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公開番号2025138205
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-25
出願番号2024037150
出願日2024-03-11
発明の名称車輌用灯具
出願人株式会社小糸製作所
代理人弁理士法人テクノピア国際特許事務所
主分類F21S 43/241 20180101AFI20250917BHJP(照明)
要約【課題】 光の良好な出射状態を確保した上で光の利用効率の向上を図る。
【解決手段】 光を出射する光源と、外周面の一部が出射面として形成された導光部を有し所定の方向に延び光源から出射された光を導く導光体とを備え、導光体の延びる方向である延設方向における導光部の一端部は光源から出射された光が入射される入射側端部として設けられ、延設方向における導光部の他端部が分岐されループ部として設けられた。これにより、導光部の入射側端部から他端部へ向けて導かれた光がループ部の分岐された各部分から互いに反対方向へ導かれるため、ループ部から出射される光量が増加すると共にループ部からの光の漏れが生じ難くなり、光の良好な出射状態を確保した上で光の利用効率の向上を図ることができる。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
光を出射する光源と、
外周面の一部が出射面として形成された導光部を有し所定の方向に延び前記光源から出射された光を導く導光体とを備え、
前記導光体の延びる方向である延設方向における導光部の一端部は前記光源から出射された光が入射される入射側端部として設けられ、
前記延設方向における前記導光部の他端部が分岐されループ部として設けられた
車輌用灯具。
続きを表示(約 290 文字)【請求項2】
前記ループ部が角を有さない形状に形成された
請求項1に記載の車輌用灯具。
【請求項3】
前記導光体には前記ループ部の内側に前記ループ部に連続された内側面部が設けられ、
前記内側面部に内側反射ステップが形成された
請求項1又は請求項2に記載の車輌用灯具。
【請求項4】
前記導光部の前記出射面に拡散ステップが形成された
請求項3に記載の車輌用灯具。
【請求項5】
前記ループ部の外周面に光を前記内側面部へ向けて内面反射する外側反射ステップが形成された
請求項3に記載の車輌用灯具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は光源から出射された光が導光体によって導かれて出射される車輌用灯具についての技術分野に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
車輌用灯具には、所定の方向、例えば、左右方向に延びる導光部を有し光源から出射された光が導光部において導かれ出射面から出射される導光体を備えたものがある(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
特許文献1に記載された車輌用灯具においては、導光体の延びる方向である延設方向における導光部の一端面が入射面として形成され、光源から出射された光が入射面から入射されて導光部において導かれる構成にされている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第6967394号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、特許文献1に記載された導光体のように、導光部の長手方向における一方から光が導かれる構成においては、入射側と反対側の端面から光が出射されてしまい、入射側と反対側の端部が他の部分に対して明るく光ってしまう所謂点光りの状態になったり、入射側と反対側の端面からの光の出射により光の利用効率が低下するおそれがある。
【0006】
導光体には導光部における入射側と反対側の端部が分岐された構造も存在するが、特に、このような構造においては光が分岐された各部分に導かれるため、分岐されいない部分と分岐された各部分とにおいて導かれる光量が大きく異なってしまい、光の輝度の均一性を損なうおそれもある。
【0007】
そこで、本発明車輌用灯具は、光の良好な出射状態を確保した上で光の利用効率の向上を図ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明に係る車輌用灯具は、光を出射する光源と、外周面の一部が出射面として形成された導光部を有し所定の方向に延び前記光源から出射された光を導く導光体とを備え、前記導光体の延びる方向である延設方向における導光部の一端部は前記光源から出射された光が入射される入射側端部として設けられ、前記延設方向における前記導光部の他端部が分岐されループ部として設けられたものである。
【0009】
これにより、導光部の入射側端部から他端部へ向けて導かれた光がループ部の分岐された各部分から互いに反対方向へ導かれる。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、導光部の入射側端部から他端部へ向けて導かれた光がループ部の分岐された各部分から互いに反対方向へ導かれるため、ループ部から出射される光量が増加すると共にループ部からの光の漏れが生じ難くなり、光の良好な出射状態を確保した上で光の利用効率の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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