た。
【0009】
そこで、本開示の目的は上記課題および上記知見に鑑み、温水制御とともに必要に応じて高温出湯を可能にして利便性を高めたウォーターサーバーを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記目的を達成するため、本開示のウォーターサーバーの一側面によれば、温水を含む給水機能を備えるウォーターサーバーであって、前記温水を貯める温水タンクと、前記温水タンクの前記温水を加熱する加熱装置と、長押し操作により高温加熱モード動作を開始させる高温加熱モード開始機能が割り当てられた温水スイッチと、前記温水の温度を検出する温度センサーと、前記温水スイッチの長押しを契機に前記高温加熱モードに移行させて前記加熱装置を起動し、前記温度センサーの検出温度が基準温度以上であれば、前記加熱装置の動作時間が沸き上げ時間に到達したとき、前記加熱装置の動作を停止し、または前記検出温度が前記基準温度未満であれば、所定時間内の前記温水の温度上昇を判断し、前記温水の温度上昇があれば、前記加熱装置の動作を継続し、前記温水の前記温度上昇が無ければ、前記加熱装置の動作を終了させる制御部とを備える。
(【0011】以降は省略されています)
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