TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025156869
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-15
出願番号
2024059601
出願日
2024-04-02
発明の名称
体重推定装置、体重推定方法、及び体重推定プログラム
出願人
株式会社豊田中央研究所
,
株式会社アイシン
代理人
弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類
G06T
7/00 20170101AFI20251007BHJP(計算;計数)
要約
【課題】乗員を撮影した撮影画像から乗員の体重を正確に推定可能な体重推定装置、体重推定方法、及び体重推定プログラムを提供することを目的とする。
【解決手段】画像取得部20は、カメラ14によって撮影された、画像ピクセル単位で距離を測定した結果を含む撮影画像を取得し、人物領域取得部22は、取得した撮影画像から乗員を検出し、乗員を囲む画像領域を取得し、3次元形状推定部24は、人物領域取得部22が取得した各乗員の画像領域から乗員の3次元形状を推定し、体重推定部26は、3次元形状の体積を求め、求めた体積と事前に用意した密度データを掛け合わせることで体重を求める。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
車室内を撮影した撮影画像から乗員を検出して乗員を囲む画像領域を取得する取得部と、
前記車室内の各乗員の前記画像領域から乗員の3次元形状または形状パラメータを推定する推定部と、
前記推定部の推定結果から前記各乗員の体重を推定する体重推定部と、
を含む体重推定装置。
続きを表示(約 780 文字)
【請求項2】
前記撮影画像は、車室内を撮影し、かつ距離測定可能な撮影部によって撮影された撮影画像である請求項1に記載の体重推定装置。
【請求項3】
前記推定部は、前記車室内の各乗員の前記画像領域から乗員の3次元形状を推定する場合、人体形状と姿勢を別々のパラメータとして表現できる形状モデルを用いて推定する請求項1に記載の体重推定装置。
【請求項4】
前記推定部は、前記形状パラメータを推定する場合、前記形状パラメータから予め定めた姿勢の3次元形状を構成し、
前記体重推定部は、事前に用意した人体の密度データと、前記推定部が構成した前記3次元形状の体積から前記各乗員の体重を推定する請求項3に記載の体重推定装置。
【請求項5】
前記推定部は、前記形状パラメータを推定し、
前記体重推定部は、事前に求めた、前記形状パラメータから体重を推定する式によって前記各乗員の体重を推定する請求項1に記載の体重推定装置。
【請求項6】
コンピュータが、
車室内を撮影した撮影画像から乗員を検出して乗員を囲む画像領域を取得し、
前記車室内の各乗員の前記画像領域から乗員の3次元形状または形状パラメータを推定し、
前記3次元形状または前記形状パラメータの推定結果から前記各乗員の体重を推定する処理を実行する体重推定方法。
【請求項7】
コンピュータに、
車室内を撮影した撮影画像から乗員を検出して乗員を囲む画像領域を取得し、
前記車室内の各乗員の前記画像領域から乗員の3次元形状または形状パラメータを推定し、
前記3次元形状または前記形状パラメータの推定結果から前記各乗員の体重を推定する処理を実行させるための体重推定プログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、体重推定装置、体重推定方法、及び体重推定プログラムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、生体の骨格を推定する骨格推定部と、前記生体の身長を含む属性データを取得する情報取得部と、前記身長から規定値を減算して前記身長の一部を構成する第1骨格に相当する第1長さを算出し、推定した前記骨格における前記第1骨格を含む骨格同士の比率と、前記第1長さとを利用して、前記生体の対象部位の長さを算出する演算部とを備えた情報取得装置が提案されている。
【0003】
特許文献2には、動物を撮像し、複数の点毎に三次元情報を取得する情報取得装置と、前記情報取得装置が取得した三次元情報に基づいて、前記動物の外形の幾何学量を演算する演算装置と、前記演算装置が演算した前記動物の外形の幾何学量に基づいて、撮像した前記動物の体重を推定する計量装置と、を有する、動物の体重を推定する体重推定装置が提案されている。
【0004】
特許文献3には、体重の推定対象を撮影した第1の画像を取得する取得手段と、前記取得手段により取得された前記第1の画像における前記推定対象の姿勢が、予め定義された複数の姿勢のうちのいずれの姿勢であるかを分類する分類手段と、前記分類手段により分類された姿勢に対応する推定モデルを用いて、前記第1の画像から前記推定対象の体重を推定する推定手段と、を有する体重推定装置が提案されている。
【0005】
特許文献4には、カメラにより車両乗員の単一視点に関する表面立体形状を検出する構成を用いて、当該車両乗員における所定の部位間距離や所定部位の位置を検出し、これによって当該車両乗員の体格や姿勢を検出する車両に搭載される車両乗員検出システムが提案されている。
【0006】
特許文献5には、撮像装置により撮像された、車室内シートに着座している乗員の画像を取得する画像取得部と、前記画像における前記乗員の肩関節位置を示す肩関節情報を算出する位置情報算出部と、前記肩関節情報に基づいて、前記乗員がひねり姿勢であるか否かを判定するひねり判定部 と、前記肩関節情報に基づいて、前記乗員の体格を判定する体格判定部と、を備えた体格判定装置が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特許第7346701号公報
特許第7284500号公報
特開2023-129574号公報
特開2008-2838号公報
特許第7287239号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、乗員の身長や体重等の属性データを予め登録するため、乗員が代わる度に属性データを登録する必要があり、実用的ではない。
【0009】
また、特許文献2に記載の技術では、画像から推定した身長から動物の体重を回帰式で予測する技術になっているが、対象が動物であり人間に当てはめた場合、身長と体重にはある程度の相関があるものの、正確に体重を推定するためには改善の余地がある。
【0010】
また、特許文献3に記載の技術では、姿勢毎に分類された回帰式で動物の胴長や腰幅などの部分的な長さ情報から体重を回帰式で予測する技術になっているが、対象が動物であり人間に当てはめた場合、特許文献2と同様に正確に体重を推定するためには改善の余地がある。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
関連特許
個人
詐欺保険
3日前
個人
縁伊達ポイン
3日前
個人
QRコードの彩色
7日前
個人
地球保全システム
16日前
個人
為替ポイント伊達夢貯
1か月前
個人
冷凍食品輸出支援構造
1か月前
個人
残土処理システム
9日前
個人
農作物用途分配システム
2日前
個人
表変換編集支援システム
1か月前
個人
知的財産出願支援システム
10日前
個人
知財出願支援AIシステム
1か月前
個人
パスワード管理支援システム
1か月前
個人
行動時間管理システム
1か月前
個人
システム及びプログラム
29日前
個人
食品レシピ生成システム
15日前
個人
海外支援型農作物活用システム
28日前
株式会社キーエンス
受発注システム
15日前
株式会社キーエンス
受発注システム
15日前
株式会社キーエンス
受発注システム
15日前
個人
AIキャラクター制御システム
1か月前
個人
音声・通知・再配達UX制御構造
10日前
個人
音声対話型帳票生成支援システム
1か月前
大同特殊鋼株式会社
疵判定方法
22日前
個人
SaaS型勤務調整支援システム
1か月前
個人
冷凍加工連携型農場運用システム
1か月前
個人
人格進化型対話応答制御システム
1か月前
個人
社会還元・施設向け供給支援構造
1か月前
サクサ株式会社
中継装置
1か月前
個人
帳票自動生成型SaaSシステム
10日前
個人
未来型家系図構築システム
28日前
キヤノン株式会社
表示システム
15日前
個人
マーケティング活動支援装置
14日前
中部電力株式会社
学習装置
28日前
株式会社キーエンス
製品受発注システム
15日前
株式会社竹中工務店
管理システム
28日前
株式会社カネカ
製造工場の管理システム
10日前
続きを見る
他の特許を見る