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公開番号
2025139721
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-29
出願番号
2024038708
出願日
2024-03-13
発明の名称
pDC活性化用経口組成物
出願人
株式会社東洋新薬
,
コンセホ、ナシオナル、デ、インベスティガシオネス、シエンティフィカス、イェ、テクニカス
,
CONSEJO NACIONAL DE INVESTIGACIONES CIENTIFICAS Y TECNICAS
代理人
弁理士法人翔和国際特許事務所
主分類
A61K
35/747 20150101AFI20250919BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】有効なプラズマサイトイド樹状細胞(pDC)の活性化用経口組成物を提供する。
【解決手段】Lacticaseibacillus rhamnosus CRL1505を含有することを特徴とする、pDC活性化用経口組成物。免疫賦活用であることが好ましい。本pDC活性化用経口組成物は、自然免疫と獲得免疫双方を調整し、免疫機能全体に働きかけ、免疫機能を正常に維持し、体調を維持する機能を有すると考えられる。また、本発明は、Lacticaseibacillus rhamnosus CRL1505を含有することを特徴とする免疫賦活用経口組成物であって、免疫賦活とは「鼻づまり」等である免疫賦活用経口組成物も提供する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
Lacticaseibacillus rhamnosus CRL1505を含有することを特徴とする、pDC活性化用経口組成物。
続きを表示(約 340 文字)
【請求項2】
免疫賦活用であることを特徴とする、請求項1に記載の組成物。
【請求項3】
Lacticaseibacillus rhamnosus CRL1505を含有することを特徴とする免疫賦活用経口組成物であって、免疫賦活とは「鼻づまり」、「喉のいがらっぽさ」、「痰が溜まる若しくはそれに起因した胸部の圧迫感」、「声のかれ」、「頭がぼーっとする」、「吐き気若しくは胸やけ」、「関節痛」、「筋肉痛」、「腹痛」、「耳閉感若しくは耳の聞こえづらさ」、「リンパ節の痛み」、「熱っぽさ」、「疲労感」、「寒気」、「食欲不振」、「めまい若しくはふらつき」、「不定愁訴」、「倦怠感」、及び「発汗」から選択される少なくとも一種を改善するものである、免疫賦活用経口組成物。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、pDC活性化用経口組成物に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
樹状細胞(DC)は、病原体の自然免疫検出とそれに続く適応免疫応答の活性化において重要な役割を果たす。樹状細胞はミエロイド系樹状細胞(myeloid dendritic cell:mDC)及びプラズマサイトイド樹状細胞(形質細胞様樹状細胞、plasmacytoid dendritic cell:pDC)に大別される。mDCは病原体等の異物を認識し、その異物の情報をT細胞に伝えることで異物に特異的な免疫を活性化させる機能が良く知られている。一方、pDCはウイルスに対して増殖阻害活性を示すI型インターフェロン(typeI interferon(IFN))の体内における主要な産生細胞であり、抗ウイルス生体防御において重要な役割を持っている。
【0003】
TypeI IFNには代表的なものとしてIFN-α等があり、それらを誘導するためにはToll様受容体(Toll-like receptor=TLR)、具体的にはTLR9等のエンドソーム内TLRの刺激が必要である。pDCはウイルス核酸を認識するTLR7やTLR9を細胞内に高発現しており、ウイルス感染を認識して大量のIFN-αおよびIFN-βといったtypeI IFNを放出する。TypeI IFNは2-5Aシステムと呼ばれるウイルス複製阻害機構を活性化し、直接的な抗ウイルス効果を発揮する。さらにpDCは、CD8+T細胞、CD4+T細胞、B細胞など特定のウイルスを認識して生体から排除する獲得免疫系を活性化することができる。このほか、pDCが産生するtypeI IFNは自然免疫の一部であるNK細胞の活性化必須因子として感染初期応答を制御している。このようにpDCはウイルス等の感染初期および後期の免疫応答を制御する極めて重要な役割を果たしている。
【0004】
特定の乳酸菌によりpDCの活性化によるIFN-α産生が起こることが知られている(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2016-073314号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、有効なpDC活性化用経口組成物の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明者は、Lacticaseibacillus rhamnosus CRL1505がpDC活性化に有効であることを見出し、本発明を完成させた。
従って、本願発明は、Lacticaseibacillus rhamnosus CRL1505を含有することを特徴とする、pDC活性化用経口組成物を提供する。
また、本発明は、Lacticaseibacillus rhamnosus CRL1505を含有することを特徴とする免疫賦活用経口組成物であって、免疫賦活とは「鼻づまり」、「喉のいがらっぽさ」、「痰が溜まる若しくはそれに起因した胸部の圧迫感」、「声のかれ」、「頭がぼーっとする」、「吐き気若しくは胸やけ」、「関節痛」、「筋肉痛」、「腹痛」、「耳閉感若しくは耳の聞こえづらさ」、「リンパ節の痛み」、「熱っぽさ」、「疲労感」、「寒気」、「食欲不振」、「めまい若しくはふらつき」、「不定愁訴」、「倦怠感」、及び「発汗」から選択される少なくとも一種を改善するものである、免疫賦活用経口組成物を提供する。
【発明の効果】
【0008】
本発明は、特定の乳酸菌株を含むpDC活性化用経口組成物により、pDCを活性化し免疫賦活に寄与する。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、実施例1-1等で評価したIFN-αの遺伝子発現の結果を示すグラフである。
図2は、実施例2-1等で評価したIFN-αの遺伝子発現の結果を示すグラフである。
図3は、実施例3-1等で評価したIFN-αの遺伝子発現の結果を示すグラフである。
図4は、実施例4で評価したIFN-αの遺伝子発現の結果を示すグラフである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明を詳細に説明する。
本発明はLacticaseibacillus rhamnosus CRL1505(以下、「CRL1505」ともいう。)を有効成分として含むプラズマサイトイド樹状細胞(pDC: plasmacytoid dendrtic cell)の活性化用経口組成物である。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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