TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025132436
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-10
出願番号2024029988
出願日2024-02-29
発明の名称定着装置
出願人ブラザー工業株式会社
代理人個人,個人
主分類G03G 15/20 20060101AFI20250903BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】ニップ圧を変更するためのカムの位相を目視で確認することができるとともに、ユーザが触れることを抑制することができる定着装置を提供する。
【解決手段】定着装置1は、画像形成装置の本体筐体に着脱可能である。定着装置1は、加熱部材と、加圧部材と、第1アームと、第1カム7Aと、外装カバー11とを備える。加熱部材と加圧部材は、長手方向に延びる。第1アームは、加熱部材と加圧部材との間にシートをニップするニップ圧を与える。第1カム7Aはカム軸を中心に回転する。第1カム7Aは、周面に第1アームに作用する第1カム面71Aを有する。外装カバー11は、第1カム7Aの第1カム面71Aを覆う。外装カバー11は第1カム7Aの第1カム面71Aの一部を露出させる第1開口11Aを有する。
【選択図】図6


特許請求の範囲【請求項1】
画像形成装置の本体筐体に着脱可能な定着装置であって、
長手方向に延びる加熱部材および加圧部材と、
前記加熱部材と前記加圧部材との間にシートをニップするニップ圧を与える第1アームと、
カム軸を中心に回転する第1カムであって、周面に前記第1アームに作用する第1カム面を有する第1カムと、
前記第1カム面を覆う外装カバーであって、前記第1カム面の一部を露出させる第1開口を有する外装カバーと、
を備えることを特徴とする定着装置。
続きを表示(約 970 文字)【請求項2】
前記第1カムは、前記第1カムの位相に関わらず、前記第1開口から前記外装カバーの外側に突出しないことを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
【請求項3】
前記外装カバーは、前記カム軸の方向を向く前記第1カムの側面を覆うことを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
【請求項4】
前記第1カムが固定された前記カム軸を中心に回転可能なシャフトであって、前記長手方向に延びるシャフトと、
前記シャフトに固定されたカムギヤであって、
ギヤ歯を有する歯車と、
前記歯車から前記長手方向に延びた円筒形状のフランジであって、回転方向の一部に他の部分と異なる形状からなるマークを有するフランジと、を有するカムギヤと、
をさらに備え、
前記第1開口は、前記フランジを露出させることを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
【請求項5】
前記シャフトを回転可能に支持するサイドフレームをさらに備え、
前記サイドフレームは、前記第1カムと前記カムギヤの間に位置することを特徴とする請求項4に記載の定着装置。
【請求項6】
前記外装カバーは、第2開口をさらに有し、
前記外装カバーは、前記歯車の前記ギヤ歯の一部を覆い、
前記第2開口は、前記ギヤ歯の他の一部を外装カバーから露出させることを特徴とする請求項4に記載の定着装置。
【請求項7】
前記第1カムの位相を検出するカムセンサを有することを特徴とする請求項4に記載の定着装置。
【請求項8】
前記外装カバーは、前記カムセンサを覆うことを特徴とする請求項7に記載の定着装置。
【請求項9】
前記長手方向において前記加熱部材を挟んで前記第1アームと反対側に位置する第2アームと、
前記第2アームに作用する第2カム面を有する第2カムと、をさらに備え、
前記外装カバーは前記第2カム面を覆うことを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
【請求項10】
前記第1カムと前記第2カムを接続するシャフトをさらに備え、
前記外装カバーは、前記シャフトを覆うことを特徴とする請求項9に記載の定着装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、定着装置に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
従来、画像形成装置本体に着脱可能であって、ニップ圧を変更するためのカムを持ち、カムの周面および側面が露出している定着装置が知られている(特許文献1)。
【0003】
また、カムが定着装置の筐体内にあり露出していない定着装置も知られている(特許文献2)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2011-232442号公報
特開2016-085238号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1の構造のようにカムが露出している場合、定着装置の交換等の際にユーザがカムに触れて、カムの位相が変化してしまう可能性があるという問題があった。一方で、特許文献2の構造のようにカムが露出していない場合、定着装置の交換や製造工程での組み立て時にカムの位相を目視で確認することができないという問題があった。
【0006】
そこで、本発明は、ニップ圧を変更するためのカムの位相を目視で確認することができるとともに、ユーザが触れることを抑制することができる定着装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前記課題を解決するため、画像形成装置の本体筐体に着脱可能な本発明の定着装置は、加熱部材と、加圧部材と、第1アームと、第1カムと、外装カバーとを備える。
加熱部材と加圧部材は、長手方向に延びる。
第1アームは、加熱部材と加圧部材との間にシートをニップするニップ圧を与える。
第1カムはカム軸を中心に回転する。第1カムは、周面に第1アームに作用する第1カム面を有する。
外装カバーは、第1カムの第1カム面を覆う。外装カバーは第1カムの第1カム面の一部を露出させる第1開口を有する。
【0008】
第1カムの第1カム面を覆う外装カバーが第1開口を有するので、第1カムの位相を目視で確認することができるとともに、ユーザが触れることを抑制することができる。
【0009】
第1カムは、第1カムの位相に関わらず、第1開口から外装カバーの外側に突出しない構成でもよい。
【0010】
第1カムの位相にかかわらず、第1カムは第1開口から外装カバーの外側に突出しないため、ユーザが第1カムに触れることを抑制できる。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

関連特許

キヤノン株式会社
撮像装置
5日前
平和精機工業株式会社
雲台
15日前
株式会社リコー
画像形成装置
2か月前
株式会社リコー
画像形成装置
13日前
株式会社リコー
画像形成装置
28日前
株式会社リコー
画像形成装置
28日前
株式会社リコー
画像形成装置
3か月前
株式会社リコー
画像形成装置
2か月前
株式会社リコー
画像形成装置
1か月前
シャープ株式会社
画像形成装置
21日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
15日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
12日前
キヤノン株式会社
トナー
8日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1か月前
トヨタ自動車株式会社
撮像方法
2か月前
ブラザー工業株式会社
再生方法
29日前
キヤノン株式会社
トナー
3か月前
キヤノン株式会社
トナー
2か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
22日前
株式会社オプトル
プロジェクタ
22日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1か月前
キヤノン株式会社
トナー
2か月前
キヤノン株式会社
トナー
3か月前
株式会社シグマ
絞り機構及びレンズ鏡筒
20日前
アイホン株式会社
機器の設置構造
26日前
沖電気工業株式会社
画像形成装置
2か月前
興和株式会社
マウント構造
1か月前
アイホン株式会社
機器の設置構造
26日前
沖電気工業株式会社
画像形成装置
15日前
ブラザー工業株式会社
画像形成装置
1日前
ブラザー工業株式会社
画像形成装置
1日前
日本放送協会
光分布生成装置
26日前
株式会社リコー
画像投射装置
21日前
続きを見る