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公開番号
2025149401
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-08
出願番号
2024050022
出願日
2024-03-26
発明の名称
ダイカストマシンの速度制御用バルブ及びダイカストマシン
出願人
UBEマシナリー株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B22D
17/20 20060101AFI20251001BHJP(鋳造;粉末冶金)
要約
【課題】材料コストの低減を図りながら耐摩耗性を向上させること。
【解決手段】速度制御用バルブ30は、溶湯の射出速度を制御するダイカストマシンの速度制御用バルブであって、内部にバルブ孔350が形成されたハウジング35と、バルブ孔350内を摺動するスプール34と、バルブ孔350内に固定され、スプール34を摺動可能に支持するスリーブ36と、を備える。スリーブ36は、スプール34の摺動時における少なくともいずれかの位置においてスプール34に接する内部スリーブ361,362と、内部スリーブ361,362の周囲を囲うように設けられたフレーム363とを有する。内部スリーブ361,362とフレーム363とは互いに別体であり、内部スリーブ361,362の材質は、フレーム363の材質よりも硬度が高い、ことを特徴とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
溶湯の射出速度を制御するダイカストマシンの速度制御用バルブであって、
内部にバルブ孔が形成されたハウジングと、
前記バルブ孔内を摺動するスプールと、
前記バルブ孔内に固定され、前記スプールを摺動可能に支持するスリーブと、を備え、
前記スリーブは、前記スプールの摺動時における少なくともいずれかの位置において前記スプールに接する接触部と、前記接触部の周囲を囲うように設けられた外周部とを有し、
前記接触部と前記外周部とは互いに別体であり、
前記接触部の材質は、前記外周部の材質よりも硬度が高い、
ことを特徴とするダイカストマシンの速度制御用バルブ。
続きを表示(約 360 文字)
【請求項2】
請求項1に記載のダイカストマシンの速度制御用バルブにおいて、
前記接触部は、内周側に設けられた接触面にて前記スプールに接触し、
前記接触面における、軸方向一端側又は両端が、テーパ形状とされている、
ことを特徴とするダイカストマシンの速度制御用バルブ。
【請求項3】
油圧源と、
前記油圧源に接続された射出手段と、を備えるダイカストマシンであって、
前記射出手段は、シリンダと、該シリンダの内部を2室に区画するピストンと、を有し、
区画された前記2室の内一方は、前記油圧源に接続されており、
区画された前記2室の内他方は、請求項1又は2記載の前記速度制御用バルブに接続されている、
ことを特徴とするダイカストマシン。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、ダイカストマシンの速度制御用バルブ及びダイカストマシンに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、シリンダ2室の内一方を油圧源に接続し、他方を速度制御用バルブに接続したダイカストマシンが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第7168707号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示は、材料コストの低減を図りながら耐摩耗性を向上させたダイカストマシンの速度制御用バルブ及びダイカストマシンを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
[1]溶湯の射出速度を制御するダイカストマシンの速度制御用バルブであって、内部にバルブ孔が形成されたハウジングと、前記バルブ孔内を摺動するスプールと、前記バルブ孔内に固定され、前記スプールを摺動可能に支持するスリーブと、を備え、前記スリーブは、前記スプールの摺動時における少なくともいずれかの位置において前記スプールに接する接触部と、前記接触部の周囲を囲うように設けられた外周部とを有し、前記接触部と前記外周部とは互いに別体であり、前記接触部の材質は、前記外周部の材質よりも硬度が高い、ことを特徴とするダイカストマシンの速度制御用バルブ。
【0006】
[2]前記接触部は、内周側に設けられた接触面にて前記スプールに接触し、前記接触面における、軸方向一端側又は両端が、テーパ形状とされている、ことを特徴とする上記[1]に記載のダイカストマシンの速度制御用バルブ。
【0007】
[3]油圧源と、前記油圧源に接続された射出手段と、を備えるダイカストマシンであって、前記射出手段は、シリンダと、該シリンダの内部を2室に区画するピストンと、を有し、区画された前記2室の内一方は、前記油圧源に接続されており、区画された前記2室の内他方は、請求項1又は2記載の前記速度制御用バルブに接続されている、ことを特徴とするダイカストマシン。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、材料コストの低減を図りながら耐摩耗性を向上させたダイカストマシンの速度制御用バルブ及びダイカストマシンを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、ダイカストマシンの一例を示す模式図である。
図2は、ピストンが前進した状態におけるダイカストマシンを示す模式図である。
図3は、ピストンが後退した状態におけるダイカストマシンを示す模式図である。
図4(a)は速度制御用バルブに含まれるハウジングを示す断面図であり、図4(b)は速度制御用バルブに含まれるスリーブを示す図であり、図4(c)はハウジングにスリーブが組み付けられた速度制御用バルブを示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照して一実施形態について説明する。説明において、同一要素又は同一機能を有する要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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