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公開番号
2025146083
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-03
出願番号
2024046682
出願日
2024-03-22
発明の名称
皮膚外用組成物
出願人
ロート製薬株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
A61K
8/34 20060101AFI20250926BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】
タンパク質分解酵素や脂質分解酵素の活性低下を抑制できる皮膚外用組成物を提供する。
【解決手段】
(A)タンパク質分解酵素及び/又は脂質分解酵素、
(B)イヌリン、イノシトール、海藻エキス、ヒメフウロエキス、並びに、ヒアルロン酸及びその塩からなる群より選択される1種又は2種以上、
を含有する皮膚外用組成物。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
(A)タンパク質分解酵素及び/又は脂質分解酵素、
(B)イヌリン、イノシトール、海藻エキス、ヒメフウロエキス、並びに、ヒアルロン酸及びその塩からなる群より選択される1種又は2種以上、
を含有する皮膚外用組成物。
続きを表示(約 800 文字)
【請求項2】
前記(A)成分1ユニットあたりの(B)成分の質量(皮膚外用組成物単位gあたりに含まれる、(B)成分の質量(g)/(A)成分のユニット数(U))が1.0×10
-10
~1.0×10
-1
である、請求項1記載の皮膚外用組成物。
【請求項3】
前記(A)成分1ユニットあたりの(C)水の質量(皮膚外用組成物単位gあたりに含まれる、(C)水の質量(g)/(A)成分のユニット数(U))が0~6.0×10
-2
である、請求項1又は2記載の皮膚外用組成物。
【請求項4】
前記(A)成分1ユニットあたりの(C)水の質量(皮膚外用組成物単位gあたりに含まれる、(C)水の質量(g)/(A)成分のユニット数(U))が7.5×10
-4
~6.0×10
-2
である、請求項1又は2記載の皮膚外用組成物。
【請求項5】
前記(B)成分が、イヌリン、アスコフィルムノドスムエキス、及びヒメフウロエキスからなる群より選択される1種又は2種以上である、請求項1又は2記載の皮膚外用組成物。
【請求項6】
イヌリン、イノシトール、海藻エキス、ヒメフウロエキス、並びに、ヒアルロン酸及びその塩からなる群より選択される1種又は2種以上を有効成分として含有する、皮膚外用組成物のタンパク質分解酵素及び/又は脂質分解酵素の安定化剤。
【請求項7】
(A)タンパク質分解酵素及び/又は脂質分解酵素と、(B)イヌリン、イノシトール、海藻エキス、ヒメフウロエキス、並びに、ヒアルロン酸及びその塩からなる群より選択される1種又は2種以上とを皮膚外用組成物中に共存させることにより、前記(A)タンパク質分解酵素及び/又は脂質分解酵素の酵素活性を安定化する方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、皮膚外用組成物に関する。詳細には、タンパク質分解酵素や脂質分解酵素を含有する皮膚外用組成物に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、タンパク質分解酵素や脂質分解酵素を配合した各種の皮膚外用組成物が提案されている。例えば、特許文献1及び特許文献2には、タンパク質分解酵素を配合した洗顔パウダーや、タンパク質分解酵素を配合した洗顔クリームが開示されている。
これらの皮膚洗浄料は、角質や汗腺分泌物等に由来する皮膚の汚れを効果的に除去することができるため、例えば、毛穴の黒ずみ、角栓詰まり、ザラつき等の解消に有用であることが知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2009-256211号公報
特開2020-011909号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、タンパク質分解酵素や脂質分解酵素は、一般に水の存在下において酵素活性が経時的に低下する傾向があるため、例えば、外的要因によって酵素活性が失われる懸念がある。具体的には、例えば、タンパク質分解酵素等を含有する化粧料等の製造環境、市場での流通環境、消費者の使用環境における水分の存在によって酵素活性が経時的に低下する懸念があるため、その取り扱い性や包装形態には制限があった。
【0005】
本発明は、前記事情に鑑みてなされたものであり、タンパク質分解酵素や脂質分解酵素の酵素活性の低下を抑制できる皮膚外用組成物の提供をその目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明者らは、前記事情に鑑みて鋭意研究を重ねた結果、意外にも、イヌリン、イノシトール、海藻エキス、ヒメフウロエキス、並びに、ヒアルロン酸及びその塩からなる群より選択される1種又は2種以上の成分を用いることによって、タンパク質分解酵素や脂質分解酵素の活性低下を抑制できることを見出した。
【0007】
すなわち、本発明は、以下の[1]~[7]を提供する。
[1]
(A)タンパク質分解酵素及び/又は脂質分解酵素、
(B)イヌリン、イノシトール、海藻エキス、ヒメフウロエキス、並びに、ヒアルロン酸及びその塩からなる群より選択される1種又は2種以上、
を含有する皮膚外用組成物。
[2]
前記(A)成分1ユニットあたりの(B)成分の質量(皮膚外用組成物単位gあたりに含まれる、(B)成分の質量(g)/(A)成分のユニット数(U))が1.0×10
-10
~1.0×10
-1
である、[1]記載の皮膚外用組成物。
[3]
前記(A)成分1ユニットあたりの(C)水の質量(皮膚外用組成物単位gあたりに含まれる、(C)水の質量(g)/(A)成分のユニット数(U))が0~6.0×10
-2
である、[1]又は[2]記載の皮膚外用組成物。
[4]
前記(A)成分1ユニットあたりの(C)水の質量(皮膚外用組成物単位gあたりに含まれる、(C)水の質量(g)/(A)成分のユニット数(U))が7.5×10
-4
~6.0×10
-2
である、[1]又は[2]記載の皮膚外用組成物。
[5]
前記(B)成分が、イヌリン、アスコフィルムノドスムエキス、及びヒメフウロエキスからなる群より選択される1種又は2種以上である、[1]~[4]のいずれかに記載の皮膚外用組成物。
[6]
イヌリン、イノシトール、海藻エキス、ヒメフウロエキス、並びに、ヒアルロン酸及びその塩からなる群より選択される1種又は2種以上を有効成分として含有する、皮膚外用組成物のタンパク質分解酵素及び/又は脂質分解酵素の安定化剤。
[7]
(A)タンパク質分解酵素及び/又は脂質分解酵素と、(B)イヌリン、イノシトール、海藻エキス、ヒメフウロエキス、並びに、ヒアルロン酸及びその塩からなる群より選択される1種又は2種以上とを皮膚外用組成物中に共存させることにより、前記(A)タンパク質分解酵素及び/又は脂質分解酵素の酵素活性を安定化する方法。
【発明の効果】
【0008】
本発明の皮膚外用組成物は、タンパク質分解酵素や脂質分解酵素と共に、イヌリン、イノシトール、海藻エキス、ヒメフウロエキス、並びに、ヒアルロン酸及びその塩からなる群より選択される1種又は2種以上を含有するため、タンパク質分解酵素や脂質分解酵素の酵素活性の低下を抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施例等の酵素活性試験の結果を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本発明の実施形態について詳細に説明する。ただし、本発明は以下の実施形態に限定されるものではない。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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