TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025141571
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-29
出願番号2024041577
出願日2024-03-15
発明の名称包装容器及び展開体
出願人株式会社東洋新薬,株式会社クラウン・パッケージ
代理人弁理士法人 快友国際特許事務所
主分類B65D 5/66 20060101AFI20250919BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】包装容器において新規な状態で使用することができる技術を提供する。
【解決手段】包装容器は、底板と、底板から立設される側壁と、側壁から延びており、側壁を挟んで底板と対向するフラップ30と、底板を挟んでフラップと反対側において、底板に連結される蓋部20と、を備え、蓋部は、側壁と底板とによって画定される収納空間を覆っており、フラップと重なる閉位置と収納空間を開放する開位置との間で、底板に対して移動可能であり、蓋部が開位置に配置されており、収納空間が開放されている開状態と、蓋部が閉位置に配置されており、蓋部とフラップとの間に前記収納空間に連通する隙間が前記フラップの側壁側の端縁からフラップが延びる方向に離れた位置に形成される第1閉状態と、蓋部が閉位置に配置されており、蓋部とフラップとの間の隙間の少なくとも一部が閉塞される第2閉状態と、に変形可能である。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
底板と、
前記底板から立設される側壁と、
前記側壁から延びており、前記側壁を挟んで前記底板と対向するフラップと、
前記底板を挟んで前記フラップと反対側において、前記底板に連結される蓋部と、
前記蓋部に連結されている挿入片と、
前記フラップを貫通しており、前記挿入片が挿入される開口と、を備え、
前記蓋部は、前記側壁と前記底板とによって画定される収納空間を覆っており前記フラップと重なる閉位置と、前記収納空間を開放する開位置と、の間で前記底板に対して移動可能であり、
前記蓋部が前記開位置に配置されており、前記収納空間が開放されている開状態と、
前記蓋部が前記閉位置に配置されており、前記蓋部と前記フラップとの間に前記収納空間に連通する隙間が前記フラップの前記側壁側の端縁から前記フラップが延びる方向に離れた位置に形成される第1閉状態と、
前記蓋部が前記閉位置に配置されており、前記蓋部と前記フラップとの間の前記隙間の少なくとも一部が閉塞される第2閉状態と、に変形可能であり、
前記挿入片は、第1折曲線を介して前記蓋部と連結されている挿入連結部と、第2折曲線を介して前記挿入連結部の前記蓋部と反対側に連結されている前記挿入本体部と、を備え、
前記第2閉状態では、前記挿入本体部が前記開口に挿入されており、前記挿入片によって、前記蓋部と前記フラップとの間の前記隙間の少なくとも一部が閉塞され、
前記挿入片の前記開口への挿入方向に対して垂直な方向における前記挿入本体部の長さは、前記挿入連結部の長さよりも短く、
前記挿入連結部は、前記挿入片の前記開口への挿入方向の中間位置において、前記挿入方向に対して垂直な方向に延びる第3折曲線を有する、包装容器。
続きを表示(約 100 文字)【請求項2】
前記開口は、前記挿入片側に向かって湾曲している、請求項1に記載の包装容器。
【請求項3】
1枚の平板で構成されており、請求項1又は2に記載の包装容器を組立可能な展開体。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本明細書に開示の技術は、包装容器及び展開体に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、底面と、底面に連結している側面と、側面を挟んで底面と対向する前フラップと、底面に連結されている天面と、を有する包装箱が開示されている。天面を底板と対向する位置に配置することによって、包装箱が閉じられる。天面が包装箱を閉じる途中に、天面に連結される複数の係止用タブが係止用スリットに挿入される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-186039号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記の技術では、天面が開かれている状態で対象物を収納し、天面に連結される複数の係止用タブを係止用スリットに挿入しながら、天面を閉じることによって、包装箱が閉塞される。上記の技術では、包装箱が開かれている状態と閉じられている状態との2つの状態で使用することが想定されている。本明細書では、包装容器において新規な状態で使用することができる技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本明細書で開示する技術の第1の態様は、包装容器に関する。底板と、前記底板から立設される側壁と、前記側壁から延びており、前記側壁を挟んで前記底板と対向するフラップと、前記底板を挟んで前記フラップと反対側において、前記底板に連結される蓋部と、前記蓋部に連結されている挿入片と、前記フラップを貫通しており、前記挿入片が挿入される開口と、を備え、前記蓋部は、前記側壁と前記底板とによって画定される収納空間を覆っており前記フラップと重なる閉位置と、前記収納空間を開放する開位置と、の間で前記底板に対して移動可能であり、前記蓋部が前記開位置に配置されており、前記収納空間が開放されている開状態と、前記蓋部が前記閉位置に配置されており、前記蓋部と前記フラップとの間に前記収納空間に連通する隙間が前記フラップの前記側壁側の端縁から前記フラップが延びる方向に離れた位置に形成される第1閉状態と、前記蓋部が前記閉位置に配置されており、前記蓋部と前記フラップとの間の前記隙間の少なくとも一部が閉塞される第2閉状態と、に変形可能であり、前記挿入片は、第1折曲線を介して前記蓋部と連結されている挿入連結部と、第2折曲線を介して前記挿入連結部の前記蓋部と反対側に連結されている前記挿入本体部と、を備え、前記第2閉状態では、前記挿入本体部が前記開口に挿入されており、前記挿入片によって、前記蓋部と前記フラップとの間の前記隙間の少なくとも一部が閉塞され、前記挿入片の前記開口への挿入方向に対して垂直な方向における前記挿入本体部の長さは、前記挿入連結部の長さよりも短く、前記挿入連結部は、前記挿入片の前記開口への挿入方向の中間位置において、前記挿入方向に対して垂直な方向に延びる第3折曲線を有していてもよい。
【0006】
上記の包装容器では、第1閉状態において、蓋部とフラップとの間に収納空間に連通する隙間から、紙面等の薄い対象物を収納空間に収納することができる。この構成によると、開状態及び第2閉状態に加えて、第1閉状態で包装容器を使用することができる。蓋部とフラップとの隙間は、フラップの側壁側の端縁からフラップが延びる方向に離れた位置に形成される。このような構成よると、隙間を介して対象物を収納空間の部分に挿入する場合、対象物をフラップに沿わせることによって、対象物を隙間に挿入し易くすることができる。
【0007】
本明細書で開示する技術の第2の態様は、上記の第1の態様において、前記開口は、前記挿入片側に向かって湾曲していてもよい。
【0008】
この構成によると、開口に挿入片が挿入されている状態で、挿入片が開口から抜けることを抑制することができる。また、開口が湾曲しているため、挿入本体部を開口に挿入し易い。
【0009】
本明細書で開示する技術の第3の態様は、展開体に関する。展開体は、1枚の平板で構成されており、態様1または2に記載の包装容器を組立可能であってもよい。
【図面の簡単な説明】
【0010】
第2閉状態の包装容器の斜視図である。
包装容器の展開図である。
展開体から包装容器を組み立てる途中の斜視図である。
開状態の包装容器の斜視図である。
第1閉状態の包装容器の斜視図である。
第1閉状態において対象物が収納される様子を説明するための斜視図である。
第1閉状態から第2閉状態に組み立てる途中の包装容器の斜視図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

関連特許

株式会社東洋新薬
経口組成物
1か月前
株式会社東洋新薬
経口組成物
1か月前
株式会社東洋新薬
包装容器及び展開体
今日
株式会社東洋新薬
pDC活性化用経口組成物
今日
株式会社東洋新薬
気分向上又は維持用組成物、睡眠の質向上又は維持用組成物
1か月前
株式会社東洋新薬
経口組成物
1か月前
株式会社東洋新薬
テロメラーゼ発現増強剤
27日前
コタ株式会社
毛髪用糖酸化抑制剤
12日前
個人
11か月前
個人
包装体
12か月前
個人
収容箱
2か月前
個人
ゴミ箱
11か月前
個人
コンベア
4か月前
個人
段ボール箱
5か月前
個人
容器
8か月前
個人
段ボール箱
6か月前
個人
ゴミ収集器
6か月前
個人
折り畳み水槽
12か月前
個人
角筒状構造体
4か月前
個人
パウチ補助具
11か月前
個人
土嚢運搬器具
7か月前
個人
バンド
1か月前
個人
楽ちんハンド
4か月前
個人
宅配システム
6か月前
個人
閉塞装置
9か月前
個人
コード類収納具
7か月前
個人
包装容器
10日前
個人
廃棄物収容容器
1か月前
個人
お薬の締結装置
5か月前
個人
蓋閉止構造
3か月前
株式会社コロナ
梱包材
4か月前
個人
貯蔵サイロ
6か月前
株式会社和気
包装用箱
8か月前
個人
蓋閉止構造
3か月前
個人
ゴミ処理機
8か月前
個人
積み重ね用補助具
1か月前
続きを見る