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公開番号2025158538
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-17
出願番号2024061180
出願日2024-04-05
発明の名称草刈り鋏
出願人個人
代理人
主分類A01B 1/24 20060101AFI20251009BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】従来の草刈り鋏は、刃体に備えた直線状の刃を利用するだけなので、様々な形態や硬さの草を万能に切るのに適しているとは言い難かった。
【解決手段】本発明の草刈り鋏は、刃体の一側に刃部を備えた一対の刃体が、前記刃部が対向するように支持軸で開閉自在に軸支され、該刃体の基部には一対の柄が連結された草刈り鋏であって、前記刃体は刃部側が凸状に湾曲している。また、前記刃部には、先が鋭角の2つの突起状の刃が間隙を有して結合し、その外周縁部が略М字形状をなす切刃が所定間隔で複数連設されており、略М字形状の前記切刃の内側には鋸刃状の刃が形成され、前記切刃の外側には直線状の刃が形成されている。
【選択図】図1


特許請求の範囲【請求項1】
刃体の一側に刃部を備えた一対の刃体が、前記刃部が対向するように支持軸で開閉自在に軸支され、該刃体の基部には一対の柄が連結された草刈り鋏であって、前記刃体は刃部側が凸状に湾曲していることを特徴とする草刈り鋏。
続きを表示(約 180 文字)【請求項2】
前記刃部には、先が鋭角の2つの突起状の刃が間隙を有して結合し、その外周縁部が略М字形状をなす切刃が所定間隔で複数連設されていることを特徴とする請求項1に記載の草刈り鋏。
【請求項3】
略М字形状の前記切刃の内側には鋸刃状の刃が形成され、前記切刃の外側には直線状の刃が形成されていることを特徴とする請求項2に記載の草刈り鋏。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、芝生の刈込や雑草の刈取り等に用いられる草刈り鋏に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来の草刈り鋏は、刃体の一側に直線状の刃が設けられた一対の刃体が軸支され支点を中心に回動させて、対象物を刃に当接させながら圧力と摩擦により切断する構造である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平8-154491
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来の草刈り鋏は、刃体に備えた直線状の刃を利用するだけなので、様々な形態や硬さの草や枝を万能に切るのに適しているとは言い難かった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するために、本発明の草刈り鋏は、刃体の一側に刃部を備えた一対の刃体が、前記刃部が対向するように支持軸で開閉自在に軸支され、該刃体の基部には一対の柄が連結された草刈り鋏であって、前記刃体は刃部側が凸状に湾曲している。また、前記刃部には、先が鋭角の2つの突起状の刃が間隙を有して結合し、その外周縁部が略М字形状をなす切刃が所定間隔で複数連設されており、略М字形状の前記切刃の内側には鋸刃状の刃が形成され、前記切刃の外側には直線状の刃が形成されている。
【発明の効果】
【0006】
本発明の草刈り鋏によれば、刈り取る雑草において形態や硬さが様々なものが混在していても、異なる性質の刃により二段階で対象物を切るので、切り残しをなくすことができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本発明の草刈り鋏の平面図である。
本発明の草刈り鋏の側面図である。
本発明の草刈り鋏の刃体の拡大図である。
【 実施例】
【0008】
図1は本発明の草刈り鋏の外観図である。図2は本発明の草刈り鋏の側面図である。図1及び図2において、1は鉄又はステンレス鋼等の金属で形成された一対の刃体であり、刃体1の一側には刃部2を備えている。この一対の刃体1は支軸部4により刃体が開閉可能に軸支されている。また、前記刃体1は刃部2側が凸状になるように湾曲しており、刃部2には先が鋭角の2つの突起が連設し外周縁部が略М字形状の切刃3が所定間隔で複数連設されている。さらに、刃体1の基部には一対の柄部6の一端部が刃体1との角度を自由に変えられるように連結部5aにより、刃体1の開閉方向と直行する方向に回動自在に連結されており、柄部6の他端部には把持部7が角度を自由に変えられるように連結部5bにより刃体1の開閉方向と直行する方向に回動自在に連結されている。
【0009】
図3は本発明の草刈り鋏の刃体1の拡大図である。刃体1の刃部2には、先が鋭角の2つの突起状の刃8a、8bが間隙部11を介して結合して、外周縁部が略М字形状の切刃3が形成されている。また、略М字形状の前記切刃3の内側には鋸刃9が形成され、前記突起8a、8bの外側には直線刃10が形成されている。また、連接する切刃3の離間部は刃体1の湾曲に沿った曲線刃12となっている。
【0010】
上記構成による本発明の草刈り鋏によれば、まず把持部7を両手で開くと、支軸部4を支点として一対の刃体1が開く。そして、開いた刃体1により、切る対象物である雑草等を挟み、把持部7を閉じると、最初に切刃3が対象物に当たり、切刃3に形成された鋸刃9が雑草等を突き刺して切る。その後、直線刃10と間隙部11に設けられた曲線刃12により、剪断力と摩擦により雑草等をさらに細かく切る。このように異なる性質の刃により二段階で対象物を切るので、対象物の形態や硬さが様々なものが混在していても、切り残しをなくすことができる。また刃体1が湾曲していることにより、対象物を押し出すように切ることができ効率的である。さらに、間隙部11には鋸刃9で切った雑草の切りくずが溜まることにより、鋸刃9に切りくずが絡みつくことを防止できる。
【符号の説明】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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