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公開番号2025120455
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-15
出願番号2025099944,2020063898
出願日2025-06-16,2020-03-31
発明の名称経口組成物
出願人株式会社東洋新薬
代理人
主分類A23L 33/105 20160101AFI20250807BHJP(食品または食料品;他のクラスに包含されないそれらの処理)
要約【課題】
本発明は、葛花を含有する経口組成物について、葛花を含有する経口組成物の呈味改善、同経口組成物の安定性改善を目的としてなされたものである
【解決手段】
本発明者らは、上記課題を解決するために鋭意研究を積み重ねた結果、葛花と特定の化合物とを組み合わせることにより、葛花を含有する経口組成物の呈味または安定性を改善できることを見出し、本発明に至った。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
葛花及びヌクレオチドを含有することを特徴とする、経口組成物。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、葛花及び特定の化合物を含有する経口組成物に関する。
続きを表示(約 2,700 文字)【背景技術】
【0002】
葛は、マメ科の大形蔓性の植物であり、その根から採取される葛澱粉は、古くから和菓子の原料として用いられている。その根および花は、それぞれ葛根および葛花と称し、解熱薬、鎮痛薬、鎮痙薬、発汗などの症状に対する薬などの漢方薬の原料として用いられている。特に、葛花は、抗糖尿病作用、肝細胞賦活作用、アルコール代謝物濃度上昇抑制作用など様々な作用を有することが知られている(特許文献1~3)。このように、葛花は、健康を維持または増進する上で有益な植物であるため、葛花を含有する経口組成物のさらなる開発が求められている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2006-290876公報
特開2006-265236公報
特開2006-131610公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、葛花は独特な呈味を有するため、継続的に経口摂取することには困難を伴う。また、葛花が含有する成分の分解を抑制し安定的に維持する方法についても十分な研究がなされていないため、保管時に葛花の成分が減衰することも懸念される。そのため、葛花を含有する経口組成物の呈味改善、同経口組成物の安定性改善が求められている。
【0005】
本発明は、葛花を含有する経口組成物について、葛花を含有する経口組成物の呈味改善、同経口組成物の安定性改善を目的としてなされたものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明者らは、上記課題を解決するために鋭意研究を積み重ねた結果、葛花と特定の化合物とを組み合わせることにより、葛花を含有する経口組成物の呈味または安定性を改善できることを見出し、本発明に至った。
【0007】
また、本発明者らは、葛花と特定の化合物とを組み合わせることにより、優れた抗肥満作用が発揮されることを見出し、本発明に至った。
【0008】
すなわち、本発明は、以下のとおりのものである。
本発明の概要は、以下の通りである。
<1> 葛花と、(A)~(D)からなる群より選ばれる1種以上の化合物を含有することを特徴とする、経口組成物。
(A)アントシアニン及びケルセチンの中から選ばれる1種以上のポリフェノール
(B)グルタミン酸、ヒスチジン、メチオニン、フェニルアラニン、トリプトファン、システイン及びグリシンの中から選ばれる1種以上のアミノ酸
(C)ヌクレオチド
(D)イヌリン
<2> 葛花と、(A)~(D)からなる群より選ばれる2種以上の化合物を含有することを特徴とする、経口組成物。
(A)アントシアニン及びケルセチンの中から選ばれる1種以上のポリフェノール
(B)グルタミン酸、ヒスチジン、メチオニン、フェニルアラニン、トリプトファン、システイン及びグリシンの中から選ばれる1種以上のアミノ酸
(C)ヌクレオチド
(D)イヌリン
<3> 葛花と、(A)の中から選ばれる1種以上の化合物、並びに(B)~(D)の中から選ばれる1種以上の化合物を含有することを特徴とする、経口組成物。
(A)アントシアニン及びケルセチンの中から選ばれる1種以上のポリフェノール
(B)グルタミン酸、ヒスチジン、メチオニン、フェニルアラニン、トリプトファン、システイン及びグリシンの中から選ばれる1種以上のアミノ酸
(C)ヌクレオチド
(D)イヌリン
<4> 葛花と、(B)の中から選ばれる1種以上の化合物、並びに(C)及び(D)の中から選ばれる1種以上の化合物を含有することを特徴とする、経口組成物。
(B)グルタミン酸、ヒスチジン、メチオニン、フェニルアラニン、トリプトファン、システイン及びグリシンの中から選ばれる1種以上のアミノ酸
(C)ヌクレオチド
(D)イヌリン
<5> 葛花と、(B)の中から選ばれる1種以上の化合物、並びに(C)を含有することを特徴とする、経口組成物。
(B)グルタミン酸、ヒスチジン、メチオニン、フェニルアラニン、トリプトファン、システイン及びグリシンの中から選ばれる1種以上のアミノ酸
(C)ヌクレオチド
<6>(C)ヌクレオチドがイノシン酸、デオキシリボ核酸(DNA)、リボ核酸(RNA)のいずれか1種以上である、<1>~<5>のいずれか一項に記載の経口組成物。
<7> 葛花と、(A)~(D)からなる群より選ばれる1種以上の化合物を含有することを特徴とする、抗肥満組成物。
(A)アントシアニン及びケルセチンの中から選ばれる1種以上のポリフェノール
(B)グルタミン酸、ヒスチジン、メチオニン、フェニルアラニン、トリプトファン、システイン及びグリシンの中から選ばれる1種以上のアミノ酸
(C)ヌクレオチド
(D)イヌリン
<8>(C)ヌクレオチドがイノシン酸、デオキシリボ核酸(DNA)、リボ核酸(RNA)のいずれか1種以上である、<7>に記載の抗肥満組成物。
<9> 葛花と、(A)~(D)からなる群より選ばれる1種以上の化合物を含有することを特徴とする、体脂肪低減組成物。
(A)アントシアニン及びケルセチンの中から選ばれる1種以上のポリフェノール
(B)グルタミン酸、ヒスチジン、メチオニン、フェニルアラニン、トリプトファン、システイン及びグリシンの中から選ばれる1種以上のアミノ酸
(C)ヌクレオチド
(D)イヌリン
<10>(C)ヌクレオチドがイノシン酸、デオキシリボ核酸(DNA)、リボ核酸(RNA)のいずれか1種以上である、<9>に記載の体脂肪低減組成物。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、葛花と特定の化合物を含有することにより、美味しさ、甘み、旨味等の呈味が改善された経口組成物を提供することができる。また、本発明によれば、葛花の保存安定性が改善された経口組成物を提供することができる。また、本発明によれば、優れた抗肥満作用を有する経口組成物を提供することができる。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明を詳細に説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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