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公開番号
2025144944
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-03
出願番号
2024044880
出願日
2024-03-21
発明の名称
表示端末、通信システム、表示方法、及びプログラム
出願人
株式会社リコー
代理人
個人
,
個人
主分類
H04N
21/431 20110101AFI20250926BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】本開示は、ユーザが広視野画像を閲覧する場合であっても、過去に注目されていた状況を把握し易くすることを目的とする。
【解決手段】本開示は、通信制御システムが送信した画像を表示する表示端末であって、前記通信制御システムが送信した広視野画像を受信する受信部と、前記広視野画像のうちの所定領域である所定領域画像を表示する表示処理部と、前記広視野画像内に所定状態の物体の画像が含まれているかを判断する判断部と、を有し、前記判断部により前記広視野画像内に所定状態の物体の画像が含まれていると判断された場合には、前記表示処理部は前記所定状態の物体に関連するコメントを表示する、表示端末である。
【選択図】図31
特許請求の範囲
【請求項1】
通信制御システムが送信した画像を表示する表示端末であって、
前記通信制御システムが送信した広視野画像を受信する受信部と、
前記広視野画像のうちの所定領域である所定領域画像を表示する表示処理部と、
前記広視野画像内に所定状態の物体の画像が含まれているかを判断する判断部と、
を有し、
前記判断部により前記広視野画像内に所定状態の物体の画像が含まれていると判断された場合には、前記表示処理部は前記所定状態の物体に関連するコメントを表示する、表示端末。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の表示端末であって、
前記所定状態の物体を表す画像を検索するための学習済み機械学習モデルを用い、前記広視野画像において前記所定状態の物体の画像を検出する検出部を有し、
前記検出部により前記広視野画像から前記所定状態の物体の画像が検出された場合には、前記判断部は前記広視野画像内に所定状態の物体の画像が含まれていると判断する、表示端末。
【請求項3】
前記判断部が、前記広視野画像内に所定状態の物体の画像が含まれていると判断して、更に前記所定領域画像内に前記所定状態の物体の画像の全部が含まれるかを判断し、
前記判断部によって前記所定領域画像内に前記所定状態の物体の画像の全部が含まれていないと判断された場合には、前記表示処理部は前記所定状態の物体の画像の全部を含む所定領域画像へ変更表示する、
請求項1に記載の表示端末。
【請求項4】
前記判断部が、前記広視野画像内に所定状態の物体の画像が含まれていると判断して、更に前記所定領域画像内に前記所定状態の物体の画像の少なくとも一部が含まれるかを判断し、
前記判断部によって前記所定領域画像内に前記所定状態の物体の画像の少なくとも一部が含まれていないと判断された場合には、前記表示処理部は前記所定領域画像に対して、当該所定領域画像を示す所定領域から前記所定状態の物体の画像に対する方向情報を重畳表示する、
請求項1に記載の表示端末。
【請求項5】
請求項1に記載の表示端末であって、
複数の前記所定状態のうち、少なくとも一つの前記所定状態の選択を受け付ける受付部を有し、
前記判断部は、前記広視野画像内に、前記選択された少なくとも一つの前記所定状態の物体の画像が含まれているかを判断する、請求項1に記載の表示端末。
【請求項6】
請求項1乃至5のいずれか一項に記載の表示端末と、
前記通信制御システムと、
を有する通信システム。
【請求項7】
通信制御システムが送信した画像を表示する表示端末が実行する表示方法であって、
前記通信制御システムが送信した広視野画像を受信する受信処理と、
前記広視野画像のうちの所定領域である所定領域画像を表示する表示処理と、
前記広視野画像内に所定状態の物体の画像が含まれているかを判断する判断処理と、
を実行し、
前記判断処理により前記広視野画像内に所定状態の物体の画像が含まれていると判断された場合には、前記表示処理は前記所定状態の物体に関連するコメントを表示する処理を含む、表示方法。
【請求項8】
通信制御システムが送信した画像を表示するためのプログラムであって、
コンピュータに、
前記通信制御システムが送信した広視野画像を受信する受信処理と、
前記広視野画像のうちの所定領域である所定領域画像を表示する表示処理と、
前記広視野画像内に所定状態の物体の画像が含まれているかを判断する判断処理と、
を実行させ、
前記判断処理により前記広視野画像内に所定状態の物体の画像が含まれていると判断された場合には、前記表示処理は前記所定状態の物体に関連するコメントを表示させる処理を含む、プログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、表示端末、通信システム、表示方法、及びプログラムに関する。
続きを表示(約 2,600 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、通常の画角では確認しきれないような箇所も含む撮像範囲の画像として、例えば360度の全周囲が撮像された360度画像(全天球画像、全方位画像、全周囲画像ともいう)等の広い視野角を有する広視野の画像(以下「広視野画像」と示す。)が知られている。このような広視野画像の全てを表示端末で表示させようとすると、広視野画像が湾曲して見えづらいため、各ユーザは同じ広視野画像において所望の所定領域を示す所定領域画像を表示して閲覧している。
【0003】
また、実際の工事現場等において施工管理や安全管理などに携わる人が、現地を訪問することなく広視野画像を利用して、建設時に必要な知識を学習することができる支援装置が提案されている(特許文献1参照)。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、ユーザが閲覧するのは広視野画像の一部である所定領域画像であるため、広視野画像内に危険な状態の物などの所定状態の物体の画像が含まれていたとしても、このような物体の画像を見落しがちである。
【0005】
本開示は、広視野画像内に所定状態の物体の画像が含まれている場合であっても、ユーザが見落とさないようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示は、情報制御システムが送信した画像を表示する表示端末であって、前記通信制御システムが送信した広視野画像を受信する受信部と、前記広視野画像のうちの所定領域である所定領域画像を表示する表示処理部と、前記広視野画像内に所定状態の物体の画像が含まれているかを判断する判断部と、を有し、前記判断部により前記広視野画像内に所定状態の物体の画像が含まれていると判断された場合には、前記表示処理部は前記所定状態の物体に関連するコメントを表示する、表示端末である。
【発明の効果】
【0007】
以上説明したように本開示によれば、広視野画像内に所定状態の物体の画像が含まれている場合であっても、ユーザが見落とさないようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
(a)は撮影装置の左側面図であり、(b)は撮影装置の正面図であり、(c)は撮影装置の平面図である。
撮影装置の使用イメージ図である。
(a)は撮影装置で撮影された半球画像(前)、(b)は撮影装置で撮影された半球画像(後)、(c)はメルカトル図法により表された画像を示した図である。
(a)メルカトル画像で球を被う状態を示した概念図、(b)全天球画像を示した図である。
全天球画像を3次元の立体球とした場合の仮想カメラ及び所定領域の位置を示した図である。
(a)は図5の立体斜視図、(b)は(a)の状態の所定領域画像がディスプレイに表示されている図、(c)は(a)における仮想カメラICの視点を変更後の所定領域を示した図、(d)は(c)の状態の所定領域画像がディスプレイに表示されている図である。
球座標による三次元ユークリッド空間内の点を示した図である。
所定領域と注目点との関係を示した概念図である。
本発明の実施形態に係る通信システムの概略図である。
撮影装置のハードウェア構成図である。
中継装置のハードウェア構成図である。
通信制御システム及び通信端末のハードウェア構成図である。
実施形態に係る通信システムの各機能構成図である。
ユーザ・デバイス管理DBの概念図である。
仮想ルーム管理DBの概念図である。
画角情報管理DBの概念図である。
確認情報管理DBの概念図である。
通信システムにおいてコンテンツデータの通信処理を示したシーケンス図である。
通信システムにおいて録画及び録音を開始する処理を示すシーケンス図である。
通信システムにおいて録画及び録音を停止する処理を示すシーケンス図である。
通信システムにおいて録画及び録音の再生の処理を示すシーケンス図である。
録画データ選択画面を示す図である。
所定状態の物体の検出処理を示すフローチャートである。
所定状態の物体の検出処理を示すフローチャートである。
検出対象である所定状況を選択する画面を示す図である。
所定状態の物体の画像が含まれている広視野画像を示す図である。
所定状態の物体の画像が含まれている広視野画像を示す図である。
表示中の所定領域画像を示す所定領域内に所定状態の物体の画像の一部が含まれている場合の広視野画像を示す図である。
所定状態の物体の画像の一部が含まれている場合の表示中の所定領域画像を示す図である。
表示中の所定領域画像を示す所定領域内に所定状態の物体の画像の全部が含まれている場合の広視野画像を示す図である。
所定状態の物体の画像の全部が含まれている場合の表示中の所定領域画像を示す図である。
表示中の所定領域画像を示す所定領域内に所定状態の物体の画像の少なくとも一部が含まれていない場合の広視野画像を示す図である。
所定状態の物体の画像の少なくとも一部が含まれている場合の表示中の所定領域画像を示す図である。
所定状態の物体の画像の少なくとも一部が含まれていない場合の表示中の所定領域画像を示す図である。
所定状態の画像を含む所定領域画像を示す図である。
チェックリストの画面を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を用いて、本発明の実施形態について説明する。
【0010】
〔全天球画像の概要〕
図1乃至図8を用いて、全天球画像の生成方法について説明する。なお、全天球画像は、全天球パノラマ画像、360°パノラマ画像とも言われ、広範囲の視野角を有する広視野動画の一例である。広視野画像には、180°程度の単なるパノラマ画像も含まれる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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