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公開番号2025143520
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-01
出願番号2025120245,2024506581
出願日2025-07-17,2022-06-24
発明の名称導電ベース構造、エレクトロクロミックデバイス及びエレクトロクロミック装置
出願人光ゲイ智能科技(蘇州)有限公司
代理人弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類G02F 1/155 20060101AFI20250924BHJP(光学)
要約【課題】導電ベース構造、エレクトロクロミックデバイス及びエレクトロクロミック装置を提供する。
【解決手段】エレクトロクロミックデバイスであって、導電ベース構造は、積層して設けられて外部電源との接続に使用される第1導電ベース1及び第2導電ベース3を備えるベース本体13を備え、第1導電ベース1の周方向における少なくとも1つの側壁には、第1凹溝8が設けられ、第2導電ベース3の周方向における少なくとも1つの側壁には、第2凹溝9が設けられており、且つ第1凹溝8及び第2凹溝9は、いずれもベース本体13の同一側に位置する。第1導電ベース1に第1凹溝8を設け、同時に第2導電ベース3に第2凹溝9を設けることにより、第1導電ベース1及び第2導電ベース3にそれぞれ投入される外部電源の接続端子が位置ずれを形成し、第1導電ベース1及び第2導電ベース3と外部電源との接続の安全性及び安定性が高められ、短絡が回避される。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
順次積層される第1導電ベース、エレクトロクロミック層、第2導電ベースを備え、前記第1導電ベースは、第1ベース層、及び前記第1ベース層の前記エレクトロクロミック層に近い側に設けられる第1導電層を備え、前記第2導電ベースは、第2ベース層、及び前記第2ベース層の前記エレクトロクロミック層に近い側に設けられる第2導電層を備え、
エレクトロクロミックデバイスの周方向における少なくとも一側には、少なくとも1つの第1接続部により前記第1導電層に電気的に接続される第1バスバー、及び少なくとも1つの第2接続部により前記第2導電層に電気的に接続される第2バスバーがいずれも設けられており、
前記第1バスバーの前記第1導電ベースが所在する平面における正投影と、前記第1導電ベースとには、隙間が有り、前記第2バスバーの前記第2導電ベースが所在する平面における正投影と、前記第2導電ベースとには、隙間が有する、
ことを特徴とするエレクトロクロミックデバイス。
続きを表示(約 1,500 文字)【請求項2】
前記第1導電ベースの周方向における少なくとも1つの側壁には、第1凹溝が設けられ、前記第2導電ベースの周方向における少なくとも1つの側壁には、第2凹溝が設けられており、
前記第1凹溝及び前記第2凹溝は、それぞれ複数であり、複数の前記第1凹溝は、前記第1導電ベースの周方向に沿って互いに間隔をあけて設けられ、複数の前記第2凹溝は、前記第2導電ベースの周方向に沿って互いに間隔をあけて設けられる、
ことを特徴とする請求項1に記載のエレクトロクロミックデバイス。
【請求項3】
前記第1導電ベースは、各々の前記第2導電ベースが所在する平面における正投影がそれぞれ1つの前記第2凹溝内に位置する複数の第1導電セグメントが設けられた第1導電層を備え、前記第2導電ベースは、各々の前記第1導電層が所在する平面における正投影がそれぞれ1つの前記第1凹溝内に位置する複数の第2導電セグメントが設けられた第2導電層を備え、且つ前記第1導電セグメントの前記第2導電層が所在する平面における正投影と、前記第2導電セグメントとの間には、隙間が有り、前記第1導電セグメント及び前記第2導電セグメントは、それぞれ外部電源との接続に使用される、
ことを特徴とする請求項2に記載のエレクトロクロミックデバイス。
【請求項4】
前記第1バスバーは、前記第1接続部により前記第1導電セグメントに電気的に接続され、前記第2バスバーは、前記第2接続部により前記第2導電セグメントに電気的に接続される、
ことを特徴とする請求項3に記載のエレクトロクロミックデバイス。
【請求項5】
前記第1バスバーの周方向及び前記第2バスバーの周方向には、いずれも絶縁層が被せられており、且つ前記第1バスバーの両端及び前記第2バスバーの両端は、いずれも導電部である、
ことを特徴とする請求項1に記載のエレクトロクロミックデバイス。
【請求項6】
2つ以上の隣り合う第1バスバーの間は、機械的接続である、及び/又は、2つ以上の隣り合う第2バスバーの間は、機械的接続である、
ことを特徴とする請求項5に記載のエレクトロクロミックデバイス。
【請求項7】
前記第1バスバーの前記第2導電ベースが所在する平面における正投影と、前記第2バスバーの前記第2導電ベースが所在する平面における正投影との間には、隙間が有る、
ことを特徴とする請求項1に記載のエレクトロクロミックデバイス。
【請求項8】
前記第1接続部の周方向及び前記第2接続部の周方向には、いずれも絶縁層が被せられている、
ことを特徴とする請求項1に記載のエレクトロクロミックデバイス。
【請求項9】
前記第1凹溝の前記第2導電ベースが所在する平面における正投影と、前記第2凹溝との間には、隙間が有り、前記第2凹溝の前記第1導電ベースが所在する平面における正投影と、前記第1凹溝との間には、隙間が有る、
ことを特徴とする請求項2に記載のエレクトロクロミックデバイス。
【請求項10】
前記第1凹溝の前記第2導電ベースが所在する平面における正投影と、前記第2凹溝とは、部分的に重なり、前記第2凹溝の前記第1導電ベースが所在する平面における正投影と、前記第1凹溝とは、部分的に重なる、
ことを特徴とする請求項2に記載のエレクトロクロミックデバイス。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
[関連出願の相互参照]
本願は、2021年8月02日に中国専利局に提出された出願番号が202121786998.4で、名称が「エレクトロクロミックデバイス」である中国特許出願、出願番号が202110880224.6で、名称が「エレクトロクロミックデバイス及びエレクトロクロミック装置」である中国特許出願、出願番号が202110882449.5で、名称が「導電構造及びエレクトロクロミックデバイス」である中国特許出願、出願番号が202110881001.1で、名称が「導電ベース構造及びエレクトロクロミックデバイス」である中国特許出願の優先権を主張し、それらの全ての内容は引用により本願に組み込まれている。
本発明は、エレクトロクロミックの分野に関し、特に導電ベース構造、エレクトロクロミックデバイス及びエレクトロクロミック装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
電子部品が小型化、微細化、集積化の方向へと急速に発展するにつれて、ベース導電の線路の設計も最適化され続けている。
【0003】
従来技術において、微細化の電子部品の導電基板に使用される導電線路は、いずれも丸ごと1本の導電線路であり、導電基板に設けられる線路の接触を回避するために、配線板における導電線路の設置が複雑になってしまい、その結果、導電配線板を製造するプロセスが複雑で、コストが高くなり、相互接触して短絡するリスクが存在する。
【0004】
従来技術において、エレクトロクロミックデバイスの上下のバスバーの短絡を回避するために、通常、エレクトロクロミックデバイスの片側にしか1つのバスバーが設けられず、片側に1つのバスバーが設けられる構造の目的は、2つのバスバーが接触して短絡する状況を回避するためであるが、面積が大きなエレクトロクロミックデバイスについて、片側に1つのバスバーが配置される構造により、エレクトロクロミックデバイスに対する表面抵抗(表面抵抗とは、単位正方形面積の条件での抵抗性インピーダンスであり、一般的には1cmの辺の長さの正方形の面積である)が大幅に減少されて効果が低減され、その結果、エレクトロクロミックデバイスの変色速度が遅くなり、変色に鈍化等の現象が出現し、エレクトロクロミックデバイスの信頼性に大きな影響を与える。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
これに鑑みて、本発明は、従来技術における不足を克服するために、導電ベース構造、エレクトロクロミックデバイス及びエレクトロクロミック装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一側面は、積層して設けられてそれぞれ外部電源との接続に使用される第1導電ベース及び第2導電ベースを備えるベース本体を備え、前記第1導電ベースの周方向における少なくとも1つの側壁には、少なくとも1つの第1凹溝が設けられ、前記第2導電ベースの周方向における少なくとも1つの側壁には、少なくとも1つの第2凹溝が設けられており、且つ前記第1凹溝及び前記第2凹溝は、いずれも前記ベース本体の同一側に位置する、導電ベース構造を提供する。
【0007】
さらに、前記第1凹溝及び前記第2凹溝は、それぞれ複数であり、複数の前記第1凹溝は、前記第1導電ベースの周方向に沿って互いに間隔をあけて設けられ、複数の前記第2凹溝は、前記第2導電ベースの周方向に沿って互いに間隔をあけて設けられる。
【0008】
さらに、前記第1凹溝の前記第2導電ベースが所在する平面における正投影と、前記第2凹溝との間には、隙間が有り、前記第2凹溝の前記第1導電ベースが所在する平面における正投影と、前記第1凹溝との間には、隙間が有る。
【0009】
さらに、前記第1凹溝の前記第2導電ベースが所在する平面における正投影と、前記第2凹溝とは、部分的に重なり、前記第2凹溝の前記第1導電ベースが所在する平面における正投影と、前記第1凹溝とは、部分的に重なる。
【0010】
本発明の他の側面は、エレクトロクロミック層及び前記した導電ベース構造を備え、前記エレクトロクロミック層は、前記第1導電ベースと前記第2導電ベースとの間に設けられるエレクトロクロミックデバイスを提供する。
(【0011】以降は省略されています)

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