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公開番号
2025141017
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-29
出願番号
2024040728
出願日
2024-03-15
発明の名称
通知装置およびプログラム
出願人
株式会社デンソーテン
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
G08G
1/16 20060101AFI20250919BHJP(信号)
要約
【課題】車両が実際に膨らんで右左折する前に注意喚起を通知することができる通知装置およびプログラムを提供する。
【解決手段】実施形態の一態様に係る通知装置においては、コントローラを備える。コントローラは、車両の右左折時における運転者の過去の運転状態を示す運転履歴情報に応じて、運転者に、車両が右左折方向とは反対側に一旦膨らんでから右左折する膨らみ運転の傾向があるか否かを判定する。コントローラは、運転者に膨らみ運転の傾向があると判定した場合、車両が右左折する際に車両の運転状態が膨らみ運転の兆候を示したタイミングで当該運転者に対して注意喚起を通知する。
【選択図】図1B
特許請求の範囲
【請求項1】
車両の右左折時における運転者の過去の運転状態を示す運転履歴情報に応じて、前記運転者に、前記車両が右左折方向とは反対側に一旦膨らんでから右左折する膨らみ運転の傾向があるか否かを判定し、
前記運転者に前記膨らみ運転の傾向があると判定した場合、前記車両が右左折する際に前記車両の運転状態が前記膨らみ運転の兆候を示したタイミングで当該運転者に対して注意喚起を通知するコントローラ、
を備える通知装置。
続きを表示(約 990 文字)
【請求項2】
前記コントローラは、
前記車両が右左折する前に右左折方向とは反対側の車線に寄る運転状態が前記運転履歴情報に含まれる場合、前記運転者に前記膨らみ運転の傾向があると判定する、
請求項1に記載の通知装置。
【請求項3】
前記コントローラは、
前記車両が右左折する際、前記車両の方向指示器が示す方向とは反対側の方向にハンドルを切る運転状態が前記運転履歴情報に含まれる場合、前記運転者に前記膨らみ運転の傾向があると判定する、
請求項1に記載の通知装置。
【請求項4】
前記コントローラは、
前記車両が右左折する際、車速が閾値速度以上である運転状態が前記運転履歴情報に含まれる場合、前記運転者に前記膨らみ運転の傾向があると判定する、
請求項1に記載の通知装置。
【請求項5】
前記コントローラは、
前記車両が右左折する際、前記車両の方向指示器が示す方向と前記運転者の視線の方向とが同じであり、かつ、前記車両の方向指示器が示す方向とは反対側の方向にハンドルを切る運転状態が前記運転履歴情報に含まれる場合、前記運転者に無意識で前記膨らみ運転を行う傾向があると判定する、
請求項1に記載の通知装置。
【請求項6】
前記コントローラは、
前記車両が右左折する前に右左折方向とは反対側の車線に寄る運転状態になった場合、前記膨らみ運転の兆候を示したと判定する、
請求項1に記載の通知装置。
【請求項7】
前記コントローラは、
前記車両が右左折する前の車速が右左折前閾値以上の場合、前記膨らみ運転の兆候を示したと判定する、
請求項1に記載の通知装置。
【請求項8】
車両の右左折時における運転者の過去の運転状態を示す運転履歴情報に応じて、前記運転者に、前記車両が右左折方向とは反対側に一旦膨らんでから右左折する膨らみ運転の傾向があるか否かを判定し、
前記運転者に前記膨らみ運転の傾向があると判定した場合、前記車両が右左折する際に前記車両の運転状態が前記膨らみ運転の兆候を示したタイミングで当該運転者に対して注意喚起を通知すること、
をコンピュータに実行させるプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、通知装置およびプログラムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
車両の右左折時に車両が右左折方向とは反対側に一旦膨らんでから右左折する膨らみ運転は、周辺の他車両の走行に影響を与え危険である。そこで、従来、膨らみ運転を検知した場合に、注意喚起を通知する技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第4949750号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来技術は、車両の右左折時に車両が実際に膨らんで右左折した後に注意喚起を通知するものであるため、通知するタイミングとしては遅かった。
【0005】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、車両が実際に膨らんで右左折する前に注意喚起を通知することができる通知装置およびプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決し、目的を達成するために、本発明の通知装置は、コントローラを備える。コントローラは、車両の右左折時における運転者の過去の運転状態を示す運転履歴情報に応じて、前記運転者に、前記車両が右左折方向とは反対側に一旦膨らんでから右左折する膨らみ運転の傾向があるか否かを判定する。コントローラは、前記運転者に前記膨らみ運転の傾向があると判定した場合、前記車両が右左折する際に前記車両の運転状態が前記膨らみ運転の兆候を示したタイミングで当該運転者に対して注意喚起を通知する。
【発明の効果】
【0007】
本発明のコントローラは、運転者の運転履歴情報に応じて、運転者に膨らみ運転の傾向があるか否かを判定する。コントローラは、運転者に膨らみ運転の傾向があると判定した場合に、車両が今回右左折する際に車両の運転状態が膨らみ運転の兆候を示したタイミングで、注意喚起を通知する。これにより、本発明は、車両が実際に膨らんで右左折する前に注意喚起を通知することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1Aは、実施形態に係る通知方法の概要を説明するための図である。
図1Bは、実施形態に係る通知方法の概要を説明するための図である。
図2は、実施形態に係る通知装置を含む通知システムの構成例を示すブロック図である。
図3は、走行位置情報の一例を示す図である。
図4は、走行位置情報の項目を説明するための図である。
図5は、逆ハンドル情報の一例を示す図である。
図6は、車速情報の一例を示す図である。
図7は、実施形態に係るコントローラが実行する運転傾向判定処理の一例を示すフローチャートである。
図8は、実施形態に係るコントローラが実行する通知処理の一例を示すフローチャートである。
図9は、膨らみ運転を意識的に行う運転者に対して、注意喚起の通知が行われた出力部を示す図である。
図10は、無意識で膨らみ運転を行う運転者に対して、注意喚起の通知が行われた出力部を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付図面を参照して、本願の開示する通知装置およびプログラムの実施形態を詳細に説明する。なお、以下に示す実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
【0010】
<通知方法の概要>
以下では先ず、実施形態に係る通知装置が行う通知方法の概要について図1A,1Bを参照して説明する。図1A,1Bは、実施形態に係る通知装置が行う通知方法の概要を説明するための図である。
(【0011】以降は省略されています)
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