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公開番号2025135122
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-18
出願番号2024032754
出願日2024-03-05
発明の名称非接触ICカード
出願人マクセル株式会社
代理人個人
主分類G06K 19/077 20060101AFI20250910BHJP(計算;計数)
要約【課題】セキュリティを向上できる非接触ICカードを提供する。
【解決手段】非接触ICカード1は、カード本体20と、第1アンテナコイル41と、第1記憶部311及び第1情報送信制御部312を有するICチップ31と、カード本体20の一部21及び第1アンテナコイル41の残部412を含む第1カード部CD1と、カード本体20の残部22、第1記憶部311、第1情報送信制御部312及び第1アンテナコイル41の一部411を含む第2カード部CD2と、を有する。第1カード部CD1は、第1アンテナコイル41の残部412に、第1接続部4111,4112を有する。第2カード部CD2は、第1アンテナコイル41の一部411に、第1接続部4111,4112に対して電気的に接続可能な第2接続部4123,4124を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
カード本体と、
第1アンテナコイルと、
情報を記憶する第1記憶部と、
前記第1アンテナコイルに電気的に接続されているとともに、前記第1記憶部に記憶されている情報を、前記第1アンテナコイルを介して外部に送信する第1情報送信制御部と、
を有する非接触ICカードであって、
前記カード本体の一部及び前記第1アンテナコイルの一部を含む第1カード部と、
前記カード本体の残部、前記第1記憶部、前記第1情報送信制御部及び前記第1アンテナコイルの残部を含む第2カード部と、
を有し、
前記第1カード部は、前記第1アンテナコイルの一部に、第1接続部を有し、
前記第2カード部は、前記第1アンテナコイルの残部に、前記第1接続部に対して電気的に接続可能な第2接続部を有する、
非接触ICカード。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
請求項1に記載の非接触ICカードにおいて、
前記第1カード部が前記第2カード部に取り付けられた取り付け状態において、
前記カード本体は、厚み方向に見て、矩形状であり、
前記第1カード部における前記カード本体の一部の厚みは、前記第2カード部における前記カード本体の残部の厚みと同じである、
非接触ICカード。
【請求項3】
請求項2に記載の非接触ICカードにおいて、
前記カード本体は、厚み方向に見て矩形状であり、
前記カード本体の残部は、前記第1カード部が前記第2カード部に取り付けられている取り付け状態で、前記カード本体の一部を収容可能な切り欠き部を有し、
前記カード本体の一部及び前記切り欠き部は、前記カード本体の一部の一方面と前記カード本体の残部の一方面とが前記厚み方向の同じ側に位置する場合にのみ前記カード本体の一部を前記切り欠き部内に収容可能な形状を有する、
非接触ICカード。
【請求項4】
請求項1に記載の非接触ICカードにおいて、
前記第1カード部及び前記第2カード部は、それぞれ、厚み方向に見て矩形状であり、
前記第1カード部は、前記第1接続部が位置するとともに、前記第2カード部を厚み方向に取り付け可能に構成される取付部をさらに含み、
前記第2カード部は、前記第2接続部が位置するとともに、前記第1カード部の前記取付部に対して厚み方向に取り付けられる被取付部をさらに含む、
非接触ICカード。
【請求項5】
請求項1又は4に記載の非接触ICカードにおいて、
前記第1情報送信制御部に電気的に接続されている第2アンテナコイルをさらに有し、
前記第2カード部は、前記第2アンテナコイルをさらに含む、
非接触ICカード。
【請求項6】
請求項1又は4に記載の非接触ICカードにおいて、
第3アンテナコイルと、
情報を記憶している第2記憶部と、
前記第3アンテナコイルに電気的に接続されているとともに、前記第2記憶部に記憶されている情報を、前記第3アンテナコイルを介して外部に送信する第2情報送信制御部と、
をさらに有し、
前記第1カード部は、前記第2情報送信制御部及び前記第3アンテナコイルをさらに含む、
非接触ICカード。
【請求項7】
請求項1から4のいずれか一つに記載の非接触ICカードにおいて、
複数の前記第1カード部を有する、
非接触ICカード。
【請求項8】
請求項1に記載の非接触ICカードにおいて、
前記第1記憶部は、セキュリティ認証情報を記憶しており、
前記第1カード部が前記第2カード部に取り付けられた取り付け状態では、前記第1情報送信制御部は、前記第1アンテナコイルが電磁波を受けることによって供給された電力により、前記セキュリティ認証情報を前記第1記憶部から読み出し可能である、
非接触ICカード。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ICチップと、アンテナコイルとを有する非接触ICカードに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
無線通信により非接触で情報を読み書きできる非接触式ICカードが知られている。例えば、特許文献1には、使用者がリーダライタにICカードをかざすだけで、ICカードに保持されている情報の読み取り、または、ICカードへの情報の書き込みを行う非接触式ICカードが開示されている。このような非接触式ICカードは、交通分野、金融分野または物流分野等の様々な分野における情報通信に利用されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平08-287208号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、特許文献1の非接触式ICカードは、前記非接触式ICカードが正当な使用者以外の前記他者に取得された場合、前記他者によって不正に使用される可能性がある。そこで、非接触式ICカードのセキュリティ向上が求められている。
【0005】
本発明の目的は、セキュリティを向上できる非接触ICカードを実現することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一実施形態に係る非接触ICカードは、第1アンテナコイルと、情報を記憶する第1記憶部と、前記第1アンテナコイルに電気的に接続されているとともに、前記第1記憶部に記憶されている情報を、前記第1アンテナコイルを介して外部に送信する第1情報送信制御部と、を有する。前記非接触ICカードは、前記カード本体の一部及び前記第1アンテナコイルの一部を含む第1カード部と、前記カード本体の残部、前記第1記憶部、前記第1情報送信制御部及び前記第1アンテナコイルの残部を含む第2カード部と、を有する。前記第1カード部は、前記第1アンテナコイルの一部に、第1接続部を有する。前記第2カード部は、前記第1アンテナコイルの残部に、前記第1接続部に対して電気的に接続可能な第2接続部を有する(第1の構成)。
【0007】
上述の構成では、第1カード部に含まれる第1アンテナコイルの一部と第2カード部に含まれる前記第1アンテナコイルの残部とが電気的に接続可能である。
【0008】
したがって、前記第1カード部が前記第2カード部に取り付けられることにより、前記第1アンテナコイルは、動作可能な状態になる。
【0009】
前記第1カード部と前記第2カード部とを分けて管理することにより、前記第1カード部と前記第2カード部とのいずれか一方が他者の手に渡った場合でも、他者に非接触ICカードを使用されることを防ぐことができる。これにより、非接触ICカードのセキュリティを向上できる。
【0010】
第1の構成において、前記第1カード部が前記第2カード部に取り付けられた取り付け状態において、前記カード本体は、厚み方向に見て、矩形状である。前記取り付け状態において、前記第1カード部における前記カード本体の一部の厚みは、前記第2カード部における前記カード本体の残部の厚みと同じである(第2の構成)。
(【0011】以降は省略されています)

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