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公開番号2025140308
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-29
出願番号2024039631
出願日2024-03-14
発明の名称情報通知装置、通知パターン設定方法、プログラム及び通知パターン設定システム
出願人株式会社デンソーテン
代理人弁理士法人 佐野特許事務所
主分類G06F 40/56 20200101AFI20250919BHJP(計算;計数)
要約【課題】ユーザに大きな負担を強いることなくユーザの嗜好に沿った情報通知を可能とする。
【解決手段】情報通知装置はコントローラ及び通信部を有する。コントローラは、情報通知のパターンの生成を指示する第1テキストデータ(631)と、ユーザ(U1)の嗜好に応じた第2テキストータ(632)と、を合成することで生成指示プロンプト(630)を作成する。コントローラは、通信部を用いて、情報通知装置の外部に設けられた装置であって且つ生成AI(5)を含む外部装置(2)に対し生成指示プロンプトを送信した後、生成指示プロンプトに基づき生成AIにて生成されたAI出力情報(650)を受信する。コントローラは、AI出力情報に基づいて情報通知のパターンを設定する。
【選択図】図9
特許請求の範囲【請求項1】
コントローラを有し、ユーザに対し情報通知を行う情報通知装置であって、
前記コントローラは、前記情報通知のパターンの生成を指示する第1テキストデータと、前記ユーザの嗜好に応じた第2テキストータと、を合成することで生成指示プロンプトを作成し、
前記コントローラは、前記情報通知装置の外部に設けられた装置であって且つ生成AIを含む外部装置に対し前記生成指示プロンプトを送信した後、前記生成指示プロンプトに基づき前記生成AIにて生成されたAI出力情報を受信し、
前記コントローラは、前記AI出力情報に基づいて前記情報通知のパターンを設定する
、情報通知装置。
続きを表示(約 1,700 文字)【請求項2】
前記コントローラは、前記AI出力情報を受信した後、前記AI出力情報に基づくテストパターンにて前記ユーザに対しテスト通知を行い、前記テスト通知に対する前記ユーザの反応に応じ、前記テストパターンを前記情報通知のパターンとして設定する
、請求項1に記載の情報通知装置。
【請求項3】
前記コントローラは、前記テスト通知に対し前記ユーザが肯定の反応を示した場合、前記テストパターンを前記情報通知のパターンとして設定し、前記テスト通知に対し前記ユーザが否定の反応を示した場合、前記生成AIと協働し、前記情報通知のパターンに対する候補として新たなテストパターンを設定する
、請求項2に記載の情報通知装置。
【請求項4】
前記テスト通知に対し前記ユーザが否定の反応を示した場合、前記コントローラは、前記テスト通知に対する前記ユーザの反応に基づくテキストデータを含んだ修正指示プロンプトを作成し、前記外部装置に対し前記修正指示プロンプトを送信した後、前記修正指示プロンプトに基づき前記生成AIにて生成された新たなAI出力情報を受信し、前記新たなAI出力情報に基づき前記新たなテストパターンを設定する
、請求項3に記載の情報通知装置。
【請求項5】
前記コントローラは、前記新たなAI出力情報を受信した後、前記新たなテストパターンにて前記ユーザに対し新たなテスト通知を行い、前記新たなテスト通知に対する前記ユーザの反応に応じ、前記新たなテストパターンを前記情報通知のパターンとして設定する
、請求項4に記載の情報通知装置。
【請求項6】
前記コントローラは、前記修正指示プロンプトを作成する際、前記テスト通知を受けたときの前記ユーザの感情に応じたテキストデータを前記修正指示プロンプトに含める
、請求項4に記載の情報通知装置。
【請求項7】
前記コントローラは、前記ユーザの嗜好情報に基づいて前記第2テキストデータを作成し、前記嗜好情報に依存しない固定テキストデータにて前記第1テキストデータを作成する
、請求項1~6の何れかに記載の情報通知装置。
【請求項8】
前記コントローラは、前記ユーザに対し特定パターンにて前記情報通知を行った後、前記情報通知のパターンを前記特定パターンから変更することを要求する指示を前記ユーザから受けたとき、前記特定パターンの特性を示す特性テキストデータを前記生成指示プロンプトに含める
、請求項1~6の何れかに記載の情報通知装置。
【請求項9】
コントローラ及び通信部を有し、ユーザに対し情報通知を行う情報通知装置であって、
前記コントローラは、前記情報通知のパターンの生成を指示する第1テキストデータと、前記ユーザの嗜好に応じた第2テキストータと、を合成することで生成指示プロンプトを作成し、
前記コントローラは、前記通信部を用いて、前記情報通知装置の外部に設けられた装置であって且つ生成AIを含む外部装置に対し前記生成指示プロンプトを送信した後、前記生成指示プロンプトに基づき前記生成AIにて生成されたAI出力情報を受信し、
前記コントローラは、前記AI出力情報に基づいて前記情報通知のパターンを設定する
、情報通知装置。
【請求項10】
ユーザに対し情報通知を行う情報通知装置にて実行される通知パターン設定方法であって、
前記情報通知のパターンの生成を指示する第1テキストデータと、前記ユーザの嗜好に応じた第2テキストータと、を合成することで生成指示プロンプトを作成し、
前記情報通知装置の外部に設けられた装置であって且つ生成AIを含む外部装置に対し前記生成指示プロンプトを送信した後、前記生成指示プロンプトに基づき前記生成AIにて生成されたAI出力情報を受信し、
前記AI出力情報に基づいて前記情報通知のパターンを設定する
、通知パターン設定方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、情報通知装置、通知パターン設定方法、プログラム及び通知パターン設定システムに関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
ユーザに対して各種の情報通知を行う装置がある。情報通知の例として、カーナビゲーションシステムにおける左折案内通知及び右折案内通知等が挙げられる。情報通知はユーザに対する警告であり得る。ユーザの嗜好に合わせたパターンで情報通知を行うことが好まれる場合も多く、ユーザの嗜好を考慮して警告の方法を制御する技術も提案されている(下記特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2002-160596号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ユーザの嗜好に合わせた情報通知を装置に行わせるために、ユーザ自身が各種情報通知のパターンを装置に対して設定することも検討される。但し、このような設定の操作は複雑であり、ユーザに大きな負担を強いる。また、ユーザが設定に不慣れな場合、望むように設定ができないといった問題がある。
【0005】
本発明は、ユーザに大きな負担を強いることなくユーザの嗜好に沿った情報通知を可能とする技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る情報通知装置は、コントローラを有し、ユーザに対し情報通知を行う情報通知装置である。前記コントローラは、前記情報通知のパターンの生成を指示する第1テキストデータと、前記ユーザの嗜好に応じた第2テキストータと、を合成することで生成指示プロンプトを作成する。前記コントローラは、前記情報通知装置の外部に設けられた装置であって且つ生成AIを含む外部装置に対し前記生成指示プロンプトを送信した後、前記生成指示プロンプトに基づき前記生成AIにて生成されたAI出力情報を受信する。そして前記コントローラは、前記AI出力情報に基づいて前記情報通知のパターンを設定する。
【発明の効果】
【0007】
上記情報通知装置によれば、ユーザに複雑な設定操作を要求することなく、例えばユーザの嗜好を情報通知装置に伝えるだけで、生成AIの利用を通じユーザの嗜好に沿った情報通知のパターンを設定することが可能となる。既存の生成AIを利用することで、情報通知装置の構成は簡素で済む(コントローラ自体の処理負荷は軽くて済む)。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の実施形態に係り、ユーザと他の構成要素との関係を示す図である。
本発明の実施形態に係る車載システムの概略ブロック図である。
本発明の実施形態に係る情報通知装置の内部構成図である。
本発明の実施形態に係る振動装置の内部構成図である。
本発明の実施形態に係り、情報通知装置が実行可能な複数の通知の例を示す図である。
本発明の実施形態に係り、記録媒体に保存される基本テーブル及びカスタムテーブルの構成図である。
本発明の実施形態に係る情報通知装置の動作フローチャートである。
本発明の実施形態に係り、情報通知装置にて行われる基本通知処理及びカスタム通知処理の例を示す図である。
本発明の実施形態に係り、カスタムパターンの生成及び設定に関わる動作の流れを示す図である。
本発明の実施形態に属する第1実施例に係り、図9の動作の流れにおけるプロンプト等の具体例を示す図である。
本発明の実施形態に属する第1実施例に係り、図9の動作の流れにおけるプロンプト等の具体例を示す図である。
本発明の実施形態に属する第2実施例に係り、通知パターン調整処理のフローチャートである。
本発明の実施形態に属する第4実施例に係り、通知のパターンの設定に関わる具体例を示す図である。
本発明の実施形態に属する第7実施例に係り、情報通知装置内のコントローラの機能ブロック図である。
本発明の実施形態に属する第8実施例に係り、情報通知装置の変形構成図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施形態の例を、図面を参照して具体的に説明する。参照される各図において、同一の部分には同一の符号を付し、同一の部分に関する重複する説明を原則として省略する。尚、本明細書では、記述の簡略化上、情報、信号、物理量、機能部、回路、素子又は部品等を参照する記号又は符号を記すことによって、該記号又は符号に対応する情報、信号、物理量、機能部、回路、素子又は部品等の名称を省略又は略記することがある。
【0010】
図1に本発明の実施形態にて想定されるユーザU1と他の構成要素との関係を示す。ユーザU1は車両V1の乗員である。ユーザU1は車両V1のドライバ(運転者)である。但し、ユーザU1はドライバ以外の乗員(即ち車両V1の同乗者)であっても良い。車両V1は任意の種類の車両である。ここでは車両V1は路面上を走行する自動車等であるとする。車両V1に対し車載システム1が搭載され、車載システム1の各構成部品は車両V1の適所に設置される。
(【0011】以降は省略されています)

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