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公開番号2025141776
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-29
出願番号2024193383
出願日2024-11-05
発明の名称露出制御装置、露出制御装置の作動方法、露出制御装置の作動プログラム、焦点制御装置、並びに撮像装置
出願人富士フイルム株式会社
代理人弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類G03B 7/091 20210101AFI20250919BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】合焦精度を高めることが可能な露出制御装置、露出制御装置の作動方法、露出制御装置の作動プログラム、焦点制御装置、並びに撮像装置を提供する。
【解決手段】撮像装置は、被写体を撮像するための通常画素と、位相差を検出するための位相差検出用画素とを含む撮像素子の露出を制御する露出制御装置である制御部を備える。制御部のCPUは第2露出条件設定部として機能する。第2露出条件設定部は、焦点調整領域内の位相差検出用画素の最大輝度値と飽和レベルとの差に応じた露出補正処理を行う。
【選択図】図11
特許請求の範囲【請求項1】
被写体を撮像するための通常画素と、位相差を検出するための位相差検出用画素とを含む撮像素子の露出を制御する露出制御装置であって、
プロセッサを備え、
前記プロセッサは、
設定領域内の前記位相差検出用画素の最大輝度値と飽和レベルとの差に応じた露出補正処理を行う、
露出制御装置。
続きを表示(約 980 文字)【請求項2】
前記プロセッサは、
前記露出補正処理として、前記差に基づいた露出補正量を算出し、
前記露出補正量に基づいて、前記位相差検出用画素への露光を行わせる請求項1に記載の露出制御装置。
【請求項3】
前記飽和レベルには、前記設定領域内の前記位相差検出用画素の最大輝度値が飽和しない上限の値が設定される請求項1に記載の露出制御装置。
【請求項4】
前記プロセッサは、
前記被写体に応じて前記飽和レベルを変更する請求項1に記載の露出制御装置。
【請求項5】
前記プロセッサは、
機械学習モデルによって判定された被写体クラスに応じて前記飽和レベルを変更する請求項4に記載の露出制御装置。
【請求項6】
前記位相差検出用画素には特定色のフィルタが配されており、
前記プロセッサは、
前記特定色の被写体の割合が予め設定された第1閾値以上であった場合、前記特定色の被写体の割合が前記第1閾値未満の場合よりも、前記飽和レベルを高く設定する請求項4に記載の露出制御装置。
【請求項7】
前記プロセッサは、
設定された露出にて前記通常画素で前記被写体を撮像した場合の前記設定領域内の前記通常画素の最大輝度値から、前記位相差検出用画素の最大輝度値を算出する請求項1に記載の露出制御装置。
【請求項8】
前記通常画素の最大輝度値は、
前記設定領域内の前記通常画素の単独の輝度値、
前記設定領域内の隣接または近接する複数の前記通常画素の輝度値の平均値、および、
前記設定領域内の隣接または近接する複数の前記通常画素の輝度値の最大値のうちのいずれかを比較することで求められる請求項7に記載の露出制御装置。
【請求項9】
前記プロセッサは、
前記通常画素と前記位相差検出用画素の感度比を前記通常画素の最大輝度値に乗算することで、前記位相差検出用画素の最大輝度値を算出する請求項7に記載の露出制御装置。
【請求項10】
前記感度比は、最大輝度値をとる前記通常画素の位置に応じて変更される請求項9に記載の露出制御装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示の技術は、露出制御装置、露出制御装置の作動方法、露出制御装置の作動プログラム、焦点制御装置、並びに撮像装置に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【0002】
特許文献1に記載の撮像装置は、撮像素子と、焦点検出手段と、飽和領域検出手段と、露出制御手段とを備える。撮像素子は、複数の撮像画素のうちの少なくとも一部の画素が、焦点検出機能を有する画素によって構成されている。焦点検出手段は、撮像素子に設けられた複数の焦点検出領域における焦点検出機能を有する画素から取得される信号を用いてデフォーカス量を検出する。飽和領域検出手段は、複数の焦点検出領域のうちで信号が飽和した領域の数を飽和領域検出値として検出する。露出制御手段は、飽和領域検出手段で検出された飽和領域検出値を用いて、焦点検出機能を有する画素から信号を取得する時の露出を制御する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-178931号公報
【発明の概要】
【0004】
本開示の技術に係る1つの実施形態は、合焦精度を高めることが可能な露出制御装置、露出制御装置の作動方法、露出制御装置の作動プログラム、焦点制御装置、並びに撮像装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の露出制御装置は、被写体を撮像するための通常画素と、位相差を検出するための位相差検出用画素とを含む撮像素子の露出を制御する露出制御装置であって、プロセッサを備え、プロセッサは、設定領域内の位相差検出用画素の最大輝度値と飽和レベルとの差に応じた露出補正処理を行う。
【0006】
プロセッサは、露出補正処理として、差に基づいた露出補正量を算出し、露出補正量に基づいて、位相差検出用画素への露光を行わせることが好ましい。
【0007】
飽和レベルには、設定領域内の位相差検出用画素の最大輝度値が飽和しない上限の値が設定されることが好ましい。
【0008】
プロセッサは、被写体に応じて飽和レベルを変更することが好ましい。
【0009】
プロセッサは、機械学習モデルによって判定された被写体クラスに応じて飽和レベルを変更することが好ましい。
【0010】
位相差検出用画素には特定色のフィルタが配されており、プロセッサは、特定色の被写体の割合が予め設定された第1閾値以上であった場合、特定色の被写体の割合が第1閾値未満の場合よりも、飽和レベルを高く設定することが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)

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