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公開番号2025140140
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-29
出願番号2024039330
出願日2024-03-13
発明の名称ズームレンズおよび撮像装置
出願人富士フイルム株式会社
代理人弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類G02B 15/20 20060101AFI20250919BHJP(光学)
要約【課題】イメージサークルが大きく、広角であり、小型に構成され、良好な光学性能を有するズームレンズ、およびこのズームレンズを備えた撮像装置を提供する。
【解決手段】ズームレンズは、最も物体側に配置された正の屈折力を有する第1レンズ群と、複数のレンズ群を含む中間群と、最も像側に配置された最終レンズ群とを備える。変倍の際、隣り合うレンズ群の全ての間隔が変化する。第1レンズ群は、最も物体側から像側へ順に連続して2枚の負レンズを含み、上記2枚の負レンズのうち物体側の負レンズは物体側に凸面を向けたメニスカスレンズである。ズームレンズは、第1レンズ群の焦点距離f1と広角端における全系の焦点距離fwに関して、0.1<fw/f1<0.8の条件式を満足する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
最も物体側に配置された正の屈折力を有する第1レンズ群と、複数のレンズ群を含む中間群と、最も像側に配置された最終レンズ群とを備え、
変倍の際、隣り合うレンズ群の全ての間隔が変化し、
前記第1レンズ群は、最も物体側から像側へ順に連続して2枚の負レンズを含み、
前記2枚の負レンズのうち、物体側の負レンズは、物体側に凸面を向けたメニスカスレンズであり、
広角端における無限遠物体に合焦した状態での全系の焦点距離をfw、
前記第1レンズ群の焦点距離をf1とした場合、
0.1<fw/f1<0.8 (1)
で表される条件式(1)を満足するズームレンズ。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
無限遠物体に合焦した状態での前記第1レンズ群の最も物体側のレンズ面から前記第1レンズ群の物体側主点位置までの光軸上の距離をH1f、
望遠端における無限遠物体に合焦した状態での前記第1レンズ群の最も物体側のレンズ面から全系の物体側主点位置までの光軸上の距離をHftとし、
H1fおよびHftの符号は、前記第1レンズ群の最も物体側のレンズ面を基準として物体側を負、像側を正とした場合、
0.1<H1f/Hft<0.95 (2)
で表される条件式(2)を満足する請求項1に記載のズームレンズ。
【請求項3】
前記第1レンズ群が含む正レンズのうち最も物体側の正レンズであるL1pレンズの像側に隣接して、負の屈折力を有するL1nレンズが配置されている請求項1に記載のズームレンズ。
【請求項4】
無限遠物体に合焦した状態での前記第1レンズ群の最も物体側のレンズ面から前記第1レンズ群の物体側主点位置までの光軸上の距離をH1f、
望遠端における無限遠物体に合焦した状態での前記第1レンズ群の最も物体側のレンズ面から全系の物体側主点位置までの光軸上の距離をHftとし、
H1fおよびHftの符号は、前記第1レンズ群の最も物体側のレンズ面を基準として物体側を負、像側を正とした場合、
0.28<H1f/Hft<0.7 (2-1)
で表される条件式(2-1)を満足する請求項1に記載のズームレンズ。
【請求項5】
無限遠物体に合焦した状態での、前記第1レンズ群の物体側主点位置と前記第1レンズ群の像側主点位置との光軸上の間隔をHD1とした場合、
1.4<HD1/f1<2.16 (3)
で表される条件式(3)を満足する請求項1に記載のズームレンズ。
【請求項6】
前記第1レンズ群は、物体側から像側へ順に、第1a部分群と、第1b部分群と、第1c部分群とからなり、
合焦の際、前記第1a部分群と前記第1b部分群との間隔が変化し、前記第1b部分群と前記第1c部分群との間隔が変化する請求項1に記載のズームレンズ。
【請求項7】
前記第1b部分群の焦点距離をf1bとした場合、
0.3<f1/f1b<1 (4)
で表される条件式(4)を満足する請求項6に記載のズームレンズ。
【請求項8】
前記第1a部分群の最も像側のレンズは負レンズである請求項6に記載のズームレンズ。
【請求項9】
前記第1a部分群の最も像側の前記負レンズの物体側に隣接して正レンズが配置される請求項8に記載のズームレンズ。
【請求項10】
前記第1a部分群は負の屈折力を有する請求項6に記載のズームレンズ。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示の技術は、ズームレンズ、および撮像装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、放送用カメラ、又は映画撮影用カメラ等の撮像装置に使用可能なズームレンズとして、下記特許文献1に記載のものが知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-078849号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
イメージサークルが大きく、広角であり、小型に構成され、良好な光学性能を有するズームレンズが要望されている。これらの要求レベルは、年々高まっている。
【0005】
本開示は、イメージサークルが大きく、広角であり、小型に構成され、良好な光学性能を有するズームレンズ、およびこのズームレンズを備えた撮像装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の第1の態様は、ズームレンズであって、最も物体側に配置された正の屈折力を有する第1レンズ群と、複数のレンズ群を含む中間群と、最も像側に配置された最終レンズ群とを備え、変倍の際、隣り合うレンズ群の全ての間隔が変化し、第1レンズ群は、最も物体側から像側へ順に連続して2枚の負レンズを含み、2枚の負レンズのうち、物体側の負レンズは、物体側に凸面を向けたメニスカスレンズであり、
0.1<fw/f1<0.8 (1)
で表される条件式(1)を満足する。ここでは、広角端における無限遠物体に合焦した状態での全系の焦点距離をfwとしている。第1レンズ群の焦点距離をf1としている。
【0007】
本開示の第2の態様は、第1の態様のズームレンズにおいて、
0.1<H1f/Hft<0.95 (2)
で表される条件式(2)を満足する。ここでは、無限遠物体に合焦した状態での第1レンズ群の最も物体側のレンズ面から第1レンズ群の物体側主点位置までの光軸上の距離をH1fとしている。望遠端における無限遠物体に合焦した状態での第1レンズ群の最も物体側のレンズ面から全系の物体側主点位置までの光軸上の距離をHftとしている。H1fおよびHftの符号は、第1レンズ群の最も物体側のレンズ面を基準として物体側を負、像側を正としている。
【0008】
本開示の第3の態様は、第1の態様のズームレンズにおいて、第1レンズ群が含む正レンズのうち最も物体側の正レンズであるL1pレンズの像側に隣接して、負の屈折力を有するL1nレンズが配置されている。
【0009】
本開示の第4の態様は、第1の態様のズームレンズにおいて、
0.28<H1f/Hft<0.7 (2-1)
で表される条件式(2-1)を満足する。条件式(2-1)の記号の定義は、第2の態様の条件式(2)のものと同様である。
【0010】
本開示の第5の態様は、第1の態様のズームレンズにおいて、無限遠物体に合焦した状態での、第1レンズ群の物体側主点位置と第1レンズ群の像側主点位置との光軸上の間隔をHD1とした場合、
1.4<HD1/f1<2.16 (3)
で表される条件式(3)を満足する。
(【0011】以降は省略されています)

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