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公開番号
2025158957
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-17
出願番号
2025061942
出願日
2025-04-03
発明の名称
画像形成材料用バインダー
出願人
三洋化成工業株式会社
代理人
主分類
G03G
9/087 20060101AFI20251009BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】低温定着性、耐ホットオフセット性、耐湿熱保存性及び着色剤分散性に優れる画像形成材料用バインダーを提供する。
【解決手段】アルコール成分とカルボン酸成分とを重縮合させて得られるポリエステル樹脂(A)及びポリエステル樹脂(B)を含む画像形成材料用バインダーであって、ポリエステル樹脂(A)が前記アルコール成分の合計モル数に基づいてエチレングリコールを28~88モル%含み、かつ、前記カルボン酸成分の合計モル数に基づいてテレフタル酸を55~99モル%含み、前記ポリエステル樹脂(A)のフロー軟化点が90℃~125℃であり、前記ポリエステル樹脂(B)のフロー軟化点が126℃~160℃であり、温度50℃、相対湿度80%での24時間吸湿試験後の水分量が2000~9000ppmである画像形成材料用バインダー。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
アルコール成分とカルボン酸成分とを重縮合させて得られるポリエステル樹脂(A)及びポリエステル樹脂(B)を含む画像形成材料用バインダーであって、ポリエステル樹脂(A)が前記アルコール成分の合計モル数に基づいてエチレングリコールを28~88モル%含み、かつ、前記カルボン酸成分の合計モル数に基づいてテレフタル酸を55~99モル%含み、前記ポリエステル樹脂(A)のフロー軟化点が90℃~125℃であり、前記ポリエステル樹脂(B)のフロー軟化点が126℃~160℃であり、温度50℃、相対湿度80%での24時間吸湿試験後の水分量が2000~9000ppmである画像形成材料用バインダー。
続きを表示(約 190 文字)
【請求項2】
ポリエステル樹脂(B)のキシレン不溶解分からポリエステル樹脂(A)のキシレン不溶解分を引いた差が5~50パーセントポイントである請求項1記載の画像形成材料用バインダー。
【請求項3】
前記ポリエステル樹脂(A)が蛍光X線による測定において、カルシウムを10~4000ppmの範囲で含有する請求項1又は2記載の画像形成材料用バインダー。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は画像形成材料用バインダーに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、電子写真システムの発展に伴い、商業印刷や産業印刷などの用途に電子写真技術の適用を広げる取り組みが進んできている。商業印刷や産業印刷の分野では安定的に高速印刷する必要があるため、一定の低温定着性と耐ホットオフセット性、つまり広い定着幅を有することが求められる。また、微粉などが生じないようトナーがカートリッジ内で受ける撹拌に伴うせん断や圧縮に対して耐久性を有することや、同品質の画像を大量に安定して印刷するために帯電性能を保持することなどの要件を具備する必要がある。
トナー等に使用される画像形成材料は、上述のようなトナー特性に大きな影響を与えるものであり、ポリスチレン樹脂、スチレン-アクリル樹脂、ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリアミド樹脂等が知られているが、定着性と帯電性のバランスを取りやすいことから、ポリエステル樹脂が特に注目されている。
例えば、定着性や帯電性に優れ、炭素数2~4の脂肪族ジオールを主成分とするポリエステル樹脂を含有するトナーバインダーが開示されている(特許文献1及び2)。
しかしながら商業印刷や産業印刷などの用途のトナーに適用するには十分な帯電性、十分広い定着幅、十分な粉砕性、耐擦過性を有しているとは言えず、それらの改善が望まれている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-141966号公報
特開平9-278873号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、低温定着性、耐ホットオフセット性、耐湿熱保存性及び着色剤分散性に優れる画像形成材料用バインダーを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明者は、鋭意検討した結果、本発明に至った。
すなわち本発明は、アルコール成分とカルボン酸成分とを重縮合させて得られるポリエステル樹脂(A)及びポリエステル樹脂(B)を含む画像形成材料用バインダーであって、ポリエステル樹脂(A)が前記アルコール成分の合計モル数に基づいてエチレングリコールを28~88モル%含み、かつ、前記カルボン酸成分の合計モル数に基づいてテレフタル酸を55~99モル%含み、前記ポリエステル樹脂(A)のフロー軟化点が90℃~125℃であり、前記ポリエステル樹脂(B)のフロー軟化点が126℃~160℃であり、温度50℃、相対湿度80%での24時間吸湿試験後の水分量が2000~9000ppmである画像形成材料用バインダーである。
【発明の効果】
【0006】
本発明により、低温定着性、耐ホットオフセット性、耐湿熱保存性及び着色剤分散性に優れる画像形成材料用バインダーを提供することができる。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下に、本発明の画像形成材料バインダーについて詳細に説明する。
【0008】
本発明の画像形成材料用バインダーはポリエステル樹脂(A)及びポリエステル樹脂(B)を含む。
【0009】
ポリエステル樹脂(A)は、アルコール成分とカルボン酸成分とを重縮合させて得られるポリエステル樹脂である。
【0010】
アルコール成分としては、ジオール(x2)及び3価以上のポリオール(x3)が挙げられる。これらは、1種単独であっても、2種以上の組み合わせであっても良い。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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