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公開番号2025141116
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-29
出願番号2024040888
出願日2024-03-15
発明の名称受電装置、受電装置が行う方法およびプログラム
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H02J 50/80 20160101AFI20250919BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】受電装置と対応品とが組み合わされて使用される場合に、電力伝送処理時の対応品の影響を考慮した適切な処理を行う。
【解決手段】受電装置101は、対応品201と組み合わせて使用され、送電装置301から無線で受電する。受電装置は、受電装置と対応品とが組み合わされたことを検知し、受電装置と対応品とが組み合わされたことが検知されたか否かに基づいて、受電装置と送電装置の状態を検出する状態検出処理に用いられるパラメータを決定する。
【選択図】図13


特許請求の範囲【請求項1】
受電装置であって、
前記受電装置と対応品とが組み合わされたことを検知する検知手段と、
前記受電装置と前記対応品とが組み合わされたことが検知されたか否かに基づいて、前記受電装置と送電装置の状態を検出する状態検出処理に用いられるパラメータを決定する決定手段と、を有する
ことを特徴とする受電装置。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記対応品が有するNFC(Near Field Communication)タグからタグ情報を取得する取得手段をさらに有し、
前記決定手段は、前記受電装置と前記対応品とが組み合わされたことが検知された場合に、前記タグ情報に基づいて、前記パラメータを決定する
ことを特徴とする請求項1に記載の受電装置。
【請求項3】
前記タグ情報は、前記対応品の製品情報を含み、
前記決定手段は、当該対応品の製品情報に基づいて前記パラメータを決定する
ことを特徴とする請求項2に記載の受電装置。
【請求項4】
前記決定手段は、前記受電装置が前記対応品の製品情報に基づくパラメータを有する場合、当該パラメータを前記状態検出処理に用いられるパラメータとして決定し、前記対応品の製品情報に基づくパラメータを有さない場合、前記対応品が前記受電装置に組み合わされていない状態において取得されたパラメータを、前記状態検出処理に用いられるパラメータとして決定する
ことを特徴とする請求項3に記載の受電装置。
【請求項5】
前記タグ情報は、前記パラメータを特定するための情報を含み、
前記決定手段は、当該パラメータを特定するための情報に基づいて前記パラメータを決定する
ことを特徴とする請求項2に記載の受電装置。
【請求項6】
前記タグ情報は、前記状態検出処理における前記対応品の影響を補正するための補正情報を含み、
前記決定手段は、当該補正情報に基づいて前記パラメータを決定する
ことを特徴とする請求項2に記載の受電装置。
【請求項7】
前記対応品の認証処理を行う認証手段をさらに有する
ことを特徴とする請求項2に記載の受電装置。
【請求項8】
前記認証手段は、前記タグ情報のうち第1の情報に基づいて前記認証処理を行い、
前記決定手段は、前記認証処理による前記対応品の認証が成功した場合、前記タグ情報のうち前記第1の情報とは異なる第2の情報に基づいて、前記パラメータを決定する
ことを特徴とする請求項7に記載の受電装置。
【請求項9】
前記決定手段は、前記認証処理による前記対応品の認証が成功していない場合、前記対応品が前記受電装置に組み合わされていない状態において取得されたパラメータを、前記状態検出処理に用いられるパラメータとして決定する
ことを特徴とする請求項7に記載の受電装置。
【請求項10】
前記決定手段は、前記認証処理による前記対応品の認証が成功せず、かつ、前記タグ情報のうち、前記状態検出処理における前記対応品の影響を補正するための補正情報が取得された場合、当該補正情報に基づいて前記パラメータを決定する
ことを特徴とする請求項7に記載の受電装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、近距離無線通信に利用されるタグを持つ対応品と組み合わされて使用され得るデバイスの技術に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
近距離無線通信のための規格として、NFC(Near Field Communication)規格が知られている。NFC規格において、搬送波を送電し当該搬送波に変調をかけることで、通信相手となる機器を検出するためのメッセージを送信することをポーリング(polling)と言う。ポーリングは、NFC規格のリーダライタという機能を有する装置により送信される。また、リーダライタが送信するポーリングを受信し、リーダライタが送電する搬送波に負荷変調をかけてこのポーリングに応答する機能を有する機器をNFCタグと言う。NFC規格でやり取りされる情報は、NDEF(NFC Data Exchange Format)と呼ばれるデータ形式に従う。複数のNDEF情報が単一のタグに設定されることも可能であり、読取機器は、一回のNFC通信でNFCタグに設定された複数のNDEF情報をNFCタグから読み取ることができる。読み取ったNDEF情報をどう処理するかは機器に任されている。
【0003】
近年、NFCを物品の認証に使用する技術が普及している。特に、デバイスに取り付けられたり、組み合わせて使用されたりするアクセサリや部品などが、そのデバイスに対応したものであるかを確認するために、NFCによる認証技術が開発されている。
【0004】
特許文献1には、RFID(Radio Frequency IDentification)タグを備える携帯電話の構造に関する技術が開示されている。具体的には、RFID規格に基づくリーダライタのアンテナが、携帯電話本体の電池パックカバーに設けられる。そして、携帯電話の本体内に配置された、当該リーダライタの回路基板が、電池パックに取り付けられたRFIDタグから、電池パックの真贋(純正品か否か)を判定するためのIDを読み取る。
【0005】
また、特許文献2には、ワイヤレス電力伝達システムにおいて、送電器および受電器の特性が異物検出に反映されるように、送電器および受電器が互いに較正を行うことが記載されている。また、その較正を行うにあたり、スケールファクタやオフセット等のパラメータを用いることが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2012-134796号公報
特表2017-511109号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
送電装置から無線で受電を行う受電装置に、アクセサリ品などの対応品が組み合わせられる(例えば取り付けられる)場合、その対応品の影響を考慮しないと、送電装置および受電装置の間で効率的な電力伝送を行うことができなくなるおそれがある。
【0008】
本開示は、受電装置と対応品とが組み合わされて使用される場合に、電力伝送処理時の対応品の影響を考慮した適切な処理を行うことができる技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本開示の一形態に係る受電装置は、前記受電装置と対応品とが組み合わされたことを検知する検知手段と、前記受電装置と前記対応品とが組み合わされたことが検知されたか否かに基づいて、前記受電装置と送電装置の状態を検出する状態検出処理に用いられるパラメータを決定する決定手段と、を有する。
【発明の効果】
【0010】
本開示によれば、受電装置と対応品とが組み合わされて使用される場合に、電力伝送処理時の対応品の影響を考慮した適切な処理を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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