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公開番号2025116460
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-08
出願番号2024010896
出願日2024-01-29
発明の名称車両用表示装置
出願人日本精機株式会社
代理人
主分類B60K 35/81 20240101AFI20250801BHJP(車両一般)
要約【課題】表示の違和感を減らすことができる車両用表示装置を提供する。
【解決手段】車両用表示装置は、画像Dとして指針D1を表示する表示面51を有する液晶型の表示部と、表示部を照明するバックライトと、表示部の表示制御を通じて表示面51内で移動する指針D1を画像Dとして表示し、バックライトを点灯制御し、表示部の温度に応じた温度情報を取得する制御部と、を備える。制御部は、温度情報に係る温度が閾値以上であるときには、指針D1を含む範囲に形成され、かつ指針D1に追従して移動するディミングゾーンを、表示面51のうちディミングゾーン以外の範囲の輝度と異なる輝度で照明する照明し、温度情報Tmに係る温度が閾値未満であるときには、複数の光源の点灯制御を通じて、ディミングゾーンを包含するディミングゾーンよりも大きいサイズであり、指針D1が移動し得る範囲である文字盤D2を照明する。
【選択図】図9
特許請求の範囲【請求項1】
画像として指針を表示する表示面を有する液晶型の表示部と、
前記表示部を照明するバックライトと、
前記表示部の表示制御を通じて前記表示面内で移動する前記指針を前記画像として表示し、前記バックライトを点灯制御し、前記表示部の温度に応じた温度情報を取得する制御部と、を備え、
前記制御部は、
前記温度情報に係る温度が閾値以上であるときには、前記バックライトの点灯制御を通じて、前記指針を含む範囲に形成され、かつ前記指針に追従して移動するディミングゾーンを、前記表示面のうち前記ディミングゾーン以外の範囲の輝度と異なる輝度で照明し、
前記温度情報に係る温度が前記閾値未満であるときには、前記バックライトの点灯制御を通じて前記指針が移動し得る範囲である指針可動範囲を照明し、
前記閾値は、前記表示部が正常に動作する第1温度帯と、前記表示部の表示の遅れが生じ得る、前記第1温度帯よりも低い第2温度帯との間の温度に設定されている、
車両用表示装置。
続きを表示(約 260 文字)【請求項2】
前記制御部は、前記温度情報に係る温度が前記閾値未満であるときには、前記バックライトの点灯制御を通じて前記指針可動範囲として前記表示面の全域を一様の輝度で照明する、
請求項1に記載の車両用表示装置。
【請求項3】
前記制御部は、前記指針の背景に円形の文字盤を前記画像として表示し、前記温度情報に係る温度が前記閾値未満であるときには、前記バックライトの点灯制御を通じて前記指針可動範囲として前記文字盤の全域を一様の輝度で照明する、
請求項1に記載の車両用表示装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、車両用表示装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
上記特許文献1には、ローカルディミング制御可能な光源装置が開示されている。ローカルディミング制御とは、複数設けられた光源の発光輝度を個別に制御することによって、液晶表示装置のバックライトの明るさを部分的に変更し、表示画面のコントラストを高める技術である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-35908号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記特許文献1に記載の構成において、低温時に、液晶表示装置の表示の応答遅れが生じることが知られている。このため、ローカルディミング制御において、画像の部分的な表示の移動に合わせてディミングゾーン(光照射範囲)を移動させると、表示の移動がディミングゾーンの移動に対して遅延し、表示に違和感が生じるおそれがある。
【0005】
本開示は、上記実状を鑑みてなされたものであり、表示の違和感を減らすことができる車両用表示装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本開示に係る車両用表示装置は、
画像として指針を表示する表示面を有する液晶型の表示部と、
前記表示部を照明するバックライトと、
前記表示部の表示制御を通じて前記表示面内で移動する前記指針を前記画像として表示し、前記バックライトを点灯制御し、前記表示部の温度に応じた温度情報を取得する制御部と、を備え、
前記制御部は、
前記温度情報に係る温度が閾値以上であるときには、前記バックライトの点灯制御を通じて、前記指針を含む範囲に形成され、かつ前記指針に追従して移動するディミングゾーンを、前記表示面のうち前記ディミングゾーン以外の範囲の輝度と異なる輝度で照明し、
前記温度情報に係る温度が前記閾値未満であるときには、前記バックライトの点灯制御を通じて前記指針が移動し得る範囲である指針可動範囲を照明し、
前記閾値は、前記表示部が正常に動作する第1温度帯と、前記表示部の表示の遅れが生じ得る、前記第1温度帯よりも低い第2温度帯との間の温度に設定されている。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、表示の違和感を減らすことができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本開示の第1実施形態に係る車両用表示装置のブロック図である。
本開示の第1実施形態に係る車両用表示装置の概略断面図である。
本開示の第1実施形態に係る通常温度モードにおける画像の正面図である。
本開示の第1実施形態に係る低温度モードにおける画像の正面図である。
本開示の第2実施形態に係る画像の正面図である。
本開示の第3実施形態に係る通常温度モードにおける画像の正面図である。
本開示の第3実施形態に係る低温度モードにおける画像の正面図である。
本開示の第4実施形態に係る低温度モードにおける画像の正面図である。
本開示の第4実施形態に係る低温度モードにおける画像の正面図である。
本開示の変形例に係る低温度モードにおける画像の正面図である。
本開示の変形例に係る画像の正面図である。
本開示の変形例に係るディミングゾーンを示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
(第1実施形態)
本開示に係る車両用表示装置の第1実施形態について、図面を参照して説明する。この車両用表示装置は、車速又はエンジン回転数等の車両情報を表示する指針計を画像として
表示面に表示する。
【0010】
図1に示すように、車両用表示装置1は、制御部2と、温度検知部3と、複数の光源4aを有するバックライト4と、表示部5と、を備える。
(【0011】以降は省略されています)

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