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公開番号2025146452
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-03
出願番号2024047251
出願日2024-03-22
発明の名称半導体装置
出願人ローム株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H01L 25/00 20060101AFI20250926BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】耐性を向上可能な半導体装置を提供する。
【解決手段】
半導体装置は、半導体基板1と、半導体基板1上に設けられた絶縁層2と、前記絶縁層2内に埋設された抵抗器Rと、抵抗器Rの周囲に設けられた導電性の第1リング1Rと、絶縁層2内に設けられ、絶縁層2の厚み方向に、半導体基板1と第1リング1Rとを接続する第2リングTIVと、を備える。
【選択図】 図11
特許請求の範囲【請求項1】
半導体基板と、
前記半導体基板上に設けられた絶縁層と、
前記絶縁層内に埋設された抵抗器と、
前記抵抗器の周囲に設けられた導電性の第1リングと、
前記絶縁層内に設けられ、前記絶縁層の厚み方向に、前記半導体基板と前記第1リングとを接続する第2リングと、
を備える半導体装置。
続きを表示(約 890 文字)【請求項2】
前記第2リングは、導電材料を含む、
請求項1に記載の半導体装置。
【請求項3】
前記第2リングは、Cu、W、Al、Si及びTiNからなる群から選択される少なくとも1種の導電材料を含む、
請求項1に記載の半導体装置。
【請求項4】
前記第2リングは、
Cu又はWを含むコア材料と、
前記コア材料を挟み、TaN又はTiNを含む周辺材料と、
備える、
請求項1に記載の半導体装置。
【請求項5】
前記第2リングは、
Alを含む本体材料と、
前記本体材料の上部又は下部に位置し、TiNを含む保護材料と、
を備える、
請求項1に記載の半導体装置。
【請求項6】
前記第2リングは、SiN、SiCON、及びSiCからなる群から選択される少なくとも1種の防水材料を含む、
請求項1に記載の半導体装置。
【請求項7】
前記半導体基板に設けられた処理回路と、
前記絶縁層内に設けられ、前記抵抗器と前記処理回路を電気的に接続する内部配線と、
を備える、
請求項2に記載の半導体装置。
【請求項8】
平面視において、前記第2リングは、前記抵抗器及び前記処理回路を囲んでいる、
請求項7に記載の半導体装置。
【請求項9】
前記第2リングは、前記絶縁層の厚み方向に沿って積層された複数のリングを備える、
請求項1~請求項8のいずれか一項に記載の半導体装置。
【請求項10】
半導体基板と、
前記半導体基板上に設けられた絶縁層と、
前記絶縁層内に埋設された抵抗器と、
前記抵抗器の周囲に設けられた導電性の第1リングと、
前記絶縁層内に設けられ、前記絶縁層の厚み方向に、前記半導体基板と前記第1リングとを接続する導電材料と、
を備える半導体装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、半導体装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、複数の抵抗素子を備えた半導体装置を開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2023/085026号
【0004】
[概要]
本開示は、耐性を向上可能な半導体装置を提供する。
【0005】
本開示の半導体装置は、半導体基板と、前記半導体基板上に設けられた絶縁層と、前記絶縁層内に埋設された抵抗器と、前記抵抗器の周囲に設けられた導電性の第1リングと、前記絶縁層内に設けられ、前記絶縁層の厚み方向に、前記半導体基板と前記第1リングとを接続する第2リングと、を備えている。
【図面の簡単な説明】
【0006】
図1は、半導体パッケージの平面図である。
図2は、抵抗チップ及び増幅器チップの回路図である。
図3は、入力電圧HV(kV)と出力電圧Vout(V)の関係を示すグラフである。
図4は、抵抗チップ及び増幅器チップの平面構成を示す図である。
図5は、抵抗チップの縦断面構成を示す図である。
図6は、抵抗チップの縦断面構成を示す図である。
図7は、複合した抵抗チップの平面構成を示す図である。
図8は、複合した抵抗チップの縦端面構成を示す図である。
図9は、複合した抵抗チップの縦端面構成を示す図である。
図10は、複合した抵抗チップの縦端面構成を示す図である。
図11は、複合した抵抗チップの縦端面構成を示す図である。
図12は、抵抗チップに形成された分圧回路の電気的接続関係を説明するための平面構成を示す図である。
図13は、抵抗チップに形成された分圧回路における抵抗部分の詳細構造の一例を示す図である。
図14は、図13におけるA-A線に沿った部分の縦断面構成を示す図である。
図15は、図13におけるB-B線に沿った部分の縦断面構成を示す図である。
図16は、図13におけるC-C線に沿った部分の縦断面構成を示す図である。
図17は、図13におけるD-D線に沿った部分の縦断面構成を示す図である。
図18は、容量結合型のダミー配線の第1電極近傍の平面図(図18(A))と、電気的接続型のダミー配線の第1電極近傍の平面図(図18(B))である。
図19は、容量結合型のダミー配線を備えた抵抗チップの平面図である。
図20は、電気的接続型のダミー配線を備えた抵抗チップの平面図である。
図21は、第1構造を有する第2リングTIVの縦断面図(図21(A))、第2構造を有する第2リングTIVの縦断面図(図21(B))である。
【0007】
[詳細な説明]
以下、図面を参照して種々の例示的実施形態について詳細に説明する。なお、各図面において同一又は相当の部分に対しては同一の符号を附することとし、重複する説明は省略する。
【0008】
図1は、半導体パッケージの平面図である。なお、同図では、上部の蓋材を除いた状態が示されている。
【0009】
半導体パッケージ100は、凹部D1を有するケース101を備えている。ケース101は、樹脂又はセラミックなどの絶縁性材料からなる。XYZ三次元直交座標系を設定する。半導体パッケージ100の厚み方向をZ軸方向とし、Z軸方向に垂直な方向をX軸方向とし、Z軸及びX軸の双方に垂直な方向をY軸方向とする。Z軸の正方向は、凹部D1の深さ方向(下方向)とする。
【0010】
半導体パッケージ100は、凹部D1内の第1ダイパッド110上に配置された抵抗チップ10(半導体装置)と、凹部D1内の第2ダイパッド120上に配置された増幅器チップ20(半導体装置)とを備えている。半導体パッケージ100の凹部D1の開口端は、図示しない蓋材で封止され、凹部D1内は密閉空間とされている。蓋材の材料は樹脂等の絶縁材料とすることができ、凹部D1内は気体を充填してもよく、絶縁材料を充填してもよい。第1ダイパッド110及び第2ダイパッド120には、リードフレームを介して、グランド電位(GND)が与えられる。
(【0011】以降は省略されています)

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