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公開番号2025155740
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-14
出願番号2024203510
出願日2024-11-21
発明の名称端末及び通信方法
出願人株式会社NTTドコモ
代理人弁理士法人鷲田国際特許事務所
主分類H04W 16/28 20090101AFI20251003BHJP(電気通信技術)
要約【課題】時分割複信のバンドを構成する複数のサブバンドを利用可能なときに、プリコーダを計算するためのCSI-RSのシンボルタイプと、SRS送信のシンボルタイプとが一致するようにCSI-RSリソースを扱うことを可能にする端末及び通信方法を提供すること。
【解決手段】端末は、CSI-RSを受信する受信部と、前記CSI-RSに基づいて、SRSのプリコーダを計算し、計算した前記プリコーダを適用して、SRSを送信制御する制御部と、を備え、前記制御部は、SRSリソースセットのシンボルタイプがSBFDのシンボルタイプである場合であって、CSI-RSリソースのCSI-RSオケージョンがSBFDのシンボルタイプ又は非SBFDシンボルタイプのうちのいずれか一方に制限されている場合、CSI-RSリソースのシンボルタイプがSBFDのシンボルタイプであると判断する。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
Channel-state information reference signal(CSI-RS)を受信する受信部と、
前記CSI-RSに基づいて、Sounding Reference Signal(SRS)のプリコーダを計算し、計算した前記プリコーダを適用して、SRSを送信制御する制御部と、
を備え、
前記制御部は、SRSリソースセットのシンボルタイプがsubband non-overlapping full duplex(SBFD)のシンボルタイプである場合であって、CSI-RSリソースのCSI-RSオケージョンがSBFDのシンボルタイプ又は非SBFDシンボルタイプのうちのいずれか一方に制限されている場合、CSI-RSリソースのシンボルタイプがSBFDのシンボルタイプであると判断する、
端末。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記制御部は、SRSリソースセットのシンボルタイプがsubband non-overlapping full duplex(SBFD)のシンボルタイプである場合であって、CSI-RSリソースのCSI-RSオケージョンがSBFDシンボルタイプ又は非SBFDシンボルタイプのいずれかである場合、CSI-RSリソースがSBFDシンボルタイプであるCSI-RSオケージョンの測定に基づいて前記プリコーダを計算する、
請求項1記載の端末。
【請求項3】
前記制御部は、SRSリソースセットのシンボルタイプがsubband non-overlapping full duplexではない(非SBFD)シンボルタイプである場合であって、CSI-RSリソースのCSI-RSオケージョンがSBFDのシンボルタイプ又は非SBFDシンボルタイプのうちのいずれか一方に制限されている場合、CSI-RSリソースのシンボルタイプが非SBFDのシンボルタイプであると判断する、
請求項1記載の端末。
【請求項4】
前記制御部は、SRSリソースセットのシンボルタイプがsubband non-overlapping full duplexではない(非SBFD)シンボルタイプである場合であって、CSI-RSリソースのCSI-RSオケージョンがSBFDシンボルタイプ又は非SBFDシンボルタイプのいずれかである場合、CSI-RSリソースが非SBFDシンボルタイプであるCSI-RSオケージョンの測定に基づいて前記プリコーダを計算する、
請求項1記載の端末。
【請求項5】
端末が、
Channel-state information reference signal(CSI-RS)を受信し、
前記CSI-RSに基づいて、Sounding Reference Signal(SRS)のプリコーダを計算し、計算した前記プリコーダを適用して、SRSを送信制御し、
SRSリソースセットのシンボルタイプがsubband non-overlapping full duplex(SBFD)のシンボルタイプである場合であって、CSI-RSリソースのCSI-RSオケージョンがSBFDのシンボルタイプ又は非SBFDシンボルタイプのうちのいずれか一方に制限されている場合、CSI-RSリソースのシンボルタイプがSBFDのシンボルタイプであると判断する、
通信方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、端末及び通信方法に関する。
続きを表示(約 2,500 文字)【背景技術】
【0002】
3GPP(登録商標)は、5th generation mobile communication system(5G、New Radio(NR)又はNext Generation(NG)とも呼ばれる。)を仕様化し、さらに、Beyond 5G、5G Evolutionあるいは6Gと呼ばれる次世代の移動通信システムの仕様化も進めている。
【0003】
Release 18において、時分割複信(TDD)のバンドを構成する複数のサブバンドを利用することにより、下りリンク(DL)と上りリンク(UL)との同時使用を可能にする複信方式が議論されている。このような複信方式はsubband non-overlapping full duplex(SBFD)と呼ばれている。なお、SBFDが適用されるシンボルは、SBFDシンボルと呼ばれてもよい。また、SBFDシンボルにおいて、DLに使用されるサブバンドはDLサブバンドと呼ばれてもよいし、ULに使用されるサブバンドはULサブバンドと呼ばれてもよい。
【0004】
さらに、Release 19に向けて、SBFDシンボル及び非SBFDシンボルによるUL送信及びDL受信に関する拡張が検討されている(非特許文献1)。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0005】
“New WID: Evolution of NR duplex operation: サブバンド full duplex (SBFD)”, RP-234035, 3GPP TSG RAN Meeting #102, 3GPP, December 11-15, 2023
3GPP TS 38.214 V18.3.0 (2024-06)
3GPP TS 38.300 V18.2.0 (2024-06)
3GPP TS 38.331 V18.1.0 (2024-03)
3GPP TR 38.858 V18.1.0 (2024-03)
【発明の概要】
【0006】
非Codebookベースの送信方式の場合、UEは、gNB(基地局)から受信するチャネル状態情報推定用参照信号(CSI-RS:Channel-State Information Reference Signal)に基づいて、基地局へ送信する参照信号(SRS: Sounding Reference Signal)のプリコーダを計算する。UEは、計算したプリコーダによりプリコーディングされたSRSをアップリンクにより送信する。基地局はUEから受信したSRSを分析し、上りリンクの無線チャネルの品質情報を収集することにより、適切なリソースの割り当てや、ビームフォーミングの管理、干渉の軽減等のマネジメントを行う。
【0007】
UEがCSI-RSに基づいてSRSのプリコーダを計算する際に、SBFDシンボルと非SBFDシンボルとでは、チャネル測定の結果が異なる可能性がある。したがって、上述したSRSの送信等においては、プリコーダを計算するためのCSI-RSのシンボルタイプと、SRS送信のシンボルタイプとを一致させることが求められる場合があり、CSI-RSとSRSとの関連については、さらなる検討が求められる。
【0008】
本開示の一態様は、時分割複信のバンドを構成する複数のサブバンドを利用可能なときに、プリコーダを計算するためのCSI-RSのシンボルタイプと、SRSリソースセットのシンボルタイプとが一致するようにCSI-RSリソースを扱うことを可能にする端末及び通信方法に資する。
【0009】
本開示の一態様に係る端末は、Channel-state information reference signal(CSI-RS)を受信する受信部と、前記CSI-RSに基づいて、Sounding Reference Signal(SRS)のプリコーダを計算し、計算した前記プリコーダを適用して、SRSを送信制御する制御部と、を備え、前記制御部は、SRSリソースセットのシンボルタイプがsubband non-overlapping full duplex(SBFD)のシンボルタイプである場合であって、CSI-RSリソースのCSI-RSオケージョンがSBFDのシンボルタイプ又は非SBFDシンボルタイプのうちのいずれか一方に制限されている場合、CSI-RSリソースのシンボルタイプがSBFDのシンボルタイプであると判断する。
【図面の簡単な説明】
【0010】
無線通信システムの全体概略構成図である。
無線通信システムにおいて用いられる周波数レンジを示す図である。
無線通信システムにおいて用いられる無線フレーム、サブフレーム、スロット、シンボルの構成例を示す図である。
Rel-16までに規定されるTDDの設定の一例を示す図である。
SBFDの構成の一例を示す図である。
SBFD動作の一例を示す図である。
既存のTDD設定の一例を示す図である。
SBFDの設定を含むTDDの一例を示す図である。
nonCodebookベースのアップリンク伝送の一例を示す図である。
CSI-RSリソースに係るパラメータを説明する図である。
SBFDが適用される場合のDLサブバンド及びULサブバンド用のリソースの例を示す図である。
コンフィグレーション1を説明する図である。
コンフィグレーション2を説明する図である。
基地局の構成の一例を示すブロック図である。
端末の構成の一例を示すブロック図である。
基地局及び端末のハードウェア構成の一例を示す図である。
車両の構成の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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