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公開番号
2025136019
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-19
出願番号
2024034173
出願日
2024-03-06
発明の名称
情報処理装置および情報処理プログラム
出願人
株式会社デンソーテン
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
G08G
1/16 20060101AFI20250911BHJP(信号)
要約
【課題】死角領域に存在する物体の判定精度を向上することができる情報処理装置および情報処理プログラムを提供する。
【解決手段】実施形態係る情報処理装置は、カメラによって撮像される映像に対して設定する検知領域に検知対象物が進入したことを画像認識によって検知すると、検知領域に進入した検知対象物に対して第1のIDを付与する。情報処理装置は、検知領域から検知領域よりも下側に設定する死角領域に検知対象物が移動したことを画像認識によって検知すると、第1のIDを付与された検知対象物に対して第1のIDを保持したまま第2のIDを付与する。情報処理装置は、第2のIDを付与された検知対象物が死角領域から検知領域に再侵入したことを画像認識によって検知すると、第2のIDを付与された検知対象物の第1のIDを保持したまま第2のIDを削除する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
カメラによって撮像される映像に対して設定する検知領域に検知対象物が進入したことを画像認識によって検知すると、前記検知領域に進入した前記検知対象物に対して第1のIDを付与し、
前記検知領域から前記検知領域よりも下側に設定する死角領域に前記検知対象物が移動したことを画像認識によって検知すると、前記第1のIDを付与された前記検知対象物に対して前記第1のIDを保持したまま第2のIDを付与し、
前記第2のIDを付与された前記検知対象物が前記死角領域から前記検知領域に再侵入したことを画像認識によって検知すると、前記第2のIDを付与された前記検知対象物の前記第1のIDを保持したまま前記第2のIDを削除する
情報処理装置。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記カメラを備える車両のユーザが前記検知領域に進入したことを画像認識によって検知すると、前記第1のIDおよび前記第2のIDを付与された前記検知対象物の前記第1のIDおよび前記第2のIDを削除する
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記第1のIDを付与され、かつ前記第2のIDを付与されていない前記検知対象物が存在する場合に第1の態様で警報を出力し、
前記第1のIDおよび前記第2のIDを付与された前記検知対象物が存在し、かつ前記カメラを備える車両が前記第1のIDおよび前記第2のIDを付与された前記検知対象物の方向へ移動することを検知すると、前記第1の態様とは異なる第2の態様で警報を出力する
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記カメラを備える車両のユーザが前記検知領域に進入したことを画像認識によって検知すると、前記第2の態様での警報を解除する
請求項3に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記第1のIDおよび前記第2のIDを付与された前記検知対象物が存在する場合に、目視による前記死角領域の確認を、前記カメラを備える車両のユーザに要求する
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記死角領域から発せられる音声を取得する指向性マイクによって取得される音声情報に基づいて前記死角領域に存在する検知対象物を推定する
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項7】
カメラによって撮像される映像に対して設定する検知領域に検知対象物が進入したことを画像認識によって検知すると、前記検知領域に進入した前記検知対象物に対して第1のIDを付与する手順と、
前記検知領域から前記検知領域よりも下側に設定する死角領域に前記検知対象物が移動したことを画像認識によって検知すると、前記第1のIDを付与された前記検知対象物に対して前記第1のIDを保持したまま第2のIDを付与する手順と、
前記第2のIDを付与された前記検知対象物が前記死角領域から前記検知領域に再侵入したことを画像認識によって検知すると、前記第2のIDを付与された前記検知対象物の前記第1のIDを保持したまま前記第2のIDを削除する手順と
をコンピュータに実行させる情報処理プログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
開示の実施形態は、情報処理装置および情報処理プログラムに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
車両の周辺を監視する監視装置は、例えば、カメラ等のセンサの検出範囲に存在する歩行者や他車両等の対象物体が自車両に近づいたことをセンサによって検知した場合に警報を出力する。センサは、検出範囲外に検知対象物を検知できない死角領域が存在する。
【0003】
監視装置は、かかる死角領域に注意喚起が必要な物体が存在する場合も警報を出力することが望ましい。そのため、物体がセンサの検出範囲を横切って検出範囲外の死角領域に移動した場合に、死角領域に物体が存在すると判定する技術がある(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2023-15557号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、従来の監視装置は、物体が検知領域から死角領域に物体が移動したことを検知できても、その後の物体の挙動を考慮していないため、死角領域に移動した物体が継続して死角領域に存在しているのか否かの正確な判定を行えない。
【0006】
実施形態の一態様は、上記に鑑みてなされたものであって、死角領域に存在する物体の判定精度を向上することができる情報処理装置および情報処理プログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
実施形態の一態様に係る情報処理装置は、カメラによって撮像される映像に対して設定する検知領域に検知対象物が進入したことを画像認識によって検知すると、前記検知領域に進入した前記検知対象物に対して第1のIDを付与する。前記情報処理装置は、前記検知領域から前記検知領域よりも下側に設定する死角領域に前記検知対象物が移動したことを画像認識によって検知すると、前記第1のIDを付与された前記検知対象物に対して前記第1のIDを保持したまま第2のIDを付与する。前記情報処理装置は、前記第2のIDを付与された前記検知対象物が前記死角領域から前記検知領域に再侵入したことを画像認識によって検知すると、前記第2のIDを付与された前記検知対象物の前記第1のIDを保持したまま前記第2のIDを削除する。
【発明の効果】
【0008】
実施形態の一態様に係る情報処理装置および情報処理プログラムは、検知対象物の死角領域への出入りを検知対象物に付与するIDによって管理し、第2のIDを付与された検知対象物が存在するか否かによって死角領域における検知対象物の有無を判定する。これにより、情報処理装置および情報処理プログラムは、死角領域に存在する物体の判定精度を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、実施形態に係る検知対象物の監視方法の説明図である。
図2は、実施形態に係る情報処理装置の構成例を示す説明図である。
図3は、実施形態に係る検知対象物情報の一例を示す説明図である。
図4は、実施形態に係る情報処理装置の動作例を示す説明図である。
図5は、実施形態に係る情報処理装置の動作例を示す説明図である。
図6は、実施形態に係る情報処理装置の動作例を示す説明図である。
図7は、実施形態に係る情報処理装置の動作例を示す説明図である。
図8は、実施形態に係る情報処理装置の動作例を示す説明図である。
図9は、実施形態に係る情報処理装置の動作例を示す説明図である。
図10は、実施形態に係るコントローラが実行する処理の一例を示すフローチャートである。
図11は、実施形態に係るコントローラが実行する処理の一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、添付図面を参照して、情報処理装置および情報処理プログラムの実施形態を詳細に説明する。なお、以下に示す実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
(【0011】以降は省略されています)
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