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公開番号2025164474
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-30
出願番号2024068479
出願日2024-04-19
発明の名称情報処理システム、情報処理方法及び情報処理プログラム
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人,個人
主分類G08G 1/00 20060101AFI20251023BHJP(信号)
要約【課題】密度に関する情報に基づいて移動体情報を取得する周期を決定する情報処理システムを提供する。
【解決手段】情報処理システムの処理装置は、エリア内の移動体800の数QTYが第1基準値未満であるか否かを判定する(ステップS10)。数QTYが第1基準値未満である場合(ステップS10:YES)、処理装置は、エリア内に存在するセンサの送信周期を延長することを決定する(ステップS15)。数QTYが第1基準値未満でない場合(ステップS10:NO)、処理装置は数QTYが第2基準値以上であるか否かを判定する(ステップS12)。数QTYが第2基準値以上である場合(ステップS12:YES)、処理装置は当該センサの送信周期を短縮することを決定する(ステップS16)。数QTYが第2基準値未満である場合(ステップS12:NO)、処理装置は当該センサの送信周期を変更しないことを決定する(ステップS14)。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
現実世界に存在する移動体の位置を示す情報である移動体情報を既定の周期で取得し、
前記移動体情報に基づいて前記移動体情報を取得した時刻以後の時刻における前記移動体の位置を示す情報である予測移動体情報を取得し、
前記移動体情報を用いて既定のエリアにおける前記移動体の密度に関する情報を取得し、
前記密度に関する情報を用いて前記周期を決定する
情報処理システム。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記密度に関する情報として、前記エリアの面積と、前記エリア内に存在する前記移動体の数と、を取得し、
前記面積と、前記数と、に基づいて、前記エリア内に存在する複数の前記移動体の前記移動体情報を取得する前記周期が同じ周期となるように前記周期を決定し、
複数の前記移動体情報を取得する時刻が同一の時刻となるように前記時刻を決定する
請求項1に記載の情報処理システム。
【請求項3】
前記数が既定の基準値未満である場合に、前記周期を延長し、
前記面積の広さに応じて前記基準値を設定する
請求項2に記載の情報処理システム。
【請求項4】
前記数が既定の基準値以上である場合に、前記周期を短縮し、
前記面積の広さに応じて前記基準値を設定する
請求項2に記載の情報処理システム。
【請求項5】
前記エリアを前記移動体毎に設定し、
前記密度に関する情報として、第1移動体と、前記第1移動体に設定されている前記エリア内に存在する前記移動体であって、前記第1移動体と最も近い前記移動体である第2移動体と、の間の距離を取得し、
前記距離に基づいて前記移動体の前記移動体情報を取得する前記周期を決定する
請求項1に記載の情報処理システム。
【請求項6】
前記距離が既定の基準値以上の場合に、前記周期を延長する
請求項5に記載の情報処理システム。
【請求項7】
前記距離が既定の基準値未満である場合に、前記周期を短縮する
請求項5に記載の情報処理システム。
【請求項8】
前記密度に関する情報を説明変数として含むデータを入力すると、前記周期を出力するように教師有り学習によって学習した学習済みモデルを記憶しており、
前記データを前記学習済みモデルに入力することによって前記周期を出力する
請求項1に記載の情報処理システム。
【請求項9】
前記密度に関する情報を説明変数として含むデータを入力すると、前記周期を出力するように予め設定された関係式を記憶しており、
前記データを前記関係式に入力することによって前記周期を出力する
請求項1に記載の情報処理システム。
【請求項10】
前記データは、前記説明変数として、前記エリア内の複数の前記移動体の間の距離の情報をさらに含む
請求項8又は請求項9に記載の情報処理システム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は現実世界の交通環境を仮想空間で再現する情報処理システム、情報処理方法及び情報処理プログラムに関するものである。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
デジタルツインは、現実世界と同じ環境を仮想空間で再現する技術である。特許文献1では、現実世界の交通環境を仮想空間で再現した交通デジタルツインを用いたシステムが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-013557号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
現実世界における各移動体の位置を仮想空間において正確に再現するために、移動体の位置を示す情報を取得する周期を最大限短く設定することが考えられる。しかし、その場合、取得した移動体の位置を示す情報を処理して仮想空間に移動体の位置を再現する装置の処理負荷が増大する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するための情報処理システムは、現実世界に存在する移動体の位置を示す情報である移動体情報を既定の周期で取得する。情報処理システムは、前記移動体情報に基づいて前記移動体情報を取得した時刻以後の時刻における前記移動体の位置を示す情報である予測移動体情報を取得する。情報処理システムは、前記移動体情報を用いて既定のエリアにおける前記移動体の密度に関する情報を取得する。情報処理システムは、前記密度に関する情報を用いて前記周期を決定する。
【0006】
上記課題を解決するための情報処理方法は、情報処理システムの通信装置が、現実世界に存在する移動体の位置を示す情報である移動体情報を既定の周期で取得するステップを含む。この情報処理方法は、情報処理システムの処理装置が、前記移動体情報に基づいて前記移動体情報を取得した時刻以後の時刻における前記移動体の位置を示す情報である予測移動体情報を取得するステップを含む。この情報処理方法は、前記処理装置が、前記移動体情報を用いて既定のエリアにおける前記移動体の密度に関する情報を取得するステップを含む。この情報処理方法は、前記処理装置が、前記密度に関する情報を用いて前記周期を決定するステップを含む。
【0007】
上記課題を解決するための情報処理プログラムは、情報処理システムの処理回路に、現実世界に存在する移動体の位置を示す情報である移動体情報を既定の周期で取得することを実行させる。この情報処理プログラムは、情報処理システムの処理回路に、前記移動体情報に基づいて前記移動体情報を取得した時刻以後の時刻における前記移動体の位置を示す情報である予測移動体情報を取得することを実行させる。この情報処理プログラムは、情報処理システムの処理回路に、前記移動体情報を用いて既定のエリアにおける前記移動体の密度に関する情報を取得することを実行させる。この情報処理プログラムは、情報処理システムの処理回路に、前記密度に関する情報を用いて前記周期を決定することを実行させる。
【発明の効果】
【0008】
上記の情報処理システム、情報処理方法及び情報処理プログラムは、移動体の粗密の度合いを示す密度に関する情報に基づいて移動体情報を取得する周期を決定することにより、移動体情報に基づいて予測移動体情報を取得するための処理負荷を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、実施形態の情報処理システムを示す概略図である。
図2は、実施形態の情報処理システムを構成する処理装置と、通信装置と、記憶装置と、を示す模式図である。
図3は、第1実施形態の情報処理システムと、センサと、が実行する通信の態様を示すシーケンス図である。
図4は、第1実施形態の情報処理システムが実行する処理の流れを示すフローチャートである。
図5は、第1実施形態における既定のエリア内に存在する移動体を示す模式図である。
図6は、第2実施形態の情報処理システムと、センサと、が実行する通信の態様を示すシーケンス図である。
図7は、第2実施形態の情報処理システムが実行する処理の流れを示すフローチャートである。
図8は、第2実施形態における既定のエリア内に存在する移動体を示す模式図である。
図9は、第3実施形態における学習済みモデルの構成を示す模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
(第1実施形態)
以下、情報処理システムの第1実施形態について、図1~図5を参照して説明する。
<情報処理システム10の概要>
情報処理システム10は、現実世界における複数の移動体800の位置を示す情報である移動体情報を、複数の時刻に取得する。複数の移動体800とは、例えば、車両600や、歩行者700や、自転車や、動物等である。車両600には、二輪車が含まれる。
(【0011】以降は省略されています)

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