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公開番号2025135036
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-18
出願番号2022129493
出願日2022-08-16
発明の名称光学系、光学機器及び光学系の製造方法
出願人株式会社ニコン
代理人個人,個人
主分類G02B 13/00 20060101AFI20250910BHJP(光学)
要約【課題】良好な光学性能を得ることができる光学系、この光学系を備える光学機器及び光学系の製造方法を提供する。
【解決手段】カメラ1等の光学機器に用いられる光学系OLは、物体側から順に、対物光学系GOと、この対物光学系GOで結像された中間像IMを結像させる結像光学系GIとからなり、次式の条件を満足するように構成されている。
0.40 < fo/f < 0.80
但し、
fo:対物光学系GOの焦点距離
f:光学系OLの全系の焦点距離
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
物体側から順に、
対物光学系と、
前記対物光学系で結像された中間像を結像させる結像光学系とからなり、
次式の条件を満足する光学系。
0.40 < fo/f < 0.80
但し、
fo:前記対物光学系の焦点距離
f:前記光学系の全系の焦点距離
続きを表示(約 910 文字)【請求項2】
前記中間像は1つである請求項1に記載の光学系。
【請求項3】
前記結像光学系は、少なくとも2つの合焦群を有し、
合焦の際に、隣り合う各レンズ群の間隔が変化する請求項1または2に記載の光学系。
【請求項4】
合焦の際に、前記合焦群を光軸に沿って移動させることにより無限遠物体に合焦することができる請求項3に記載の光学系。
【請求項5】
次式の条件を満足する請求項3または4に記載の光学系。
0.15 < fa/fr < 0.80
但し、
fa:前記結像光学系において最も物体側にある前記合焦群より物体側にある光学系の焦点距離
fr:前記結像光学系の焦点距離
【請求項6】
次式の条件を満足する請求項1~5のいずれか一項に記載の光学系。
0.10 < TLo/TL < 0.30
但し、
TLo:前記対物光学系の最も物体側のレンズ面から前記中間像までの光軸上の距離
TL:前記光学系の光学全長
【請求項7】
次式の条件を満足する請求項1~6のいずれか一項に記載の光学系。
0.30 < |fb/fr| < 0.80
但し、
fb:前記結像光学系において最も像面側にある前記合焦群より像面側にある光学系の焦点距離
fr:前記結像光学系の焦点距離
【請求項8】
次式の条件を満足する請求項1~7のいずれか一項に記載の光学系。
0.10 < Lsum/TLr < 0.60
但し、
Lsum:前記結像光学系のレンズ総厚
TLr:前記中間像から像面までの光軸上の距離
【請求項9】
前記結像光学系内に絞りを有する請求項1~8のいずれか一項に記載の光学系。
【請求項10】
前記対物光学系の最も物体側に配置されたレンズは、球面レンズである請求項1~9のいずれか一項に記載の光学系。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、光学系、光学機器及び光学系の製造方法に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来、微小な被写体や狭小空間を近接して撮像するための光学系が提案されている(例えば、特許文献1参照)。しかしながら、さらなる光学性能の向上が要望されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-133571号公報
【発明の概要】
【0004】
本発明の第一の態様に係る光学系は、物体側から順に、対物光学系と、前記対物光学系で結像された中間像を結像させる結像光学系とからなり、次式の条件を満足する。
0.40 < fo/f < 0.80
但し、
fo:前記対物光学系の焦点距離
f:前記光学系の全系の焦点距離
【0005】
本発明の第一の態様に係る光学系の製造方法は、物体側から順に、対物光学系と、前記対物光学系で結像された中間像を結像させる結像光学系とからなる光学系の製造方法であって、次式の条件を満足するように配置する。
0.40 < fo/f < 0.80
但し、
fo:前記対物光学系の焦点距離
f:前記光学系の全系の焦点距離
【図面の簡単な説明】
【0006】
第1実施例に係る光学系のレンズ構成を示す断面図である。
第1実施例に係る光学系の無限遠合焦時の諸収差図である。
第2実施例に係る光学系のレンズ構成を示す断面図である。
第2実施例に係る光学系の無限遠合焦時の諸収差図である。
第3実施例に係る光学系のレンズ構成を示す断面図である。
第3実施例に係る光学系の無限遠合焦時の諸収差図である。
上記光学系を搭載するカメラの断面図である。
上記光学系の製造方法を説明するためのフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、好ましい実施形態について図面を参照して説明する。
【0008】
本実施形態に係る光学系OLは、図1に示すように、物体側から順に、対物光学系GOと、この対物光学系GOで結像された中間像IMを結像させる結像光学系GIとから構成されている。この構成により、良好な光学性能を得ることができる。
【0009】
また、本実施形態に係る光学系OLは、以下に示す条件式(1)を満足することが望ましい。
【0010】
0.40 < fo/f < 0.80 (1)
但し、
fo:対物光学系GOの焦点距離
f:光学系OLの全系の焦点距離(無限遠物体合焦時)
(【0011】以降は省略されています)

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