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公開番号
2025131291
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-09
出願番号
2024028946
出願日
2024-02-28
発明の名称
車載装置及び排出方法
出願人
株式会社デンソーテン
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
G08G
1/00 20060101AFI20250902BHJP(信号)
要約
【課題】事故車両を確実に特定すること。
【解決手段】実施形態に係る車載装置30は、車両Vの情報を記憶したRFIDタグ40と、RFIDタグ40を収納する排出装置311、排出装置312及び排出装置313と、各排出装置を制御するコントローラ34と、を備える。コントローラ34は、車両Vに備えられたセンサのデータに基づき事故の発生が検出され、かつ車両Vとセンタとの間で通信ができない場合に、各排出装置にRFIDタグ40を排出させる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
車両の情報を記憶した記憶媒体を収納する排出装置と、
前記排出装置を制御するコントローラと、
を備え、
前記コントローラは、
前記車両に備えられたセンサのデータに基づき事故の発生が検出され、かつ前記車両と通信先との間で通信ができない場合に、前記排出装置に前記記憶媒体を排出させる
車載装置。
続きを表示(約 850 文字)
【請求項2】
前記記憶媒体は、RFIDタグである
請求項1に記載の車載装置。
【請求項3】
前記記憶媒体は、点滅するランプを備える
請求項1に記載の車載装置。
【請求項4】
前記記憶媒体は、長円形の円盤型である
請求項1に記載の車載装置。
【請求項5】
前記コントローラは、
前記車両の位置があらかじめ定められた前記車両の所有者の自宅の駐車場以外の位置であり、かつ前記車両に備えられたセンサのデータに基づき事故の発生が検出され、かつ前記車両と通信先との間で通信ができない場合に、前記排出装置に前記記憶媒体を排出させる
請求項1に記載の車載装置。
【請求項6】
前記排出装置は、前記車両の底面の中心を通り、前記車両の前後方向に延びた直線と重なる位置に、前記記憶媒体を排出する排出口を備える
請求項1に記載の車載装置。
【請求項7】
前記記憶媒体は、前記車両の所有者を識別する情報、前記車両を識別する情報、前記車両に備えられたカメラによって撮影された映像、前記車両の速度、及び前記車両の加速度を記憶する
請求項1に記載の車載装置。
【請求項8】
前記コントローラは、前記車両に備えられたカメラによって撮影された映像、及び前記車両に備えられたマイクによって収集された音声に基づき事故の発生が検出され、かつ前記車両と通信先との間で通信ができない場合に、前記排出装置に前記記憶媒体を排出させる
請求項1に記載の車載装置。
【請求項9】
車両の情報を記憶した記憶媒体を収納する排出装置を備えた車載装置によって実行される排出方法であって、
前記車両に備えられたセンサのデータに基づき事故の発生が検出され、かつ前記車両と通信先との間で通信ができない場合に、前記排出装置に前記記憶媒体を排出させる
排出方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車載装置及び排出方法に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
車両の事故現場に落ちている部品及び塗料から、事故にかかわった車両を絞り込んでいく方法がある。この方法では、時間がかかる上に、車両を特定することが難しい。また、通信環境が整っていない山間部等では、車両の通信に基づく事故の検出は困難である。
【0003】
これに対し、車両のヘッドライトカバーのような外装部品に、車両の車体情報等のデータが記録されたRFID(Radio Frequency Identification)タグを埋め込む方法が提案されている(例えば、特許文献1を参照)。特許文献1に記載の方法によれば、事故の際に落下したRFIDタグを読み取ることで車両を特定することが可能になる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2006-232029号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、従来の技術では、事故車両を特定できない場合がある。例えば、特許文献1に記載の技術では、RFIDタグが埋め込まれた外装部品が破壊されなければ、RFIDタグが落下しない。このため、車両が接触事故を起こした場合であっても、外装部品が破壊されていない場合、RFIDタグが落下せず車両の特定ができない。
【0006】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、事故車両をより確実に特定できる車載装置及び排出方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係る車載装置は、車両の情報を記憶した記憶媒体を収納する排出装置と、排出装置を制御するコントローラと、を備える。コントローラは、車両に備えられたセンサのデータに基づき事故の発生が検出され、かつ車両と通信先との間で通信ができない場合に、排出装置に記憶媒体を排出させる。
【発明の効果】
【0008】
本発明の車載装置は、センサ等によって事故の発生を検知した場合に、通信環境を考慮した上で、車両の情報を記憶した記憶媒体を能動的に排出する。このため、車載装置は、記憶媒体が収納された容器が破壊されない場合であっても、事故現場に記憶媒体を残すことができる。その結果、より確実な事故車両の特定が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、実施形態に係る車両の構成例を示す図である。
図2は、RFIDタグの構成例を示す図である。
図3は、RFIDタグの構成例を示す図である。
図4は、排出口の配置を説明する図である。
図5は、実施形態に係る車載装置の処理手順を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、添付図面を参照して、本願の開示する車載装置及び排出方法の実施形態を詳細に説明する。なお、以下に示す実施形態により本発明が限定されるものではない。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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