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公開番号
2025141529
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-29
出願番号
2024041508
出願日
2024-03-15
発明の名称
車両構造
出願人
本田技研工業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B62J
43/16 20200101AFI20250919BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約
【課題】車両の小型化に寄与し、そして、延いてはエネルギー効率の改善に寄与する。
【解決手段】車両構造は、車両(1)の動作に使用される電力を蓄える蓄電池(100)と、前記車両(1)の乗員が着座するシート(15)と、前記シート(15)の荷重を受ける荷重受け部(70)と、前記車両(1)の動作に使用される電装部品(9)と、を備え、前記蓄電池(100)は、前記荷重受け部(70)を介して前記シート(15)を支持し、前記電装部品(9)は、前記シート(15)と前記蓄電池(100)との間に配置される。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
車両(1)の動作に使用される電力を蓄える蓄電池(100)と、
前記車両(1)の乗員が着座するシート(15)と、
前記シート(15)の荷重を受ける荷重受け部(70)と、
前記車両(1)の動作に使用される電装部品(9)と、を備え、
前記蓄電池(100)は、前記荷重受け部(70)を介して前記シート(15)を支持し、
前記電装部品(9)は、前記シート(15)と前記蓄電池(100)との間に配置される、
車両構造。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
車両(1)の動作に使用される電力を蓄える蓄電池(100)と、
前記車両(1)の乗員が着座するシート(15)と、
前記シート(15)の荷重を受ける荷重受け部(70)と、を備え、
前記蓄電池(100)は、車両側面視で長手方向を有し、車体フレーム(5)のダウンフレーム(21)の下部からピボット軸(PV)の手前まで延びる長形状部(103)と、前記長形状部(103)の後部から上方に起立する起立部(104)と、を備え、
前記起立部(104)の上部に前記荷重受け部(70)を備える、
車両構造。
【請求項3】
前記車両(1)の動作に使用される電装部品(9)を備え、
前記電装部品(9)は、前記荷重受け部(70)に支持される、
請求項1又は2に記載の車両構造。
【請求項4】
前記電装部品(9)は、ステー(90)を介して前記荷重受け部(70)に支持され、
前記ステー(90)は、前記荷重受け部(70)とは反対側に、前記電装部品(9)に接続される配線(65)を支持する配線支持部(92,93)を備える、
請求項3に記載の車両構造。
【請求項5】
前記ステー(90)における前記電装部品(9)を支持する本体支持部(91)には、前記荷重受け部(70)を避けるように凹む凹部(91c)が形成される、請求項4に記載の車両構造。
【請求項6】
前記荷重受け部(70)は、前記電装部品(9)の前方に配置され、
前記荷重受け部(70)において車両前面視で前記電装部品(9)と重なる部分に、空隙(75)が形成される、
請求項3に記載の車両構造。
【請求項7】
前記空隙(75)は、前記車両前面視で前記電装部品(9)に設けられた冷却フィン(61)と重なる、
請求項6に記載の車両構造。
【請求項8】
前記電装部品(9)と前記蓄電池(100)との間に、隙間(120)が形成される、
請求項3に記載の車両構造。
【請求項9】
前記隙間(120)は、前記電装部品(9)の下面と前記蓄電池(100)の上面との間に形成され、
前記電装部品(9)の下面及び前記蓄電池(100)の上面の各々の少なくとも一部は、車両側面視で互いに平行に配置される、
請求項8に記載の車両構造。
【請求項10】
前記シート(15)の下方に空間(46)を形成する箱部(45)を更に備え、
前記箱部(45)に、切欠き部(47)が形成され、
前記電装部品(9)は、前記切欠き部(47)に収容される、
請求項3に記載の車両構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両構造に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、低炭素社会又は脱炭素社会の実現に向けた取り組みが活発化し、車両においてもCO
2
排出量の削減やエネルギー効率の改善のために、電動化技術に関する研究開発が行われている。
例えば、特許文献1には、走行動力を発生する電動モータと、電動モータに電力を供給するバッテリが収容されたバッテリケースと、運転者が着座可能なシートと、を備えた鞍乗型電動車両が開示されている。この車両では、シートの荷重をバッテリケースで受ける構造とされている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第7354800号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、電動化技術に関する技術においては、車両の小型化が課題である。例えば上記特許文献1の技術では、バッテリケースの内部に制御装置が入っており、バッテリケースが大型化しているため、設計自由度が制限される。よって制御装置をバッテリケースの外部に配置しつつ、制御装置を適切に配置することが求められる。
【0005】
本願は上記課題の解決のため、電装部品ひいては車両の小型化の達成を目的としたものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題の解決手段として、本発明の態様は以下の構成を有する。
(1)本発明の態様に係る車両構造は、車両(1)の動作に使用される電力を蓄える蓄電池(100)と、前記車両(1)の乗員が着座するシート(15)と、前記シート(15)の荷重を受ける荷重受け部(70)と、前記車両(1)の動作に使用される電装部品(9)と、を備え、前記蓄電池(100)は、前記荷重受け部(70)を介して前記シート(15)を支持し、前記電装部品(9)は、前記シート(15)と前記蓄電池(100)との間に配置される。
この構成によれば、蓄電池が荷重受け部を介してシートを支持していることで、荷重受け部の周囲には空間が形成される。そのため、荷重受け部の周囲の空間を利用して、シートと蓄電池との間に電装部品を配置することができる。したがって、車両の小型化に寄与する。そして、延いてはエネルギー効率の改善に寄与する。
【0007】
(2)本発明の態様に係る車両構造は、車両(1)の動作に使用される電力を蓄える蓄電池(100)と、前記車両(1)の乗員が着座するシート(15)と、前記シート(15)の荷重を受ける荷重受け部(70)と、を備え、前記蓄電池(100)は、車両側面視で長手方向を有し、車体フレーム(5)のダウンフレーム(21)の下部からピボット軸(PV)の手前まで延びる長形状部(103)と、前記長形状部(103)の後部から上方に起立する起立部(104)と、を備え、前記起立部(104)の上部に前記荷重受け部(70)を備える。
この構成によれば、車体フレームの下部を前後に延びる長形状部でバッテリ容量を確保しつつ、長形状部の後部上方に突出する起立部でシート荷重を受ける為、シート近傍で高い剛性を担保してシート荷重を受けることができる。
【0008】
(3)上記(1)又は(2)に記載の車両構造では、前記車両(1)の動作に使用される電装部品(9)を備え、前記電装部品(9)は、前記荷重受け部(70)に支持されていてもよい。
この構成によれば、シート荷重を受ける強度のある荷重受け部に電装部品が支持されることで、電装部品の安定性を高めることができる。
【0009】
(4)上記(3)に記載の車両構造では、前記電装部品(9)は、ステー(90)を介して前記荷重受け部(70)に支持され、前記ステー(90)は、前記荷重受け部(70)とは反対側に、前記電装部品(9)に接続される配線(106)を支持する配線支持部(92,93)を備えていてもよい。
この構成によれば、ステーにおいてレイアウト自由度が高い側に、配線支持部を設けることができる。
【0010】
(5)上記(4)に記載の車両構造では、前記ステー(90)における前記電装部品(9)を支持する本体支持部(91)には、前記荷重受け部(70)を避けるように凹む凹部(91c)が形成される。
この構成によれば、ステーの本体支持部と荷重受け部との干渉を避けつつこれらを近接させ、電装部品の荷重を荷重受け部で効率よく支持することができる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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