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公開番号
2025145532
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-03
出願番号
2024045746
出願日
2024-03-21
発明の名称
画像処理装置、画像処理方法、及び画像処理プログラム
出願人
富士フイルム株式会社
代理人
弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類
A61B
6/00 20240101AFI20250926BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】ユーザの負担の増大を抑制しつつ、画像間の位置合わせの精度の低下を抑制することができる画像処理装置、画像処理方法、及び画像処理プログラムを得る。
【解決手段】画像処理装置は、第1の画像及び第2の画像を取得し、第1の画像と第2の画像とを位置合わせすることによって第1の変形パラメータを導出し、第1の変形パラメータを用いて第1の画像を第2の画像に重畳させた第1の合成画像を表示する制御を行い、ユーザ入力が、第1の合成画像が妥当ではないことを表す場合、第1の変形パラメータとは異なる第2の変形パラメータを取得し、第1の変形パラメータ及び第2の変形パラメータの1つ以上を用いて、複数の画像を合成した第2の合成画像を表示する制御を行う。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
少なくとも一つのプロセッサを備える画像処理装置であって、
前記プロセッサは、
第1の画像、及び前記第1の画像とは異なり、かつ前記第1の画像の撮影範囲と少なくとも一部が重複する撮影範囲の第2の画像を取得し、
前記第1の画像と前記第2の画像とを位置合わせすることによって前記第1の画像を前記第2の画像の画像空間に射影する第1の変形パラメータを導出し、
前記第1の変形パラメータを用いて前記第1の画像を前記第2の画像に重畳させた第1の合成画像を表示する制御を行い、
前記第1の合成画像の妥当性を表すユーザ入力を受け付け、
前記ユーザ入力が、前記第1の合成画像が妥当ではないことを表す場合、前記第1の変形パラメータとは異なる第2の変形パラメータを取得し、
前記第1の変形パラメータ及び前記第2の変形パラメータの1つ以上を用いて、複数の画像を合成した第2の合成画像を表示する制御を行う
画像処理装置。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
前記プロセッサは、
前記第1の画像に含まれる1つ以上の関心領域を、前記第1の変形パラメータを用いて前記第2の画像に重畳させた前記第1の合成画像を生成する
請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項3】
前記プロセッサは、
前記第1の合成画像における前記関心領域を識別可能な表示態様で表示する制御を行う
請求項2に記載の画像処理装置。
【請求項4】
前記プロセッサは、
前記第1の画像と前記第2の画像とを位置合わせすることによって複数組の前記第1の変形パラメータを導出し、
導出した複数組の前記第1の変形パラメータの中から1つの前記第1の変形パラメータを選択し、
選択した1つの前記第1の変形パラメータを用いて前記第1の画像を前記第2の画像に重畳させた前記第1の合成画像を表示する制御を行い、
前記ユーザ入力が、前記第1の合成画像が妥当ではないことを表す場合、前記第1の変形パラメータとは異なる第2の変形パラメータを、複数組の前記第1の変形パラメータの中から取得する
請求項1から請求項3の何れか1項に記載の画像処理装置。
【請求項5】
前記ユーザ入力が、前記第1の合成画像が妥当ではないことを表す場合、複数組の前記第1の変形パラメータの中から、前記第1の合成画像の生成に用いられた前記第1の変形パラメータ以外の1つ以上の変形パラメータを用いて前記第1の画像を前記第2の画像に重畳させた第3の合成画像を表示する制御を行い、
ユーザにより選択された前記第3の合成画像の生成に用いられた変形パラメータを前記第2の変形パラメータとして取得する
請求項4に記載の画像処理装置。
【請求項6】
前記プロセッサは、
前記第3の合成画像を表示する制御において、前記第1の合成画像と前記第3の合成画像との差分を表す情報を表示する制御を行う
請求項5に記載の画像処理装置。
【請求項7】
前記差分を表す情報は、前記第1の合成画像と前記第3の合成画像との画素単位での差分である
請求項6に記載の画像処理装置。
【請求項8】
前記プロセッサは、
前記第1の画像上に設定されたランドマークを取得し、
前記差分を表す情報として、前記第1の変形パラメータを用いて前記第1の合成画像に重畳された前記ランドマークと、前記1つ以上の変形パラメータを用いて前記第3の合成画像に重畳された前記ランドマークとの差分を表す情報を表示する制御を行う
請求項6に記載の画像処理装置。
【請求項9】
前記プロセッサは、
前記第1の画像と前記第2の画像とを位置合わせすることによって導出した全ての前記第1の変形パラメータをクラスタリングし、
各クラスタを代表する変形パラメータを複数組の前記第1の変形パラメータとして導出する
請求項4に記載の画像処理装置。
【請求項10】
前記プロセッサは、
前記第1の画像と前記第2の画像とを異なる複数の手法を用いて位置合わせすることによって複数組の前記第1の変形パラメータを導出する
請求項4に記載の画像処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、画像処理装置、画像処理方法、及び画像処理プログラムに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、第1の画像データセットと第2の画像データセットとの間における位置合わせに関する第1の位置合わせと、第1の画像データセットと第2の画像データセットとの間の第1の位置合わせとは異なる位置合わせに関する第2の位置合わせとを行う技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-171867号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、複数の画像間の位置合わせが効率的に行えない場合がある。例えば、医療分野における経気管支肺生検では、3次元医用画像と2次元医用画像とを用いた施術支援が行われている。3次元画像と2次元画像との画像間の位置合わせ問題は、一般的に目的関数が多峰性であり、位置合わせ結果が局所最適解に陥ってしまう場合がある。この場合、画像間の位置合わせの精度が低下してしまう。これに対し、ユーザに画像間の位置合わせを行わせると、ユーザにとっての負担が増大してしまう。
【0005】
本開示は、以上の事情を鑑みてなされたものであり、ユーザの負担の増大を抑制しつつ、画像間の位置合わせの精度の低下を抑制することができる画像処理装置、画像処理方法、及び画像処理プログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1の態様の画像処理装置は、少なくとも一つのプロセッサを備える画像処理装置であって、プロセッサは、第1の画像、及び第1の画像とは異なり、かつ第1の画像の撮影範囲と少なくとも一部が重複する撮影範囲の第2の画像を取得し、第1の画像と第2の画像とを位置合わせすることによって第1の画像を第2の画像の画像空間に射影する第1の変形パラメータを導出し、第1の変形パラメータを用いて第1の画像を第2の画像に重畳させた第1の合成画像を表示する制御を行い、第1の合成画像の妥当性を表すユーザ入力を受け付け、ユーザ入力が、第1の合成画像が妥当ではないことを表す場合、第1の変形パラメータとは異なる第2の変形パラメータを取得し、第1の変形パラメータ及び第2の変形パラメータの1つ以上を用いて、複数の画像を合成した第2の合成画像を表示する制御を行う。
【0007】
第2の態様の画像処理装置は、第1の態様の画像処理装置において、プロセッサは、第1の画像に含まれる1つ以上の関心領域を、第1の変形パラメータを用いて第2の画像に重畳させた第1の合成画像を生成する。
【0008】
第3の態様の画像処理装置は、第2の態様の画像処理装置において、プロセッサは、第1の合成画像における関心領域を識別可能な表示態様で表示する制御を行う。
【0009】
第4の態様の画像処理装置は、第1の態様から第3の態様の何れか1態様の画像処理装置において、プロセッサは、第1の画像と第2の画像とを位置合わせすることによって複数組の第1の変形パラメータを導出し、導出した複数組の第1の変形パラメータの中から1つの第1の変形パラメータを選択し、選択した1つの第1の変形パラメータを用いて第1の画像を第2の画像に重畳させた第1の合成画像を表示する制御を行い、ユーザ入力が、第1の合成画像が妥当ではないことを表す場合、第1の変形パラメータとは異なる第2の変形パラメータを、複数組の第1の変形パラメータの中から取得する。
【0010】
第5の態様の画像処理装置は、第4の態様の画像処理装置において、ユーザ入力が、第1の合成画像が妥当ではないことを表す場合、複数組の第1の変形パラメータの中から、第1の合成画像の生成に用いられた第1の変形パラメータ以外の1つ以上の変形パラメータを用いて第1の画像を第2の画像に重畳させた第3の合成画像を表示する制御を行い、ユーザにより選択された第3の合成画像の生成に用いられた変形パラメータを第2の変形パラメータとして取得する。
(【0011】以降は省略されています)
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