TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025145612
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-03
出願番号2024045889
出願日2024-03-22
発明の名称超音波診断装置
出願人富士フイルム株式会社
代理人弁理士法人YKI国際特許事務所
主分類A61B 8/00 20060101AFI20250926BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】本体の排気口から後方へ排出される排気によるグリップの温度上昇を防止又は軽減する。
【解決手段】本体18の後面18Bには排気口117が設けられている。排気口117から後方へ排気が放出される。ハンドルは、第1アーム40、第2アーム42及びグリップ44を有する。後方空間118の下側に待機場所44Xが定められており、グリップ44は待機場所44Xに位置している。ハウジング58は、排気ガイドとして機能する平坦面120、及び、窪み60Cの底面としての斜面122を有する。
【選択図】図20
特許請求の範囲【請求項1】
超音波画像を生成する生成器と後方を向く排気口とを有する本体と、
前記本体の後部に連結され、前記本体に対して回転するハンドルであって、ユーザーにより握られるグリップを有するハンドルと、
前記本体を支持するカートと、
を含み、
前記カートに対して前記本体を設置した設置状態において、前記排気口を前記後方へ仮想的に平行移動させることにより後方空間が定義され、
前記カートは、前記後方空間の下側に設けられた待機場所であって前記設置状態において前記グリップが位置する待機場所を有する、
ことを特徴とする超音波診断装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
請求項1記載の超音波診断装置において、
前記カートは、前記本体の後部を支えるハウジングを有し、
前記ハウジングは、前記後方空間の下面に近接しつつ当該下面に沿って広がる平坦な排気ガイドを有し、
前記待機場所は、前記排気ガイドの後縁よりも後且つ下にある、
ことを特徴とする超音波診断装置。
【請求項3】
請求項2記載の超音波診断装置において、
前記ハウジングは、前記排気ガイドの後縁から斜め下の方向に広がる斜面を有し、
前記待機場所は、前記斜面に近接又は接触している、
ことを特徴とする超音波診断装置。
【請求項4】
請求項3記載の超音波診断装置において、
前記ハンドルは、前記本体と前記グリップとの間に設けられた第1アーム及び第2アームを有し、
前記ハウジングは、窪み構造を有し、
前記窪み構造は、
前記第1アームが差し込まれる第1溝と、
前記第2アームが差し込まれる第2溝と、
前記第1溝及び前記第2溝に連なる窪みと、
を有し、
前記斜面は、前記窪みの底面である、
ことを特徴とする超音波診断装置。
【請求項5】
請求項4記載の超音波診断装置において、
前記排気ガイドは、
前記第1溝と前記第2溝との間に設けられた中間部と、
前記第1溝及び前記第2溝の並び方向において前記第1溝の外側に設けられた第1端部と、
前記並び方向において前記第2溝の外側に設けられた第2端部と、
を有する、
ことを特徴とする超音波診断装置。
【請求項6】
請求項1記載の超音波診断装置において、
前記ハンドルは、前記グリップと前記本体との間に設けられた第1アーム及び第2アームを有し、
前記第1アーム及び前記第2アームは、それぞれ、
前記本体に連結された第1部分と、
前記グリップに連結された第2部分と、
前記第1部分と前記第2部分との間の屈曲部分と、
を有し、
前記第1アーム及び前記第2アームのそれぞれにおいて、前記設置状態では、前記排気口から前記後方を見た場合に、前記第1部分と前記第2部分とが重なる、
ことを特徴とする超音波診断装置。
【請求項7】
請求項1記載の超音波診断装置において、
前記カートは、前記グリップが前記待機場所に位置している状態において、前記カートに対して前記グリップを固定する部材を含む、
ことを特徴とする超音波診断装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は超音波診断装置に関し、特に、超音波診断器及びそれが設置されるカートからなる超音波診断装置に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
多くの医療機関において、手で持ち運ぶことが可能な超音波診断器(Ultrasonic diagnostic device)が活用されている。そのような可搬型の超音波診断器は、本体ユニット及び超音波プローブにより構成される。本体ユニットは、例えば、ノート型PC(Personal computer)のような形態を有している。その場合、本体ユニットは、超音波画像を生成する本体と超音波画像を表示する表示器とにより構成される。可搬型の超音波診断器は、一般に、専用カート上又は汎用テーブル上に設置された状態で使用される。可搬型の超音波診断器及びそれが設置されるカートにより、超音波診断装置(Ultrasonic diagnostic apparatus)が構成される。なお、可搬型の超音波診断器それ自体が超音波診断装置と呼ばれることもある。
【0003】
特許文献1には、可搬型の超音波診断器及びカートにより構成される超音波診断装置が開示されている。超音波診断器の本体はハンドルを有している。カートは、ハンドルの回転を利用してカートに対して本体を固定する機構を有している。本体の固定状態では、ハンドルは本体の後方に位置している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2008- 23007号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
一般に、本体の後面に排気口が形成されており、排気口から本体の後方へ温風(又は熱風)が排出される。カート上に本体が設置された状態において、本体の後方にハンドルのグリップが位置していると、グリップに対して温風が直接的に当たり、グリップが熱くなってしまう。カートから本体を持ち上げる際にグリップが握られる。その際に、グリップが熱いと、ユーザーにおいて苦痛又は不快感が生じる。
【0006】
本開示の目的は、本体の排気口から排出される温風によるグリップの温度上昇を防止又は軽減することにある。あるいは、本開示の目的は、カート上に本体が設置された状態においてハンドルの回転角度が適正な回転角度に維持されるようにすることにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示に係る超音波診断装置は、超音波画像を生成する生成器と後方を向く排気口とを有する本体と、前記本体の後部に取り付けられ、前記本体に対して回転するハンドルであって、ユーザーにより握られるグリップを有するハンドルと、前記本体を支持するカートと、を含み、前記カートに対して前記本体を設置した設置状態において、前記排気口を前記後方へ仮想的に平行移動させることにより後方空間が定義され、前記カートは、前記後方空間の下側に設けられた待機場所であって前記設置状態において前記グリップが位置する待機場所を有する、ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、本体の排気口から排出される温風によるグリップの温度上昇を防止又は軽減できる。あるいは、本開示によれば、カート上に本体が設置された状態においてハンドルの回転角度が適正な回転角度に維持される。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施形態に係る超音波診断装置を示す第1の斜視図である。
実施形態に係る超音波診断装置を示す第2の斜視図である。
実施形態に係る本体ユニットを示す第1の斜視図である。
実施形態に係る本体ユニットを示す第2の斜視図である。
実施形態に係るカートを示す斜視図である。
実施形態に係るカートを示す平面図である。
本体設置過程における初期状態を示す図である。
本体設置過程における途中状態を示す図である。
ノブ及び斜面を示す斜視図である。
ノブ及び斜面を示す正面図である。
押し込まれたノブを示す図である。
ボタンを示す斜視図である。
本体設置過程における完了状態を示す図である。
カートに設けられた複数の機構を示す模式図である。
ハンドル固定状態及び本体固定状態を示す模式図である。
作動制限状態にある組立体を示す斜視図である。
作動制限解除状態にある組立体を示す斜視図である。
本体設置過程を示すフローチャートである。
本体取り外し過程を示すフローチャートである。
後方空間と待機場所を示す図である。
本体ユニットの使用状態を示す斜視図である。
本体ユニットの使用状態を示す側面図である。
ハンドルがとり得る複数の姿勢(回転角度)を示す図である。
本体ユニットの吊り下げ状態を示す図である。
ヒンジ機構の具体例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、実施形態を図面に基づいて説明する。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

関連特許

富士フイルム株式会社
内視鏡
1日前
富士フイルム株式会社
超音波診断器
今日
富士フイルム株式会社
超音波診断装置
今日
富士フイルム株式会社
超音波診断装置
今日
富士フイルム株式会社
超音波診断装置
今日
富士フイルム株式会社
超音波診断装置
今日
富士フイルム株式会社
組成物、硬化物および光学部材
今日
富士フイルム株式会社
画像処理装置、方法およびプログラム
今日
富士フイルム株式会社
支援装置、支援方法、及び支援プログラム
今日
富士フイルム株式会社
磁気共鳴撮像装置及び中心周波数の補正方法
今日
富士フイルム株式会社
超音波診断装置用カートおよび超音波診断ユニット
今日
富士フイルム株式会社
超音波診断装置用カートおよび超音波診断ユニット
今日
富士フイルム株式会社
画像処理装置、画像処理方法、及び画像処理プログラム
今日
富士フイルム株式会社
画像処理装置、画像処理方法、及び画像処理プログラム
今日
富士フイルム株式会社
インクジェット記録方法、メラミン化粧板の製造方法、及びメラミン化粧板
今日
富士フイルム株式会社
画像処理装置、方法およびプログラム、並びに学習装置、方法およびプログラム
今日
富士フイルム株式会社
転写フィルム、転写フィルムの製造方法、硬化層の製造方法、及び、半導体パッケージの製造方法
今日
富士フイルム株式会社
果菜植物の栽培方法、果菜植物の栽培装置及びトマト植物
今日
個人
短下肢装具
2か月前
個人
前腕誘導装置
2か月前
個人
洗井間専家。
6か月前
個人
嚥下鍛錬装置
2か月前
個人
汚れ防止シート
4日前
個人
ホバーアイロン
5か月前
個人
胸骨圧迫補助具
28日前
個人
歯の修復用材料
3か月前
個人
アイマスク装置
1か月前
個人
矯正椅子
4か月前
個人
バッグ式オムツ
3か月前
個人
陣痛緩和具
2か月前
三生医薬株式会社
錠剤
6か月前
個人
哺乳瓶冷まし容器
2か月前
個人
歯の保護用シール
4か月前
個人
シャンプー
5か月前
個人
湿布連続貼り機。
1か月前
個人
服薬支援装置
6か月前
続きを見る