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公開番号
2025136123
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-19
出願番号
2024034338
出願日
2024-03-06
発明の名称
男性用パンツ
出願人
株式会社ワコール
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
A41B
9/02 20060101AFI20250911BHJP(衣類)
要約
【課題】筒状の編地からなる本体部を備えたボクサーパンツにおいて、着用時における股布部の前結合部が後方寄りの位置に配置されるようにすることにより男性部への乗り上げ量を低減させ、その結果、着用感を向上できる男性用パンツを提供する。
【解決手段】男性用パンツ1は、伸縮性を有する筒状の編地の前部下部及び後部下部が裁断されることで股布取付部9が形成された本体部2と、股布取付部9に前端縁23及び後端縁24が結合された股布部20と、を備える。股布部20の丈方向の少なくとも中央部21には、丈方向の伸縮性が本体部2における丈方向の伸縮性より低い低伸縮性部30が設けられている。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
伸縮性を有する筒状の編地の前部下部及び後部下部が裁断されることで股布取付部が形成された本体部と、
前記本体部の前記股布取付部に前後の端縁が結合された股布部と、を備え、
前記股布部の丈方向の少なくとも中央部には、前記丈方向の伸縮性が前記本体部における前記丈方向の伸縮性より低い低伸縮性部が設けられている、男性用パンツ。
続きを表示(約 250 文字)
【請求項2】
前記低伸縮性部が、前記股布部の前端縁と後端縁に達するように設けられている、請求項1に記載の男性用パンツ。
【請求項3】
前記低伸縮性部の左右の両側縁は、体中心側に凹んだ形状をなしている、請求項1又は2に記載の男性用パンツ。
【請求項4】
前記股布部の着用時における前記丈方向の長さは、前記男性用パンツのウエスト部の前中心点から股下を通りウエスト部の後中心点に至る前記丈方向における全長に対して15%~19%である、請求項1又は2に記載の男性用パンツ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ボクサータイプの男性用パンツに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、筒状の身生地により前身及び後身を形成し、前身及び後身の中央下方部にそれぞれ凹状の切欠部を形成し、前後の切欠部に菱形状の股部襠(マチ部)を縫着して構成されたパンツがある(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実開平1-10003号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述した従来のパンツでは、着用者によって着用された際、マチ部(又は股布)と前身の接ぎ部(前結合部)が前側に位置して陰茎又は陰嚢等に大きく乗り上げ、着用感が悪くなるという問題があった。筒状の編地からなる本体部を備えたボクサーパンツにおいて、着用感の向上が課題として挙げられる。本明細書において、陰茎及び陰嚢は、「男性部」と総称される。
【0005】
本発明は、筒状の編地からなる本体部を備えたボクサーパンツにおいて、着用時における股布部の前結合部が後方寄りの位置に配置されるようにすることにより男性部への乗り上げ量を低減させ、その結果、着用感を向上できる男性用パンツを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
[1]本発明の一態様に係る男性用パンツは、伸縮性を有する筒状の編地の前部下部及び後部下部が裁断されることで股布取付部が形成された本体部と、本体部の股布取付部に前後の端縁が結合された股布部と、を備え、股布部の丈方向の少なくとも中央部には、丈方向の伸縮性が本体部における丈方向の伸縮性より低い低伸縮性部が設けられている。
【0007】
この男性用パンツは、伸縮性を有する筒状の編地に股布取付部が形成され、その股布取付部に股布部が結合されたボクサーパンツである。この男性用パンツによれば、股布部の丈方向の少なくとも中央部に設けられた低伸縮性部により、着用時、前結合部が上方に移動しにくく(ずれにくく)なっている。股布部が伸縮性の良い(例えば本体部と同程度に伸びやすい)生地からなる構成であれば、丈方向の全長において、これらの生地がほぼ均一に伸長する。そのため、股布部の前結合部が前方及び上方に移動しやすい。この構成に比して、前結合部が後方寄りの位置に配置され、前結合部の位置が安定している。したがって、前結合部の男性部への乗り上げ量が低減している。その結果、筒状の編地からなる本体部を備えたボクサーパンツにおいて、着用感を向上できる。
【0008】
[2]上記[1]の男性用パンツにおいて、低伸縮性部が、股布部の前端縁と後端縁に達するように設けられていてもよい。この構成によれば、股布部の丈方向(前後方向)の全域において伸縮性が低くなっており、上記した前結合部の位置の制御(安定して下方に位置させること)が確実になされる。
【0009】
[3]上記[1]又は[2]の男性用パンツにおいて、低伸縮性部の左右の両側縁は、体中心側に凹んだ形状をなしていてもよい。この構成によれば、股布部の左右の端部が着用者の大腿部を締め付けにくくなっており、また着用者の身体に沿いやすい。その結果、着用感が一層向上する。
【0010】
[4]上記[1]~[3]の何れか一つの男性用パンツにおいて、着用時における股布部の丈方向の長さは、男性用パンツのウエスト部の前中心点から股下を通りウエスト部の後中心点に至る丈方向における全長に対して15%~19%であってもよい。この構成によれば、伸縮性がどの程度であっても、股布部が股下の最下点を含む前後の限られた範囲のみを覆う。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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