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公開番号
2025144759
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-03
出願番号
2024044599
出願日
2024-03-21
発明の名称
平板基礎
出願人
株式会社ネクステリア
代理人
個人
主分類
E02D
27/00 20060101AFI20250926BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約
【課題】運搬が容易で、高い品質及び作業の安全性が確保でき、低コストの、上部構造の工作物等に高い安定性をもたせることができる平板基礎を提供する。
【解決手段】コンクリートブロックの本体、当該本体に埋設されたインサート120、及び当該本体の辺縁部に設置された連結部130、を有する平板基礎100であって、前記インサートと当該インサートに締結するボルトとの接合で、上部構造が前記本体に固定され、前記連結部により前記平板基礎が他の複数の平板基礎と連結される、平板基礎とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
コンクリートブロックの本体、当該本体に埋設されたインサート、及び当該本体の辺縁部に設置された連結部、を有する平板基礎であって、
前記インサートと当該インサートに締結するボルトとの接合で、上部構造が前記本体に固定され、
前記連結部により前記平板基礎が他の複数の平板基礎と連結される、
平板基礎。
続きを表示(約 660 文字)
【請求項2】
前記インサートに挿入された差し筋を有する前記インサートが、前記本体内に埋設される、請求項1の平板基礎。
【請求項3】
前記本体1体あたり4~10個の前記インサートを有する、請求項1又は2の平板基礎
【請求項4】
前記連結部が前記本体の2~4辺の前記辺縁部に設置される、請求項1~3のいずれか1項の平板基礎。
【請求項5】
前記連結部が1つの前記辺縁部あたり1~3個設置される、請求項4の平板基礎。
【請求項6】
前記本体が、当該本体の内部に埋設された鉄筋を有する、請求項1~5のいずれか1項の平板基礎。
【請求項7】
前記本体の平面が長方形又は正方形の形状である、請求項1~6のいずれか1項の平板基礎。
【請求項8】
前記上部構造の一部である鉄板が、前記本体の上面に上載せされる上載型、又は前記本体に埋設される埋設型である、請求項1~7のいずれか1項の平板基礎。
【請求項9】
平板基礎のコンクリートブロックの本体を作製するための型枠を整備する工程、
前記型枠内に鉄筋及び連結金具を設置する工程、
前記型枠内にコンクリートを打設して前記本体を形成する工程、
前記形成された本体から前記型枠を脱型して平板基礎を作製する工程、及び
前記作成された平板基礎を養生して前記平板基礎を完成させる工程、
を含む、請求項1~8のいずれか1項の平板基礎の製造方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、テント等の工作物及び建築物の施工に用いる平板基礎に関し、特に、予め当該平板基礎の本体にインサートが埋設された平板基礎に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
テント等の工作物及び建築物(以下、「工作物等」ともいう。)の施工には、従来、現場で割付により敷きならべられた柱部や上部構造の鉄板にアンカーボルトを溶接して架構する工法(「柱部アンカーボルト処理工法」)が採用されていた。
【0003】
しかしながら、この工法におけるアンカーボルトの鉄板への溶接は、完成した工作物及び建築物の安定性の点から、問題点が指摘されていた。
【0004】
また、この工法では、現場でアンカーボルトを鉄板へ溶接することが必要であるため、コスト、品質の確保、及び作業の安全性等において問題が指摘されていた。
【0005】
以上のような状況下、従来の工法の問題点を解決する工法が課題とされていたが、そのような工法は存在していなかった(特許文献1を参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2008-038572
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
上述のような工作物等の施工に用いる工法の問題点を解決する、新たな工法の開発が課題とされていた。
【0008】
本発明者らは、様々な工夫及び検討を行った結果、上述の課題を解決できる工法を可能とする平板基礎を開発するに至った。
【0009】
したがって、本発明の課題は、運搬が容易で、高い品質及び作業の安全性が確保でき、低コストの、上部構造の工作物等に高い安定性をもたせることができる平板基礎を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0010】
すなわち、本発明は以下の通りである。
[1]
コンクリートブロックの本体、当該本体に埋設されたインサート、及び当該本体の辺縁部に設置された連結部、を有する平板基礎であって、
前記インサートと当該インサートに締結するボルトとの接合で、上部構造が前記本体に固定され、
前記連結部により前記平板基礎が他の複数の平板基礎と連結される、
平板基礎。
[2]
前記インサートに挿入された差し筋を有する前記インサートが、前記本体内に埋設される、[1]の平板基礎。
[3]
前記本体1体あたり4~10個の前記インサートを有する、[1]又は[2]の平板基礎
[4]
前記連結部が前記本体の2~4辺の前記辺縁部に設置される、[1]~[3]のいずれか1項の平板基礎。
[5]
前記連結部が1つの前記辺縁部あたり1~3個設置される、[4]の平板基礎。
[6]
前記本体が、当該本体の内部に埋設された鉄筋を有する、[1]~[5]のいずれか1項の平板基礎。
[7]
前記本体の平面が長方形又は正方形の形状である、[1]~[6]のいずれか1項の平板基礎。
[8]
前記上部構造の一部である鉄板が、前記本体の上面に上乗せされる上載型、又は前記本体に埋設される埋設型である、平板基礎。
[9]
平板基礎のコンクリートブロックの本体を作製するための型枠を整備する工程、
前記型枠内に鉄筋及び連結金具を設置する工程、
前記型枠内にコンクリートを打設して前記本体を形成する工程、
前記形成された本体から前記型枠を脱型して平板基礎を形成する工程、及び
前記作成された平板基礎を養生して前記平板基礎を完成させる工程、
を含む、[1]~[8]のいずれか1項の平板基礎の製造方法。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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