TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025131079
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-09
出願番号
2024028594
出願日
2024-02-28
発明の名称
複合機
出願人
ブラザー工業株式会社
代理人
弁理士法人ぱてな
主分類
H04N
1/00 20060101AFI20250902BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】異なるサイズの操作パネルを上筐体に組み合わせる構成において、パネル筐体を上筐体に連結することなく操作パネルに作用する押圧力に耐える強度を確保できるとともに、複数品種製造時に保管する筐体部品点数の削減を実現できる複合機を提供する。
【解決手段】複合機1は、画像形成部5と、画像読取部2と、操作パネル18と、下筐体50と、上筐体20と、下筐体50よりも上方、かつ上筐体20よりも前方に位置し、パネル筐体10と、下筐体50と上筐体20とを連結する連結部60と、上下方向において下筐体50とパネル筐体10との間に位置し、かつ上筐体20及び連結部60よりも前方に位置し、パネル筐体10を支持する支持部19と、を備える。支持部19は、パネル筐体10に固定される第1支持部100と、下筐体50に固定され、第1支持部100と連結される第2支持部200と、を有して構成される。
【選択図】図9
特許請求の範囲
【請求項1】
シートに画像を形成する画像形成部と、
原稿の画像を読み取る画像読取部と、
操作入力を受ける操作パネルと、
前記画像形成部を収容する下筐体と、
前記下筐体よりも上方に位置し、前記画像読取部を収容する上筐体と、
前記下筐体よりも上方、かつ前記上筐体よりも前方に位置し、前記操作パネルを収容するパネル筐体と、
前記下筐体と前記上筐体とを連結する連結部と、
上下方向において前記下筐体と前記パネル筐体との間に位置し、かつ前記上筐体及び前記連結部よりも前方に位置し、前記パネル筐体を支持する支持部と、を備え、
前記支持部は、前記パネル筐体に固定される第1支持部と、前記下筐体に固定され、前記第1支持部と連結される第2支持部と、を有して構成されていることを特徴とする複合機。
続きを表示(約 2,300 文字)
【請求項2】
前記支持部は、前記第1支持部及び前記第2支持部の一方に形成され、前記操作パネルが押圧される第1方向と直交する嵌合方向に突出する嵌合部と、
前記第1支持部及び前記第2支持部の他方に形成され、前記嵌合方向に凹んで前記嵌合部に嵌合される被嵌合部と、を有している請求項1記載の複合機。
【請求項3】
前記第1支持部は、前記パネル筐体に沿って延びて前記パネル筐体に固定される第1固定部と、前記第1固定部に接続して前記下筐体に向かって延びる第1取付部と、を有し、
前記第2支持部は、前記下筐体に沿って延びて前記下筐体に固定される第2固定部と、前記第2固定部に接続して前記パネル筐体に向かって延びる第2取付部と、を有し、
前記第1支持部と前記第2支持部とが連結された状態において、前記第1取付部の第1側面と、前記第2取付部の第2側面と、が前記嵌合方向と平行な第2方向において当接し、かつ、前記第1取付部の底面と、前記第2固定部の上面と、が上下方向の第1隙間を有して対向し、
前記第1隙間は、前記操作パネルが前記第1方向に押圧されたときに当接可能な大きさに設定されている請求項2記載の複合機。
【請求項4】
前記第1支持部と前記第2支持部とが連結された状態において、前記第1取付部は、前記第2取付部よりも前記第2方向の一方に位置し、
前記嵌合部は、前記第2取付部の前記第2側面から前記第2方向の前記一方に突出する第1嵌合部と、前記第1固定部から前記第2方向の他方に突出する第2嵌合部と、を有し、
前記被嵌合部は、前記第1取付部の前記第1側面から前記第2方向の前記一方に凹んで前記第1嵌合部に嵌合される第1被嵌合部と、前記第2取付部における前記第2側面よりも上方に位置する部分から前記第2方向の前記他方に凹んで前記第2嵌合部に嵌合される第2被嵌合部と、を有し、
前記嵌合方向は、前記第1嵌合部及び前記第1被嵌合部においては前記第2方向の前記一方に向かう方向であり、前記第2嵌合部及び前記第2被嵌合部においては前記第2方向の前記他方に向かう方向である請求項3記載の複合機。
【請求項5】
前記第1嵌合部及び前記第1被嵌合部は、2組設けられ、
一方の組の前記第1嵌合部及び前記第1被嵌合部において、前記第1嵌合部は円柱状の突起であり、前記第1被嵌合部は円筒状の内周面を有する穴であり、
他方の組の前記第1嵌合部及び前記第1被嵌合部において、前記第1嵌合部は外周面の一部が平面状に形成されてなる当て部を有する突起であり、前記第1被嵌合部は内周面の一部が平面状に形成されてなり、前記当て部を下から受ける受け部を有する穴である請求項4記載の複合機。
【請求項6】
前記パネル筐体は、前端が後端よりも下方に位置するように傾斜しており、
前記第2方向は、上下方向及び前後方向に直交する幅方向であり、
前記第2嵌合部及び前記第2被嵌合部は、2組設けられ、
一方の組の前記第2嵌合部及び前記第2被嵌合部は、他方の組の前記第2嵌合部及び前記第2被嵌合部よりも前方、かつ下方に位置している請求項4記載の複合機。
【請求項7】
前記第2方向は、上下方向及び前後方向に直交する幅方向であり、
前記第1支持部と前記第2支持部とが連結された状態において、前記第1取付部は、前記第2取付部よりも前記幅方向の一方に位置し、
前記連結部、前記第1支持部及び前記第2支持部よりも前記幅方向の前記一方に位置して上下方向及び前後方向に延びる外装カバーを備え、
前記外装カバーの下端側には、前記下筐体に固定されるカバー固定部が形成され、
前記外装カバーの上端側には、前記幅方向において前記第1取付部に当接するカバー当接部が形成され、
前記パネル筐体は、前記第1固定部が固定される基部と、前記外装カバーの前記上端よりも前記幅方向の前記一方に位置して下向きに突出し、かつ前後方向に延びる対向壁と、を有し、
前記対向壁の下端と前記外装カバーの前記上端とは、前記幅方向の第2隙間を有して対向し、
前記第2隙間は、前記第1方向の押圧力が前記パネル筐体における前記幅方向の前記一方に偏って作用したときに当接可能な大きさに設定されている請求項3乃至6のいずれか1項記載の複合機。
【請求項8】
前記画像読取部は、前記上筐体の上面に配置された原稿ガラスであって、読取対象の原稿が載置される原稿載置面を有する前記原稿ガラスを有し、
前記上筐体は、前記原稿ガラスの外周縁を覆う上面カバーを有し、
前記パネル筐体は、前記操作パネルの外周縁を覆うパネルカバーを有し、
前記パネルカバーの後端側の一部は、前記上面カバーの前端側の一部を上から覆っている請求項1乃至6のいずれか1項記載の複合機。
【請求項9】
前記第2支持部は、前記第2支持部の外装面を構成するカバー部を有し、
前記カバー部の上端縁には、前記パネル筐体に下から当接して前記パネル筐体を支持するカバー支持部が形成されている請求項1乃至6のいずれか1項記載の複合機。
【請求項10】
前記カバー支持部は、前記第1支持部から上下方向及び前後方向に直交する幅方向に離れて位置し、前後方向に延びる第1カバー支持部と、
前記第1支持部よりも前方に位置し、前記幅方向に延びる第2カバー支持部と、を有している請求項9記載の複合機。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は複合機に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1に従来の複合機の一例が開示されている。この複合機において、画像読取部を収容する上筐体は、画像形成部を収容する下筐体よりも上方に位置している。操作パネルを収容するパネル筐体は、下筐体よりも上方に位置し、上筐体の前端部から前方に突出している。パネル筐体の少なくとも一部が上筐体と一体に形成されているか否かは不明であるが、一般的には、パネル筐体の少なくとも一部が上筐体と一体に形成されている場合が多い。連結部は、下筐体と上筐体とを連結している。
【0003】
この複合機には、操作入力を受ける操作パネルに作用する押圧力に耐える強度を有して操作パネルを支持することが求められる。このため、この複合機では、連結部の前端部が上下方向において下筐体とパネル筐体との間に位置し、かつ上筐体よりも前方に位置してパネル筐体を支持している。
【0004】
また、従来の複合機の別の一例として、連結部の前端部がパネル筐体よりも後方に位置してパネル筐体を支持しない構成が知られている。この複合機では、パネル筐体の少なくとも一部を上筐体と一体に形成することにより、操作パネルに作用する押圧力に耐える強度を確保している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特許第7310454号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところで、上記従来の複合機では、異なるサイズの操作パネルを上筐体に組み合わせて製品化する製品展開を採用する場合がある。
【0007】
パネル筐体の少なくとも一部を上筐体と一体に形成する構成において、そのような製品展開を実現しようとする場合、操作パネルの各サイズに合わせた形状を有する複数品種の上筐体用部品を設計、製造、保管しなければならず、その結果、生産計画と需要とが異なる状態になると対応が難しいだけでなく、複数品種の上筐体用部品を保管するスペースが必要になるという問題がある。
【0008】
連結部の前端部がパネル筐体を支持する構成において、そのような製品展開を実現しようとする場合も、操作パネルの各サイズに合わせた形状を有する複数品種の連結部用部品を設計、製造、保管しなければならず、同様の問題がある。この場合において、パネル筐体の少なくとも一部を上筐体と一体に形成するものであれば問題が大きくなってしまう。
【0009】
本発明は、上記従来の実情に鑑みてなされたものであって、異なるサイズの操作パネルを上筐体に組み合わせる構成において、パネル筐体を上筐体に連結することなく操作パネルに作用する押圧力に耐える強度を確保できるとともに、複数品種製造時に保管する筐体部品点数の削減を実現できる複合機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明の複合機は、シートに画像を形成する画像形成部と、
原稿の画像を読み取る画像読取部と、
操作入力を受ける操作パネルと、
前記画像形成部を収容する下筐体と、
前記下筐体よりも上方に位置し、前記画像読取部を収容する上筐体と、
前記下筐体よりも上方、かつ前記上筐体よりも前方に位置し、前記操作パネルを収容するパネル筐体と、
前記下筐体と前記上筐体とを連結する連結部と、
上下方向において前記下筐体と前記パネル筐体との間に位置し、かつ前記上筐体及び前記連結部よりも前方に位置し、前記パネル筐体を支持する支持部と、を備え、
前記支持部は、前記パネル筐体に固定される第1支持部と、前記下筐体に固定され、前記第1支持部と連結される第2支持部と、を有して構成されていることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
関連特許
ブラザー工業株式会社
複合機
1日前
ブラザー工業株式会社
現像装置
12日前
ブラザー工業株式会社
給紙装置
16日前
ブラザー工業株式会社
工作機械
今日
ブラザー工業株式会社
定着装置
今日
ブラザー工業株式会社
定着装置
今日
ブラザー工業株式会社
定着装置
今日
ブラザー工業株式会社
画像形成装置
1日前
ブラザー工業株式会社
画像形成装置
1日前
ブラザー工業株式会社
画像形成装置
1日前
ブラザー工業株式会社
画像形成装置
1日前
ブラザー工業株式会社
画像形成装置
1日前
ブラザー工業株式会社
画像形成装置
1日前
ブラザー工業株式会社
通信システム
12日前
ブラザー工業株式会社
画像形成装置
今日
ブラザー工業株式会社
画像形成装置
5日前
ブラザー工業株式会社
液体吐出装置
20日前
ブラザー工業株式会社
画像形成装置
20日前
ブラザー工業株式会社
液体吐出装置
22日前
ブラザー工業株式会社
画像形成装置
今日
ブラザー工業株式会社
画像形成装置
13日前
ブラザー工業株式会社
シート搬送装置
今日
ブラザー工業株式会社
現像カートリッジ
23日前
ブラザー工業株式会社
サポートプログラム
今日
ブラザー工業株式会社
サポートプログラム
今日
ブラザー工業株式会社
サポートプログラム
19日前
ブラザー工業株式会社
読取装置および複合機
今日
ブラザー工業株式会社
読取装置および複合機
今日
ブラザー工業株式会社
複合機及び消耗品管理システム
16日前
ブラザー工業株式会社
レーザユニット、及び画像形成装置
今日
ブラザー工業株式会社
プログラム、および、画像処理装置
15日前
ブラザー工業株式会社
現像カートリッジおよび画像形成装置
9日前
ブラザー工業株式会社
画像形成装置および画像形成システム
23日前
ブラザー工業株式会社
画像読取装置、画像形成装置及び複合機
2日前
ブラザー工業株式会社
印刷装置、保護カバーおよび印刷装置本体
19日前
ブラザー工業株式会社
液体吐出装置、その制御方法及びプログラム
今日
続きを見る
他の特許を見る