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公開番号
2025145531
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-03
出願番号
2024045745
出願日
2024-03-21
発明の名称
支援装置、支援方法、及び支援プログラム
出願人
富士フイルム株式会社
代理人
弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類
A61B
6/46 20240101AFI20250926BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】管状構造物に対して医用器具を挿入する手技を効果的に支援することができる支援装置、支援方法、及び支援プログラムを得る。
【解決手段】支援装置は、管状構造物への医用器具の挿入を支援する装置であって、2次元医用画像と、医用器具が通る経路の3次元情報である3次元経路とを取得し、3次元空間上の基準点と、3次元経路との関係を表す第1の特徴量を導出し、3次元経路を2次元医用画像へ重畳させた合成画像を表示する制御を行い、かつ合成画像において第1の特徴量に応じて3次元経路の表示態様を異ならせる。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
少なくとも一つのプロセッサを備え、かつ管状構造物への医用器具の挿入を支援する支援装置であって、
前記プロセッサは、
2次元医用画像と、前記医用器具が通る経路の3次元情報である3次元経路とを取得し、
3次元空間上の基準点と、前記3次元経路との関係を表す第1の特徴量を導出し、
前記3次元経路を前記2次元医用画像へ重畳させた合成画像を表示する制御を行い、かつ前記合成画像において前記第1の特徴量に応じて前記3次元経路の表示態様を異ならせる
支援装置。
続きを表示(約 910 文字)
【請求項2】
前記プロセッサは、
関心領域の3次元位置を取得し、
前記基準点と、前記関心領域の3次元位置との関係を表す第2の特徴量を導出し、
前記関心領域を前記2次元医用画像へ重畳させた前記合成画像を表示する制御を行い、かつ前記合成画像において前記第2の特徴量に応じて前記関心領域の表示態様を異ならせる
請求項1に記載の支援装置。
【請求項3】
前記プロセッサは、
前記3次元経路を2次元平面へ投影するための視線方向を取得し、
前記第1の特徴量は、前記基準点と前記3次元経路との前記視線方向の相対的な位置関係を表す特徴量である
請求項1に記載の支援装置。
【請求項4】
前記プロセッサは、
前記3次元経路を2次元平面へ投影するための視線方向を取得し、
前記第2の特徴量は、前記基準点と前記関心領域の3次元位置との前記視線方向の相対的な位置関係を表す特徴量である
請求項2に記載の支援装置。
【請求項5】
前記基準点は、前記3次元経路上の点である
請求項1から請求項4の何れか1項に記載の支援装置。
【請求項6】
前記基準点は、前記3次元経路上の前記医用器具の位置である
請求項5に記載の支援装置。
【請求項7】
前記医用器具は、処置具を備える内視鏡であり、
前記基準点は、前記3次元経路上の前記処置具の位置である
請求項6に記載の支援装置。
【請求項8】
前記医用器具は、カメラを備える内視鏡であり、
前記基準点は、前記3次元経路上の前記カメラの位置である
請求項6に記載の支援装置。
【請求項9】
前記第1の特徴量は、前記基準点と前記3次元経路との3次元空間における距離である
請求項1に記載の支援装置。
【請求項10】
前記基準点は、前記関心領域の3次元位置である
請求項2に記載の支援装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、支援装置、支援方法、及び支援プログラムに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、内視鏡によって撮影された2次元の術野画像に術前準備情報を重ね合わせた合成画像をディスプレイに表示する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
WO2023/162657A1
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
医療分野において、管状構造物に対して医用器具を挿入することが行われる。例えば、術前CT(Computed Tomography)画像、気管支鏡、及び術中X線画像等を組み合わせて肺癌の確定診断を行う経気管支肺生検と呼ばれる手技がある。この手技では、気管支鏡が挿入できない抹消区域では、施術者がX線透視撮影により得られる2次元画像を参照しながら処置具を挿入して生検を行う。このような手技では、2次元画像では病変の奥行き方向の位置を把握することが容易ではないこと、及び細胞密度が比較的低い病変の視認性が低いこと等によって手技の難易度が比較的高くなる。従って、管状構造物に対して医用器具を挿入する手技を効果的に支援することが求められる。
【0005】
本開示は、以上の事情を鑑みてなされたものであり、管状構造物に対して医用器具を挿入する手技を効果的に支援することができる支援装置、支援方法、及び支援プログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1の態様の支援装置は、少なくとも一つのプロセッサを備え、かつ管状構造物への医用器具の挿入を支援する支援装置であって、プロセッサは、2次元医用画像と、医用器具が通る経路の3次元情報である3次元経路とを取得し、3次元空間上の基準点と、3次元経路との関係を表す第1の特徴量を導出し、3次元経路を2次元医用画像へ重畳させた合成画像を表示する制御を行い、かつ合成画像において第1の特徴量に応じて3次元経路の表示態様を異ならせる。
【0007】
第2の態様の支援装置は、第1の態様の支援装置において、プロセッサは、関心領域の3次元位置を取得し、基準点と、関心領域の3次元位置との関係を表す第2の特徴量を導出し、関心領域を2次元医用画像へ重畳させた合成画像を表示する制御を行い、かつ合成画像において第2の特徴量に応じて関心領域の表示態様を異ならせる。
【0008】
第3の態様の支援装置は、第1の態様又は第2の態様の支援装置において、プロセッサは、3次元経路を2次元平面へ投影するための視線方向を取得し、第1の特徴量は、基準点と3次元経路との視線方向の相対的な位置関係を表す特徴量である。
【0009】
第4の態様の支援装置は、第2の態様の支援装置において、プロセッサは、3次元経路を2次元平面へ投影するための視線方向を取得し、第2の特徴量は、基準点と関心領域の3次元位置との視線方向の相対的な位置関係を表す特徴量である。
【0010】
第5の態様の支援装置は、第1の態様から第4の態様の何れか1態様の支援装置において、基準点は、3次元経路上の点である。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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