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公開番号
2025136121
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-19
出願番号
2024034336
出願日
2024-03-06
発明の名称
ドアロック装置
出願人
株式会社アイシン
代理人
弁理士法人アイテック国際特許事務所
主分類
E05B
79/20 20140101AFI20250911BHJP(錠;鍵;窓または戸の付属品;金庫)
要約
【課題】コストアップを抑えつつ、ドアハンドルが操作されたときにラッチ機構をラッチ状態からアンラッチ状態に切り替えるためのケーブルが大きく動くのを抑制する。
【解決手段】本開示のドアロック装置は、ハウジングにより回転可能に支持されるラッチがドアを閉状態に保持するラッチ状態と、ラッチがドアの開放を許容するアンラッチ状態とを選択的に形成するラッチ機構と、一端がドアハンドルに係止されると共に他端がハウジングに係止されるケーブルと、ケーブルが挿通されると共に基端がドアハンドルに係止される外筒部材と、外筒部材の遊端を保持する保持部材と、回転軸を介してハウジングにより回転自在に支持されると共に、保持部材を回転軸と平行に延びる軸の周りに回転自在に支持するオープンレバーとを含む。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
車両のドアを閉状態に保持すると共にドアハンドルの開操作に応じて前記ドアの開放を許容するドアロック装置において、
ハウジングと、
前記ハウジングにより回転可能に支持されるラッチを含み、前記ラッチが前記ドアを閉状態に保持するラッチ状態と、前記ラッチが前記ドアの開放を許容するアンラッチ状態とを選択的に形成するラッチ機構と、
一端が前記ドアハンドルに係止されると共に、他端が前記ハウジングに係止されるケーブルと、
前記ケーブルが挿通されると共に、基端が前記ドアハンドルに係止される外筒部材と、
前記外筒部材の遊端を保持する保持部材と、
回転軸を介して前記ハウジングにより回転自在に支持されると共に、前記保持部材を前記回転軸と平行に延びる軸の周りに回転自在に支持し、前記ドアハンドルの前記開操作により前記ケーブルが引っ張られたときに、前記外筒部材の移動に応じて前記回転軸の周りに所定方向に回転して前記ラッチ機構を前記ラッチ状態から前記アンラッチ状態に切り替えるオープンレバーと、
を備えるドアロック装置。
続きを表示(約 430 文字)
【請求項2】
請求項1に記載のドアロック装置において、
前記ハウジングは、前記オープンレバーが前記回転軸の周りに前記所定方向に回転するのに応じて前記保持部材が予め定められた軌道に沿って移動するように前記保持部材をガイドするガイド部を含むドアロック装置。
【請求項3】
請求項2に記載のドアロック装置において、
前記保持部材は、凸曲面状の被ガイド面を含み、
前記ハウジングの前記ガイド部は、それぞれ前記保持部材の前記被ガイド面に接触する一対の曲面を有するドアロック装置。
【請求項4】
請求項3に記載のドアロック装置において、
前記保持部材は、それぞれ前記ガイド部の対応する前記曲面に接触する前記被ガイド面を有すると共に間隔をおいて対向する一対の突起を含み、
前記外筒部材は、チューブと、前記チューブの端部に固定されると共に前記一対の突起の間に嵌合されるキャップ部材とを含むドアロック装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、車両のドアを閉状態に保持すると共にドアハンドルの開操作に応じてドアの開放を許容するドアロック装置に関する。
続きを表示(約 2,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、車両のドアの外側面を形成するパネル部材の車内側に配置される車両用のドアロック装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。このドアロック装置は、ラッチがドアを閉止状態に保持するラッチ状態と、ラッチがドアの開放を許容するアンラッチ状態とに切り替え可能なラッチ機構と、一端部にドアハンドルの動きを伝達するためのケーブルが連結されたオープンレバーとを含む。ユーザの操作によりドアハンドルが初期位置からドア開位置へと移動してケーブルが引っ張られると、オープンレバーは、初期位置から作動位置へと移動し、それによりラッチ機構をラッチ状態からアンラッチ状態に切り替える。また、オープンレバーは、ドアハンドルが操作されていないときに、オープンレバー復帰バネによって初期位置に保持され、それにより、ラッチ機構は、ラッチ状態に保持される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-117104号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記従来のドアロック装置では、ラッチ機構をラッチ状態からアンラッチ状態へと切り替えるときに、ドアハンドルの操作に応じて引っ張られたケーブルが大きく動いて(暴れて)他の部材等に当たってしまうおそれがある。このようなケーブルの動き(暴れ)を抑えるためには、ケーブルガイド等を設けることも考えられるが、この場合、部品点数の増加によりコストアップを招いてしまう。
【0005】
そこで、本開示は、コストアップを抑えつつ、ドアハンドルが操作されたときにラッチ機構をラッチ状態からアンラッチ状態に切り替えるためのケーブルが大きく動く(バタつく)のを抑制することができるドアロック装置の提供を主目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示のドアロック装置は、車両のドアを閉状態に保持すると共にドアハンドルの開操作に応じて前記ドアの開放を許容するドアロック装置において、ハウジングと、前記ハウジングにより回転可能に支持されるラッチを含み、前記ラッチが前記ドアを閉状態に保持するラッチ状態と、前記ラッチが前記ドアの開放を許容するアンラッチ状態とを選択的に形成するラッチ機構と、一端が前記ドアハンドルに係止されると共に、他端が前記ハウジングに係止されるケーブルと、前記ケーブルが挿通されると共に、基端が前記ドアハンドルに係止される外筒部材と、前記外筒部材の遊端を保持する保持部材と、回転軸を介して前記ハウジングにより回転自在に支持されると共に、前記保持部材を前記回転軸と平行に延びる軸の周りに回転自在に支持し、前記ドアハンドルの前記開操作により前記ケーブルが引っ張られたときに、前記外筒部材の移動に応じて前記回転軸の周りに所定方向に回転して前記ラッチ機構を前記ラッチ状態から前記アンラッチ状態に切り替えるオープンレバーとを含むものである。
【0007】
本開示のドアロック装置では、ドアハンドルの開操作によりケーブルが引っ張られたときに、外筒部材がドアハンドル側からハウジング側に向けて移動する。そして、オープンレバーは、外筒部材の移動に応じて回転軸の周りに所定方向に回転し、ラッチ機構をラッチ状態からアンラッチ状態に切り替える。この際、外筒部材を保持する保持部材は、オープンレバーに対して上記回転軸と平行に延びる軸の周りに回転する。これにより、オープンレバーに対して外筒部材を回転させ、ドアハンドルにより引っ張られたケーブルが当該ドアハンドル側に移動するの許容しつつ当該ケーブルの大きな動き(バタつき)を無理なく規制することができる。この結果、ケーブルガイド等を設ける必要がなくなるので、コストアップを抑えつつ、ドアハンドルが操作されたときにラッチ機構をラッチ状態からアンラッチ状態に切り替えるためのケーブルが大きく動くのを抑制することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本開示のドアロック装置が適用される車両のドアを示す概略構成図である。
本開示のドアロック装置を示す概略構成図である。
本開示のドアロック装置の要部を示す概略構成図である。
本開示のドアロック装置のオープンレバーおよび保持部材を示す斜視図である。
本開示のドアロック装置のオープンレバーおよび保持部材を示す斜視図である。
本開示のドアロック装置のオープンレバーおよび保持部材を示す斜視図である。
本開示のドアロック装置の動作を説明するための概略構成図である。
本開示のドアロック装置の動作を説明するための概略構成図である。
本開示のドアロック装置の動作を説明するための概略構成図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
次に、図面を参照しながら、本開示の発明を実施するための形態について説明する。
【0010】
図1は、本開示のドアロック装置10が適用された車両のドア1を示す概略構成図である。ドア1は、車両の運転席または助手席のフロントドアであって、当該ドア1の下半部を形成するドア本体2と、ドア1の上半部を形成して窓ガラスをガイドするドアサッシュ3とを含む。ドア本体2は、アウターパネル4に加えて、当該アウターパネル4の内側(車室側)に固定された図示しないインナーパネルと、当該インナーパネルの車室側の面に固定された樹脂製のトリム(図示省略)とを含む。ドア1は、車両の図示しない車体により回転自在に支持された前端部を支点として、全閉位置から半開位置(半ドア位置)を経て全開位置まで回動可能なスイングドアである。半開位置は、全閉位置よりもわずかに開位置の側に移動した位置である。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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