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公開番号2025147494
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-07
出願番号2024047760
出願日2024-03-25
発明の名称運行管理方法、運行管理システム、車載装置、運行管理装置及び運行管理プログラム
出願人株式会社デンソーテン
代理人弁理士法人 佐野特許事務所
主分類G08G 1/127 20060101AFI20250930BHJP(信号)
要約【課題】デマンド車両の走行ルート上で通行困難な事態が発生した場合であっても、遅延を効果的に抑制する。
【解決手段】デマンド車両の運行管理を行う運行管理方法であって、前記デマンド車両の乗降時刻及び乗降場所を含む乗車予約情報を取得し、前記乗車予約情報に基づいて前記デマンド車両の走行ルートを作成し、前記走行ルート上に通行困難箇所を検出した場合に、前記通行困難箇所を迂回する迂回ルートを作成し、且つ前記乗降時刻に対する遅延時間が規定範囲内となるように前記走行ルートを更新し、更新した前記走行ルートを前記デマンド車両に対して出力する。
【選択図】図11
特許請求の範囲【請求項1】
デマンド車両の運行管理を行う運行管理方法であって、
前記デマンド車両の乗降時刻及び乗降場所を含む乗車予約情報を取得し、
前記乗車予約情報に基づいて前記デマンド車両の走行ルートを作成し、
前記走行ルート上に通行困難箇所を検出した場合に、前記通行困難箇所を迂回する迂回ルートを作成し、且つ前記乗降時刻に対する遅延時間が規定範囲内となるように前記走行ルートを更新し、
更新した前記走行ルートを前記デマンド車両に対して出力する、
運行管理方法。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記走行ルート上を走行する前記デマンド車両から、前記通行困難箇所を取得する、
請求項1に記載の運行管理方法。
【請求項3】
複数の前記乗降場所に係る前記乗車予約情報を取得した場合に、複数の前記乗降場所それぞれへの到着順序の入れ替えを含めて前記走行ルートを更新する、
請求項1に記載の運行管理方法。
【請求項4】
前記遅延時間が前記規定範囲を超過する場合に、前記遅延時間が最小となるように前記走行ルートを更新する、
請求項1に記載の運行管理方法。
【請求項5】
複数の前記乗降場所に係る前記乗車予約情報を取得した場合に、複数の前記乗降時刻それぞれに対して前記遅延時間が最小となるように前記走行ルートを更新する、
請求項4に記載の運行管理方法。
【請求項6】
前記乗車予約情報の発信先に対して、前記遅延時間が前記規定範囲を超過する内容の遅延情報を出力する、
請求項4に記載の運行管理方法。
【請求項7】
前記乗降場所が前記デマンド車両の運行状況を表示可能な表示装置を有する停車場である場合に、当該表示装置に対して、前記遅延時間が前記規定範囲を超過する内容の遅延情報を出力する、
請求項4に記載の運行管理方法。
【請求項8】
デマンド車両の運行管理を行う運行管理システムであって、
車載装置と、運行管理装置と、を備え、
前記車載装置は、
前記デマンド車両に搭載され、前記運行管理装置から走行ルートを取得して表示し、
前記走行ルート上の通行困難箇所の検出に対する入力操作を受け付け、
受け付けた前記通行困難箇所に係る情報を前記運行管理装置に対して出力し、
前記運行管理装置は、
前記デマンド車両の乗降時刻及び乗降場所を含む乗車予約情報を取得し、
前記乗車予約情報に基づいて前記デマンド車両の走行ルートを作成し、
前記走行ルート上に通行困難箇所を検出した場合に、前記通行困難箇所を迂回する迂回ルートを作成し、且つ前記乗降時刻に対する遅延時間が規定範囲内となるように前記走行ルートを更新し、
更新した前記走行ルートを前記デマンド車両に対して出力する、
運行管理システム。
【請求項9】
請求項8に記載の運行管理システムにおける車載装置。
【請求項10】
請求項8に記載の運行管理システムにおける運行管理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、デマンド型交通サービスにおける運行管理方法、運行管理システム、車載装置、運行管理装置及び運行管理プログラムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、乗客から乗降場所及び乗降時刻を含む乗車予約情報を取得し、当該乗車予約情報に基づいて車両の運行計画を作成し、車両を運行させて乗客を運ぶデマンド型の車両の運行管理システムが知られている。
【0003】
一方、定期路線バスサービスにおいて、サービスの代替方法の提供を行うシステムが知られている。例えば、定期路線バスのサービス対象経路上において事故や冠水等の道路の異常が発生した場合に、道路の異常が発生したエリアを迂回する迂回路を生成し、当該迂回路を定期路線バスのサービス提供者へ通知するシステムが提案されている(例えば特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2023-83969号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、従来技術では、迂回路を生成した場合に、バス停への到着時刻に対する遅延について考慮されていないことに課題があった。これにより、バスの運行時間が大幅に遅延する虞があり、乗車予定の乗客を長時間にわたってバス停で待たせることが懸念された。
【0006】
本発明は、上記の課題に鑑み、デマンド車両の走行ルート上で通行困難な事態が発生した場合であっても、遅延を効果的に抑制することが可能な技術をを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
例示的な本発明の運行管理方法は、デマンド車両の運行管理を行う運行管理方法であって、前記デマンド車両の乗降時刻及び乗降場所を含む乗車予約情報を取得し、前記乗車予約情報に基づいて前記デマンド車両の走行ルートを作成し、前記走行ルート上に通行困難箇所を検出した場合に、前記通行困難箇所を迂回する迂回ルートを作成し、且つ前記乗降時刻に対する遅延時間が規定範囲内となるように前記走行ルートを更新し、更新した前記走行ルートを前記デマンド車両に対して出力する。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、デマンド車両の走行ルート上に通行困難箇所を検出した場合に、遅延が規定範囲内となるように迂回する新たな走行ルートが作成されて、更新される。これにより、乗客の乗降時刻に対する遅延時間が規定範囲内に収まるようになり、乗客を長時間にわたって乗車場所で待たせることを抑制することができる。すなわち、デマンド車両の走行ルート上で通行困難な事態が発生した場合であっても、遅延を効果的に抑制することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本実施形態の運行管理システムの全体構成図
図1の運行管理装置及び車載装置の構成を示すブロック図
図2の車載装置の表示部及び操作部の一例を示す正面図
走行ルートの一例を示す模式図
走行ルート情報テーブルの一例を示す説明図
当初走行ルート及び迂回ルートの一例を示す模式図
迂回ルート作成後の走行ルート情報テーブルの一例を示す説明図
迂回ルート作成後の車載装置の表示部の一例を示す正面図
当初走行ルート及び運行見直しルートの一例を示す模式図
運行見直しルート作成後の走行ルート情報テーブルの一例を示す説明図
図1の運行管理システムが実行する運行計画更新フローの一例を示す処理フロー図
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の例示的な実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、本発明は以下に示す実施形態の内容に限定されるものではない。
(【0011】以降は省略されています)

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