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公開番号2025129967
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-05
出願番号2024026988
出願日2024-02-26
発明の名称接近報知システム
出願人ヨシモトポール株式会社
代理人個人
主分類G08G 1/16 20060101AFI20250829BHJP(信号)
要約【課題】簡易な構成で車両や歩行者等の安全を向上する新たな技術を提供する。
【解決手段】道路附属物は、歩車道の境界近傍に設置される道路附属物であって、道路附属物の周辺の移動物体を検知するセンサ26を備える。道路附属物は、センサで検知した移動物体の情報を取得し、周囲の移動物体に他の移動物体の接近を報知する報知部30への信号Pを出力する出力部28を更に備えてもよい。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
歩車道の境界近傍に設置される道路附属物であって、
道路附属物の周辺の移動物体を検知するセンサを備える道路附属物。
続きを表示(約 630 文字)【請求項2】
前記センサで検知した移動物体の情報を取得し、周囲の移動物体に他の移動物体の接近を報知する報知部への信号を出力する出力部を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の道路附属物。
【請求項3】
高さが600~1500mmの柱状部を有し、
前記センサは、前記柱状部の上部に設けられているLiDARセンサであることを特徴とする請求項1に記載の道路附属物。
【請求項4】
歩道の切下げ部に隣接した場所に配置される請求項1乃至3のいずれか1項に記載の道路附属物を有し、
前記センサは、検知範囲の中心が切下げ部から奥の方向に向くように配置されていることを特徴とする接近報知システム。
【請求項5】
前記道路附属物は、切下げ部を挟んで設置されている第1の道路附属物及び第2の道路附属物を有することを特徴とする請求項4に記載の接近報知システム。
【請求項6】
優先道路と非優先道路が交差する交差点のコーナーに配置されている請求項1乃至3のいずれか1項に記載の道路附属物を有し、
前記センサは、検知範囲の中心が交差点から非優先道路が延びる方向に向くように配置されていることを特徴とする接近報知システム。
【請求項7】
前記道路附属物は、非優先道路を挟んで設置されている第1の道路附属物及び第2の道路附属物を有することを特徴とする請求項6に記載の接近報知システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、道路附属物及び道路附属物を利用した接近報知システムに関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
近年、車両の自動運転を支援する種々の技術が開発されており、車両に搭載される運転支援システムだけでなく車両が通行する道路側に設けられる運転支援システムも考案されている。例えば、交差点を通過する車両に対して、運転支援のための情報提供を路側から行う運転支援システムが考案されている(特許文献1参照)。
【0003】
また、今後実用化が進んでいく自動運転技術や、屋外環境におけるスマートシティ発展のために、自動車だけでなく、歩行者や自転車、車椅子を含めた様々な人の移動の安全を確保する取り組みが重要となる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2023-39779号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
自動車や歩行者が共存する環境(例えば、車歩道や交差点)では、移動物体を事前に検知することで、自動車の運転者や歩行者に予め注意を喚起することが一案である。そのためには、検知装置や検知結果を通信する通信装置を設置する必要があるが、街路樹や建築物の大きさや高さによっては検知や通信が阻害される環境があり得る。そのため、設置場所の選定は重要である。加えて、各種装置の設置のためのオリジナルな設備を道路や歩道に設置しようとすると、インフラ整備のコストを増大させることになる。
【0006】
本発明はこうした状況に鑑みてなされたものであり、その例示的な目的のひとつは、簡易な構成で車両や歩行者等の安全を向上する新たな技術を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本発明のある態様の道路附属物は、歩車道の境界近傍に設置される道路附属物であって、道路附属物の周辺の移動物体を検知するセンサを備える。
【0008】
この態様によると、歩車道の境界近傍での車両や歩行者等の安全を簡易な構成で実現できる。
【0009】
センサで検知した移動物体の情報を取得し、周囲の移動物体に他の移動物体の接近を報知する報知部への信号を出力する出力部を更に備えてもよい。これにより、道路附属物の周辺の車両や歩行者に移動物体の接近を報知し注意を喚起できる。
【0010】
高さが600~1500mmの柱状部を有してもよい。センサは、柱状部の上部に設けられているLiDARセンサであってもよい。これにより、遠方の広範囲まで移動物体を検知できる。また、柱状部を車止めやフェンスの支柱として利用することで、センサのための専用の設備を道路に設置しなくてもよくなる。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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