TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025136061
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-19
出願番号2024034241
出願日2024-03-06
発明の名称情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム
出願人日本電気株式会社
代理人個人
主分類G06F 18/214 20230101AFI20250911BHJP(計算;計数)
要約【課題】データ系列における事象を機械学習する際に、教師データの作成動作を効率化する。
【解決手段】複数のデータ系列の各々に対応する特徴量系列を構成する特徴量の集合を、複数の部分特徴量集合に分割する分割部と、複数のデータ系列から得られた部分特徴量集合のセットを複数のクラスタにクラスタリングするクラスタリング部と、各クラスタに含まれる少なくとも1つの部分特徴量集合に対応する、複数のデータ系列の何れかの少なくとも一部を構成するデータの集合から、正解ラベルの付与対象となるデータを選択する選択部と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
複数のデータ系列の各々に対応する特徴量系列を構成する特徴量の集合を、複数の部分特徴量集合に分割する分割手段と、
前記複数のデータ系列から得られた前記部分特徴量集合のセットを複数のクラスタにクラスタリングするクラスタリング手段と、
各クラスタに含まれる少なくとも1つの前記部分特徴量集合に対応する、前記複数のデータ系列の何れかの少なくとも一部を構成するデータの集合から、正解ラベルの付与対象となるデータを選択する選択手段と、
を備えている、情報処理装置。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記選択手段によって選択されたデータに対する正解ラベルの入力をユーザから受け付けるユーザインタフェース手段、
をさらに備えている、請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記クラスタリング手段は、前記部分特徴量集合のセットにおける各部分特徴量集合について当該部分特徴量集合を表す集合特徴量を算出し、複数の前記集合特徴量をクラスタリングすることにより、前記部分特徴量集合のセットを前記複数のクラスタにクラスタリングする、
請求項1または2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記選択手段は、正解ラベルの付与対象となるデータを選択すべきデータの集合に対応する前記部分特徴量集合として、各クラスタに含まれる前記部分特徴量集合の何れかを、前記集合特徴量に基づいて選択する、
請求項3に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記分割手段は、前記特徴量系列を構成する特徴量の集合を、クラスタリングすることにより前記複数の部分特徴量集合に分割する、
請求項1または2に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記選択手段は、正解ラベルの付与対象となるデータを選択すべきデータの集合に対応する前記部分特徴量集合として、前記複数のクラスタの個数、及び、正解ラベルの付与対象とすべきデータの個数に基づいて、各クラスタに含まれる前記部分特徴量集合の何れかを選択する、
請求項1または2に記載の情報処理装置。
【請求項7】
少なくとも1つのプロセッサが、複数のデータ系列の各々に対応する特徴量系列を構成する特徴量の集合を、複数の部分特徴量集合に分割する分割処理と、
前記少なくとも1つのプロセッサが、前記複数のデータ系列から得られた前記部分特徴量集合のセットを複数のクラスタにクラスタリングするクラスタリング処理と、
前記少なくとも1つのプロセッサが、各クラスタに含まれる少なくとも1つの前記部分特徴量集合に対応する、前記複数のデータ系列の何れかの少なくとも一部を構成するデータの集合から、正解ラベルの付与対象となるデータを選択する選択処理と、
を含んでいる、情報処理方法。
【請求項8】
少なくとも1つのプロセッサに、
複数のデータ系列の各々に対応する特徴量系列を構成する特徴量の集合を、複数の部分特徴量集合に分割する分割処理と、
前記複数のデータ系列から得られた前記部分特徴量集合のセットを複数のクラスタにクラスタリングするクラスタリング処理と、
各クラスタに含まれる少なくとも1つの前記部分特徴量集合に対応する、前記複数のデータ系列の何れかの少なくとも一部を構成するデータの集合から、正解ラベルの付与対象となるデータを選択する選択処理と、
を実行させる、プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、情報処理装置、情報処理方法、及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
データ系列に対する予測を行う機械学習モデルを訓練するために、複数のデータ系列を構成する全てのデータに正解ラベルが付与された教師データを用いる代わりに、一部のデータにのみ正解ラベルが付与された教師データを用いることが知られている。
【0003】
このような教師データを生成するには、複数のデータ系列を構成するデータのうち正解ラベルを付与すべきデータの選択が重要である。例えば、特許文献1には、動画を構成するフレームを各フレームの特徴量に基づいて複数のクラスタに分類する技術が記載されている。このような技術を利用してフレームを分類した各クラスタから、正解ラベルを付与すべきフレームを選択することが考えられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2009-60413号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
正解ラベルを付与すべきフレームを選択するために特許文献1に記載の技術を用いる場合、クラスタリングの対象がフレーム単位であるため、動画が長いほどフレーム数が多くなり計算コストが増大するという問題があった。
【0006】
本開示は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、その一例示的目的は、データ系列における事象を機械学習する際に、教師データの作成動作を効率化する技術を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の一例示的側面に係る情報処理装置は、複数のデータ系列の各々に対応する特徴量系列を構成する特徴量の集合を、複数の部分特徴量集合に分割する分割手段と、前記複数のデータ系列から得られた前記部分特徴量集合のセットを複数のクラスタにクラスタリングするクラスタリング手段と、各クラスタに含まれる少なくとも1つの前記部分特徴量集合に対応する、前記複数のデータ系列の何れかの少なくとも一部を構成するデータの集合から、正解ラベルの付与対象となるデータを選択する選択手段と、を備えている。
【0008】
本開示の一例示的側面に係る情報処理方法は、少なくとも1つのプロセッサが、複数のデータ系列の各々に対応する特徴量系列を構成する特徴量の集合を、複数の部分特徴量集合に分割する分割処理と、前記少なくとも1つのプロセッサが、前記複数のデータ系列から得られた前記部分特徴量集合のセットを複数のクラスタにクラスタリングするクラスタリング処理と、前記少なくとも1つのプロセッサが、各クラスタに含まれる少なくとも1つの前記部分特徴量集合に対応する、前記複数のデータ系列の何れかの少なくとも一部を構成するデータの集合から、正解ラベルの付与対象となるデータを選択する選択処理と、
を含んでいる。
【0009】
本開示の一例示的側面に係るプログラムは、少なくとも1つのプロセッサに、複数のデータ系列の各々に対応する特徴量系列を構成する特徴量の集合を、複数の部分特徴量集合に分割する分割処理と、前記複数のデータ系列から得られた前記部分特徴量集合のセットを複数のクラスタにクラスタリングするクラスタリング処理と、各クラスタに含まれる少なくとも1つの前記部分特徴量集合に対応する、前記複数のデータ系列の何れかの少なくとも一部を構成するデータの集合から、正解ラベルの付与対象となるデータを選択する選択処理と、を実行させる。
【発明の効果】
【0010】
本開示の一例示的側面によれば、データ系列における事象を機械学習する際に、教師データの作成動作を効率化する技術を提供することができるという一例示的効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

関連特許

日本電気株式会社
分析装置
13日前
日本電気株式会社
光集積回路素子
2日前
日本電気株式会社
レーザモジュール
3日前
日本電気株式会社
超伝導量子回路装置
3日前
日本電気株式会社
受信器および通信装置
4日前
日本電気株式会社
量子回路装置と制御方法
13日前
日本電気株式会社
システム、装置及び方法
3日前
日本電気株式会社
通信装置および通信方法
9日前
日本電気株式会社
送信装置および通信装置
9日前
日本電気株式会社
量子回路装置と制御方法
13日前
日本電気株式会社
検知装置および検知方法
13日前
日本電気株式会社
光伝送システムおよび方法
5日前
日本電気株式会社
分析方法および分析システム
10日前
日本電気株式会社
端末装置および無線通信方法
24日前
日本電気株式会社
制御装置、プログラム及び方法
3日前
日本電気株式会社
兆候検知装置および兆候検知方法
5日前
日本電気株式会社
演算処理装置および演算処理方法
5日前
日本電気株式会社
共振器及びそれを備えた導波回路
11日前
日本電気株式会社
システム及びマイグレーション方法
13日前
日本電気株式会社
放送用システムおよび字幕作成方法
5日前
日本電気株式会社
推定装置、推定方法及びプログラム
16日前
日本電気株式会社
推定装置、推定方法及びプログラム
3日前
日本電気株式会社
推定装置、推定方法及びプログラム
16日前
日本電気株式会社
ピーク抑圧装置及びピーク抑圧方法
23日前
日本電気株式会社
情報処理装置、制御方法及び記憶媒体
3日前
日本電気株式会社
推定装置、推定方法、及び、記録媒体
10日前
日本電気株式会社
波長可変レーザ装置及びその構成方法
9日前
日本電気株式会社
処理装置、処理方法、及びプログラム
13日前
日本電気株式会社
画像管理システムおよび画像管理方法
11日前
日本電気株式会社
ソーナー装置、通信方法、プログラム
5日前
日本電気株式会社
予測システム、予測方法及びプログラム
16日前
日本電気株式会社
通信システム及びパケット順序補正方法
24日前
日本電気株式会社
通信装置、通信方法及び通信プログラム
10日前
日本電気株式会社
学習装置、学習方法及び学習プログラム
3日前
日本電気株式会社
判別装置、判別方法、およびプログラム
5日前
日本電気株式会社
注文端末、注文受付方法及びプログラム
9日前
続きを見る