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公開番号2025145912
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-03
出願番号2024046418
出願日2024-03-22
発明の名称通信方法、通信システム、電子機器及びプログラム
出願人カシオ計算機株式会社
代理人個人,個人
主分類H04W 76/10 20180101AFI20250926BHJP(電気通信技術)
要約【課題】1台のスマートウォッチ等の携帯無線装置に複数のスマートフォン等の携帯端末装置を接続することを、スマートウォッチ等の携帯無線装置の消費電力増大を抑制しつつ可能とすること。
【解決手段】
制御部11と、通信部16とを備える携帯無線装置1と、制御部21と、通信部26とを備える携帯端末装置2Aと、制御部21と、通信部26とを備える携帯端末装置2Bとによる通信方法であって、制御部11は、BLE通信規格のアドバタイズ信号を通信部16により送信させ、制御部21は、前記アドバタイズ信号をスキャンすることに基づいて携帯無線装置1と携帯端末装置2Aとを接続させ、制御部11は、携帯無線装置1と携帯端末装置2Aとが接続したことに基づいて、前記アドバタイズ信号の送信周期よりも短い周期で携帯端末装置2Bと接続するための前記アドバタイズ信号のスキャンを行う。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
第1制御部と、無線通信を行う第1通信部と、を備える第1電子機器と、
第2制御部と、無線通信を行う第2通信部と、を備える第2電子機器と、
第3制御部と、無線通信を行う第3通信部と、を備える第3電子機器と、
を含むシステムによる通信方法であって、
前記第1制御部は、少なくとも第1の時間間隔を含む時間間隔で反復出力される信号である無線信号を前記第1通信部により送信させ、
前記第2制御部は、前記無線信号をスキャンすることに基づいて前記第1電子機器と前記第2電子機器とを前記第2通信部により接続させ、
前記第1制御部は、前記第1電子機器と前記第2電子機器とが接続したことに基づいて、前記第1の時間間隔よりも短い第2の時間間隔を少なくとも含む時間間隔で反復して前記第3電子機器と接続するための前記無線信号のスキャンを行う、
通信方法。
続きを表示(約 2,000 文字)【請求項2】
前記第1制御部は、前記無線信号をスキャンすることに基づいて前記第1電子機器と前記第3電子機器とを前記第3通信部により接続させ、前記第1電子機器と前記第3電子機器とが接続したことに基づいて、前記無線信号のスキャンを終了する、
請求項1に記載の通信方法。
【請求項3】
前記第1制御部は、前記第2電子機器と接続後、所定時間経過しても前記第3電子機器が接続されない事象が所定回数検出された場合、前記無線信号のスキャンを終了する、
請求項1に記載の通信方法。
【請求項4】
前記第1電子機器、前記第2電子機器、及び前記第3電子機器について、前記第2制御部は、少なくとも前記第1の時間間隔を含む時間間隔で反復出力される信号である前記無線信号を前記第2通信部により送信させ、前記第1制御部は、前記無線信号をスキャンすることに基づいて前記第1電子機器と前記第2電子機器とが接続した後に、前記第3電子機器の前記第3通信部が送信する少なくとも前記第1の時間間隔を含む時間間隔で反復出力される信号である前記無線信号をスキャンすることに基づいて前記第1電子機器と前記第3電子機器とを前記第3通信部により接続させる、
請求項1に記載の通信方法。
【請求項5】
前記第1制御部は、前記第1電子機器と前記第3電子機器とが接続したことに基づいて、前記無線信号のスキャンを終了する、
請求項4に記載の通信方法。
【請求項6】
前記第1制御部は、前記第2電子機器と接続後、所定時間経過しても前記第3電子機器が接続されない事象が所定回数検出された場合、前記無線信号のスキャンを終了する、
請求項4に記載の通信方法。
【請求項7】
前記第1電子機器は、前記第2電子機器が接続されてから所定時間経過したと判定した場合、前記第3電子機器との接続を使用者に促す情報を含む画面表示又は音声出力を行う、
請求項1から請求項6までのいずれか一項に記載の通信方法。
【請求項8】
第1制御部と、無線通信を行う第1通信部と、を備える第1電子機器と、
第2制御部と、無線通信を行う第2通信部と、を備える第2電子機器と、
第3制御部と、無線通信を行う第3通信部と、を備える第3電子機器と、
を含む通信システムであって、
前記第1制御部は、少なくとも第1の時間間隔を含む時間間隔で反復出力される信号である無線信号を前記第1通信部により送信させ、
前記第2制御部は、前記無線信号をスキャンすることに基づいて前記第1電子機器と前記第2電子機器とを前記第2通信部により接続させ、
前記第1制御部は、前記第1電子機器と前記第2電子機器とが接続したことに基づいて、前記第1の時間間隔よりも短い第2の時間間隔を少なくとも含む時間間隔で反復して前記第3電子機器と接続するためのスキャンを行う、
通信システム。
【請求項9】
第1制御部と、無線通信を行う第1通信部と、を備える第1電子機器であって、
第2制御部と、無線通信を行う第2通信部と、を備える第2電子機器と、第3制御部と、無線通信を行う第3通信部と、を備える第3電子機器と通信可能であり、
前記第1制御部は、
少なくとも第1の時間間隔を含む時間間隔で反復出力される信号である無線信号を前記第1通信部により送信させ、
前記第2電子機器の前記第2制御部が前記無線信号をスキャンすることに基づいて前記第2電子機器と前記第2通信部により接続し、
前記第1電子機器と前記第2電子機器とが接続したことに基づいて、前記第1の時間間隔よりも短い第2の時間間隔を少なくとも含む時間間隔で反復して前記第3電子機器と接続するためのスキャンを行う、
第1の電子機器。
【請求項10】
第1制御部と、無線通信を行う第1通信部と、を備える第1電子機器と、
第2制御部と、無線通信を行う第2通信部と、を備える第2電子機器と、
第3制御部と、無線通信を行う第3通信部と、を備える第3電子機器と、
を含む通信システムにおいて、
前記第1制御部に、少なくとも第1の時間間隔を含む時間間隔で反復出力される信号である無線信号を前記第1通信部により送信させ、
前記第2制御部が、前記無線信号をスキャンすることに基づいて前記第1電子機器と前記第2電子機器とを前記第2通信部により接続させたことに基づいて、前記第1制御部に、前記第1の時間間隔よりも短い第2の時間間隔を少なくとも含む時間間隔で反復して前記第3電子機器と接続するためのスキャンを行わせる、
プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、通信方法、通信システム、電子機器及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
腕時計型のスマートウォッチが、スマートフォンと無線通信により接続されて、スマートフォンへの通話、電子メールの着信などをユーザに通知する機能、通話機能等を備えた便利な通信端末として利用されるようになっている。スマートウォッチとスマートフォンとは、一般に、消費電力が比較的少ないBluetooth Low Energy(以下「BLE」)の通信規格の無線通信によって接続される。BLEでは、ペリフェラルと呼ばれる子機がアドバタイズ信号と呼ばれる無線信号を所定の周期で送信しており、セントラルと呼ばれる親機が所定間隔でスキャンを実行し、アドバタイズ信号を検出すると子機にペアリングを要求することによって無線接続が確立される。スマートウォッチはその形状寸法の制約から、スマートフォン等の他の端末と比較して充電容量が少ない。そのため、例えば複数の端末との通信接続に要する電力が問題となる。
【0003】
例えば特許文献1には、撮像装置が携帯端末とBLE接続される構成において、再接続する場合のアドバタイジングインターバルを使用状況に基づいて変更することにより、消費電力の低減を図ることが提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-114032号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1では、1台の撮像装置を1台の携帯端末にBLE接続する構成について考慮されたものであり、1台のスマートウォッチに複数のスマートフォンを接続するような構成については考慮されていない。
【0006】
本発明の目的の一つは、1台の携帯無線装置に複数の携帯端末装置を接続することを、携帯無線装置の消費電力増大を抑制しつつ可能とする通信方法、通信システム、電子機器及びプログラムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一つの態様は、第1制御部と、無線通信を行う第1通信部と、を備える第1電子機器と、第2制御部と、無線通信を行う第2通信部と、を備える第2電子機器と、第3制御部と、無線通信を行う第3通信部と、を備える第3電子機器とを含むシステムによる通信方法であって、前記第1制御部は、少なくとも第1の時間間隔を含む時間間隔で反復出力される信号である無線信号を前記第1通信部により送信させ、前記第2制御部は、前記無線信号をスキャンすることに基づいて前記第1電子機器と前記第2電子機器とを前記第2通信部により接続させ、前記第1制御部は、前記第1電子機器と前記第2電子機器とが接続したことに基づいて、前記第1の時間間隔よりも短い第2の時間間隔を少なくとも含む時間間隔で反復して前記第3電子機器と接続するための前記無線信号のスキャンを行う通信方法である。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、1台の携帯無線装置に複数の携帯端末装置を接続することが、携帯無線装置の消費電力増大を抑制しつつ可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の一実施形態における通信システムの全体構成を例示する模式図である。
本発明の一実施形態における通信システムの全体構成を例示する模式図である。
本発明の一実施形態における携帯無線装置のハードウェア構成例を示すブロック図である。
本発明の一実施形態における携帯端末装置のハードウェア構成例を示すブロック図である。
本発明の一実施形態における携帯無線装置の機能ブロック構成例を示すブロック図である。
本発明の一実施形態における携帯端末装置の機能ブロック構成例を示すブロック図である。
本発明の一実施形態における通信システムにおける接続シーケンスを例示するシーケンス図である。
本発明の他の実施形態における通信システムの全体構成を例示する模式図である。
本発明の他の実施形態における通信システムの全体構成を例示する模式図である。
本発明の他の実施形態における通信システムにおける接続シーケンスを例示するシーケンス図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明について、その実施形態に即して添付図面を参照しながら説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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