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公開番号
2025149250
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-08
出願番号
2024049781
出願日
2024-03-26
発明の名称
取引処理システム、取引処理装置及びそのプログラム
出願人
東芝テック株式会社
代理人
弁理士法人鈴榮特許綜合事務所
主分類
G07G
1/12 20060101AFI20251001BHJP(チェック装置)
要約
【課題】カード等の記録媒体又はスマートフォン等の情報端末を所持していなくても、会員サービス及びキャッシュレス決済を可能とする。
【解決手段】取引処理システムは、記憶装置と、読取装置と、取引処理装置とを含む。記憶装置は、会員の生体情報と関連付けて、当該会員の会員識別情報と当該会員が有する決済媒体の情報とを記憶する。読取装置は、ユーザの生体情報を読み取る。取引処理装置は、読取装置で読み取られた生体情報と関連付けて記憶装置で記憶されている情報を取得する。取引処理装置は、会員識別情報を取得した場合には、ユーザとの取引を当該会員識別情報で識別される会員との取引として処理する。取引処理装置は、決済媒体の情報を取得した場合には、ユーザとの取引を取得した決済媒体の情報で決済する。
【選択図】 図4
特許請求の範囲
【請求項1】
会員の生体情報と関連付けて、当該会員の会員識別情報と当該会員が有する決済媒体の情報とを記憶する記憶装置と、
ユーザの生体情報を読み取る読取装置と、
前記読取装置で読み取られた生体情報と関連付けて前記記憶装置で記憶されている情報を取得し、前記会員識別情報を取得した場合には、前記ユーザとの取引を当該会員識別情報で識別される会員との取引として処理し、前記決済媒体の情報を取得した場合には、前記ユーザとの取引を取得した決済媒体の情報で決済する取引処理装置と、
を具備する取引処理システム。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
会員の生体情報と関連付けて、当該会員の会員識別情報と当該会員が有する決済媒体の情報とを記憶する記憶装置と通信を行う通信部と、
生体情報を読み取る読取装置でユーザの生体情報が読み取られたことに応じて、前記通信部を介して前記記憶装置と通信を行い、当該生体情報と関連付けて記憶されている情報を取得する関連情報取得部と、
前記関連情報取得部で前記会員識別情報を取得した場合には、前記ユーザとの取引を当該会員識別情報で識別される会員との取引として処理する会員処理部と、
前記関連情報取得部で前記決済媒体の情報を取得した場合には、その取得した決済媒体の情報で前記ユーザとの取引を決済する決済処理部と、
を具備する取引処理装置。
【請求項3】
前記関連情報取得部で前記会員識別情報と前記決済媒体の情報とを取得した場合には第1の状態を示す値を記憶し、前記会員識別情報だけを取得した場合には第2の状態を示す値を記憶し、前記会員識別情報及び前記決済媒体の情報のいずれも取得しなかった場合には第3の状態を示す値を記憶する状態記憶部、
をさらに具備し、
前記決済処理部及び前記会員処理部は、前記状態記憶部で記憶される値に応じて処理を異ならせる、請求項2記載の取引処理装置。
【請求項4】
前記ユーザとの取引を決済するための支払方法として少なくともクレジットカード支払いを受け付ける受付部、
をさらに具備し、
前記決済処理部は、前記受付部においてクレジットカード支払いが選択されると、前記関連情報取得部で前記決済媒体の情報としてクレジットカードの情報を取得していない場合には、前記ユーザが使用する第2のクレジットカードの情報と暗証番号の入力を待ち受け、入力されたことに応じて当該ユーザとの取引を前記第2のクレジットカードの情報で決済し、前記関連情報取得部で前記決済媒体の情報としてクレジットカードの情報を取得している場合には、前記暗証番号の入力無しに取得したクレジットカードの情報で当該ユーザとの取引を決済する、請求項3記載の取引処理装置。
【請求項5】
前記ユーザとの取引を決済するための支払方法として少なくともポイント支払いを受け付ける受付部、
をさらに具備し、
前記会員処理部は、前記受付部においてポイント支払いが選択されると、前記関連情報取得部で前記会員識別情報を取得していない場合には、会員識別情報の入力を待ち受け、入力されたことに応じて当該会員識別情報で識別される会員のポイントを取引の支払い金額として処理し、前記関連情報取得部で前記会員識別情報を取得している場合には、前記会員識別情報の入力無しに取得した会員識別情報で識別される会員のポイントを取引の支払い金額として処理する、請求項3記載の取引処理装置。
【請求項6】
会員の生体情報と関連付けて、当該会員の会員識別情報と当該会員が有する決済媒体の情報とを記憶する記憶装置と通信を行う通信部、を備えた取引処理装置のコンピュータを、
生体情報を読み取る読取装置でユーザの生体情報が読み取られたことに応じて、前記通信部を介して前記記憶装置と通信を行い、当該生体情報と関連付けて記憶されている情報を取得する取得手段、
前記取得手段で前記会員識別情報を取得した場合には、前記ユーザとの取引を当該会員識別情報で識別される会員との取引として処理する会員処理手段、及び、
前記取得手段で前記決済媒体の情報を取得した場合には、前記ユーザとの取引を取得した決済媒体の情報で決済する決済処理手段、
として機能させるためのプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、取引処理システム、及びこのシステムに用いられる取引処理装置、並びにそのプログラムに関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
店舗との取引の際にポイントの付与、会員値引又は割引等の会員サービスを受けたいユーザは、会員登録を行う必要がある。例えばユーザは、取引処理装置のカードリーダで会員カードを読み取らせる。あるいはユーザは、取引処理装置のスキャナでスマートフォンに表示された会員バーコードを読み取らせる。いずれかの操作により会員登録が行われて、ユーザは会員サービスを受けることができる。
【0003】
一方、取引を決済するための代金支払い方法として、近年ではクレジットカード、電子マネー、コード決済等のキャッシュレス方式が主流となりつつある。キャッシュレス方式で代金を支払う場合には、ユーザは、取引処理装置のカードリーダでキャッシュレス決済に対応したカードを読み取らせる。あるいはユーザは、取引処理装置のスキャナでスマートフォンに表示されたキャッシュレス決済用のバーコードを読み取らせる。いずれかの操作により本人認証が行われて、ユーザは、取引の代金をキャッシュレスで支払うことができる。
【0004】
しかしながら、1回の取引において、会員サービスを受けるユーザがキャッシュレス方式で代金を支払う場合には、会員登録のための操作と本人認証のための操作とが要求される。これらの操作には、各々のカード又はアプリケーションソフトウェアをインストールしたスマートフォンが必須である。このためユーザは、カード又はスマートフォンを所持していなければ会員サービスを受けることができず、また、キャッシュレス方式で代金を支払うことができない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特許第6356531号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明の実施形態が解決しようとする課題は、カード等の記録媒体又はスマートフォン等の情報端末を所持していなくても、会員サービス及びキャッシュレス決済が可能な取引処理システム及びこのシステムで用いられる取引処理装置を提供しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
一実施形態において、取引処理システムは、記憶装置と、読取装置と、取引処理装置とを含む。記憶装置は、会員の生体情報と関連付けて、当該会員の会員識別情報と当該会員が有する決済媒体の情報とを記憶する。読取装置は、ユーザの生体情報を読み取る。取引処理装置は、読取装置で読み取られた生体情報と関連付けて記憶装置で記憶されている情報を取得する。取引処理装置は、会員識別情報を取得した場合には、ユーザとの取引を当該会員識別情報で識別される会員との取引として処理する。取引処理装置は、決済媒体の情報を取得した場合には、ユーザとの取引を取得した決済媒体の情報で決済する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、一実施形態における取引処理システムの概略構成を示す模式図である。
図2は、顧客レコードの主要なデータ構造を示す模式図である。
図3は、セルフPOS端末の要部回路構成を示すブロック図である。
図4は、セルフPOS端末が有する主要な機能構成を示すブロック図である。
図5は、セルフPOS端末のプロセッサが実行する情報処理の要部手順を示す流れ図である。
図6は、セルフPOS端末のプロセッサが実行する情報処理の要部手順を示す流れ図である。
図7は、セルフPOS端末のプロセッサが実行するポイント決済処理の要部手順を示す流れ図である。
図8は、セルフPOS端末のプロセッサが実行するクレジット決済処理の要部手順を示す流れ図である。
図9は、セルフPOS端末のタッチパネルに表示されるスタート画面の一例である。
図10は、セルフPOS端末のタッチパネルに表示される生体認証画面の一例である。
図11は、セルフPOS端末のタッチパネルに表示される登録画面の一例である。
図12は、セルフPOS端末のタッチパネルに表示される支払選択画面の一例である。
図13は、セルフPOS端末のタッチパネルに表示されるポイント支払画面の一例である。
図14は、セルフPOS端末のタッチパネルに表示されるカード選択画面の一例である。
図15は、セルフPOS端末のタッチパネルに表示されるカード決定画面の一例である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、カード等の記録媒体又はスマートフォン等の情報端末を所持していなくても、会員サービス及びキャッシュレス決済が可能な取引処理システムの実施形態について、図面を用いて説明する。
【0010】
[取引処理システムの説明]
図1は、一実施形態における取引処理システム1の概略構成を示す模式図である。取引処理システム1は、複数台のセルフPOS端末10と、顧客管理サーバ20とを含む。取引処理システム1は、各セルフPOS端末10と顧客管理サーバ20とを通信ネットワーク30で接続する。通信ネットワーク30は、インターネット、イントラネット等の広域ネットワークである。移動体通信網、公衆通信網等を通信ネットワーク30の一部として利用してもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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