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公開番号2025145035
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-03
出願番号2024045007
出願日2024-03-21
発明の名称表示端末、通信システム、表示方法、及びプログラム
出願人株式会社リコー
代理人個人,個人
主分類H04N 21/437 20110101AFI20250926BHJP(電気通信技術)
要約【課題】本開示は、ユーザが広視野画像を閲覧する場合であっても、過去に注目されていた状況を把握し易くすることを目的とする。
【解決手段】本開示は、通信制御システムが複数の通信端末に対して送信した画像を表示する表示端末であって、前記通信制御システムが送信した広視野画像と、各通信端末で表示中の所定領域画像に係る所定領域を特定するための各画角情報とを受信する受信部と、前記受信部で受信した前記広視野画像のうちの所定領域である所定領域画像を表示する表示制御部と、コメントの入力を受け付ける受付部と、前記受付部によって入力を受け付けた前記コメントと、前記受信部によって受信した表示中の前記所定領域画像に係る前記所定領域を特定するための画角情報とが関連付けられ、前記通信制御システムに対して、前記関連付けられた前記画角情報及び前記コメントを送信する送信部と、を有する表示端末である。
【選択図】図32
特許請求の範囲【請求項1】
通信制御システムが複数の通信端末に対して送信した画像を表示する表示端末であって、
前記通信制御システムが送信した広視野画像と、各通信端末で表示中の所定領域画像に係る所定領域を特定するための各画角情報とを受信する受信部と、
前記受信部で受信した前記広視野画像のうちの所定領域である所定領域画像を表示する表示制御部と、
コメントの入力を受け付ける受付部と、
前記受付部によって入力を受け付けた前記コメントと、前記受信部によって受信した表示中の前記所定領域画像に係る前記所定領域を特定するための画角情報とが関連付けられ、前記通信制御システムに対して、前記関連付けられた前記画角情報及び前記コメントを送信する送信部と、
を有する表示端末。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記受信部は、前記通信制御システムが送信した前記関連付けられた前記画角情報及び前記コメント並びに前記受信部が受信していた前記広視野画像を含む画面データを受信し、
前記表示制御部は、前記画面データに基づき、前記コメントを表示すると共に、前記画角情報によって特定された前記所定領域を表す表示済み領域が重畳された前記広視野画像を表示する、
請求項1に記載の表示端末。
【請求項3】
前記受付部は、前記表示された前記コメントに関する確認結果の入力を受け付け、
前記送信部は、前記通信制御システムに対して、前記コメントに関する確認結果を送信する、
請求項2に記載の表示端末。
【請求項4】
前記表示制御部は、前記画面データに基づき、以前の確認結果に応じて前記コメントを表示しない、請求項3に記載の表示端末。
【請求項5】
請求項1乃至4のいずれか一項に記載の表示端末と、
前記通信制御システムと、
を有する通信システム。
【請求項6】
通信制御システムが複数の通信端末に対して送信した画像を表示する表示端末が実行する表示方法であって、
前記通信制御システムが送信した広視野画像と、各通信端末で表示中の所定領域画像に係る所定領域を特定するための各画角情報とを受信する受信処理と、
前記受信処理で受信した前記広視野画像のうちの所定領域である所定領域画像を表示する表示制御処理と、
コメントの入力を受け付ける受付処理と、
前記受付処理によって入力を受け付けた前記コメントと、前記受信処理によって受信した表示中の前記所定領域画像に係る前記所定領域を特定するための画角情報とが関連付けられ、前記通信制御システムに対して、前記関連付けられた前記画角情報及び前記コメントを送信する送信処理と、
を実行する表示方法。
【請求項7】
通信制御システムが複数の通信端末に対して送信した画像を表示するためのプログラムであって、
コンピュータに、
前記通信制御システムが送信した広視野画像と、各通信端末で表示中の所定領域画像に係る所定領域を特定するための各画角情報とを受信する受信処理と、
前記受信処理で受信した前記広視野画像のうちの所定領域である所定領域画像を表示する表示制御処理と、
コメントの入力を受け付ける受付処理と、
前記受付処理によって入力を受け付けた前記コメントと、前記受信処理によって受信した表示中の前記所定領域画像に係る前記所定領域を特定するための画角情報とが関連付けられ、前記通信制御システムに対して、前記関連付けられた前記画角情報及び前記コメントを送信する送信処理と、
を実行させるプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、表示端末、通信システム、表示方法、及びプログラムに関する。
続きを表示(約 2,800 文字)【背景技術】
【0002】
近年、通常の画角では確認しきれないような箇所も含む撮像範囲の画像として、例えば360度の全周囲が撮像された360度画像(全天球画像、全方位画像、全周囲画像ともいう)等の広い視野角を有する広視野の画像(以下「広視野画像」と示す。)が知られている。このような広視野画像の全てを表示端末で表示させようとすると、広視野画像が湾曲して見えづらいため、各ユーザは同じ広視野画像において所望の所定領域を示す所定領域画像を表示して閲覧している。
【0003】
また、イベント会場に、360度の全方位カメラを使用可能なカメラユニットを含む複数のカメラユニットを設置して映像をリアルタイムで配信し、その配信映像の中からユーザに選択された映像に係る選択情報をサーバに送信することで、サーバが選択情報に基づいて編集した映像をユーザに販売するカメラシステムが開示されている(特許文献1参照)。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、ユーザが閲覧するのは広視野画像の一部である所定領域画像であるため、広視野画像の他の領域を見落しがちである。そのため、後日、ユーザが同じ場所を撮影することで得られた広視野画像を閲覧しても、以前の状況との違いを把握しづらい。
【0005】
本開示は、ユーザが広視野画像を閲覧する場合であっても、過去に注目されていた状況を把握し易くすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示は、通信制御システムが複数の通信端末に対して送信した画像を表示する表示端末であって、前記通信制御システムが送信した広視野画像と、各通信端末で表示中の所定領域画像に係る所定領域を特定するための各画角情報とを受信する受信部と、前記受信部で受信した前記広視野画像のうちの所定領域である所定領域画像を表示する表示制御部と、コメントの入力を受け付ける受付部と、前記受付部によって入力を受け付けた前記コメントと、前記受信部によって受信した表示中の前記所定領域画像に係る前記所定領域を特定するための画角情報とが関連付けられ、前記通信制御システムに対して、前記関連付けられた前記画角情報及び前記コメントを送信する送信部と、を有する表示端末である。
【発明の効果】
【0007】
以上説明したように本開示によれば、ユーザが広視野画像を閲覧する場合であっても、過去に注目されていた状況を把握し易くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
(a)は撮影装置の左側面図であり、(b)は撮影装置の正面図であり、(c)は撮影装置の平面図である。
撮影装置の使用イメージ図である。
(a)は撮影装置で撮影された半球画像(前)、(b)は撮影装置で撮影された半球画像(後)、(c)はメルカトル図法により表された画像を示した図である。
(a)メルカトル画像で球を被う状態を示した概念図、(b)全天球画像を示した図である。
全天球画像を3次元の立体球とした場合の仮想カメラ及び所定領域の位置を示した図である。
(a)は図5の立体斜視図、(b)は(a)の状態の所定領域画像がディスプレイに表示されている図、(c)は(a)における仮想カメラICの視点を変更後の所定領域を示した図、(d)は(c)の状態の所定領域画像がディスプレイに表示されている図である。
球座標による三次元ユークリッド空間内の点を示した図である。
所定領域と注目点との関係を示した概念図である。
本発明の実施形態に係る通信システムの概略図である。
撮影装置のハードウェア構成図である。
中継装置のハードウェア構成図である。
通信制御システム及び通信端末のハードウェア構成図である。
実施形態に係る通信システムの各機能構成図である。
ユーザ・デバイス管理DBの概念図である。
仮想ルーム管理DBの概念図である。
画角情報管理DBの概念図である。
確認情報管理DBの概念図である。
通信システムにおいてコンテンツデータの通信処理を示したシーケンス図である。
通信システムにおいて録画及び録音を開始する処理を示すシーケンス図である。
通信システムにおいて録画及び録音を停止する処理を示すシーケンス図である。
通信システムにおいて録画及び録音の再生の処理を示すシーケンス図である。
録画データ選択画面を示す図である。
検査用確認処理を示すシーケンス図である。
検査用確認処理を示すフローチャートである。
第1回の検査時の広視野画像を示す図である。
第1回の検査時の検査用確認画面の初期状態を示す図である。
第1回の検査時の検査用確認画面で表示中の所定領域画像及び確認コメントを登録する場合の状態を示す図である。
第1回の検査時の検査用確認画面で表示中の異なる所定領域画像及び異なる確認コメントを登録する場合の状態を示す図である。
第2回の検査時の広視野画像を示す図である。
第2回の検査時の検査用確認画面の初期状態を示す図である。
第2回の検査時の検査用確認画面で、第1回の検査時に登録された確認コメントに対してチェックマークを入力する状態を示す図である。
第2回の検査時の検査用確認画面で、表示中の所定領域画像及び確認コメントを登録する場合の状態を示す図である。
作業用確認処理を示すシーケンス図である。
作業用確認処理を示すフローチャートである。
作業用確認画面の初期状態で、所定のリンク情報が選択された状態を示す図である。
作業用確認画面で、所定のリンク情報の確認コメントを表示する図である。
作業用確認画面で、別のリンク情報が選択された状態を示す図である。
作業用確認画面で、別のリンク情報の確認コメントを表示する図である。
他の例の作業用確認画面の初期状態を示す図である。
他の例の作業用確認画面で、リンク先の確認コメントを表示する図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を用いて、本発明の実施形態について説明する。
【0010】
〔全天球画像の概要〕
図1乃至図8を用いて、全天球画像の生成方法について説明する。なお、全天球画像は、全天球パノラマ画像、360°パノラマ画像とも言われ、広範囲の視野角を有する広視野動画の一例である。広視野画像には、180°程度の単なるパノラマ画像も含まれる。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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