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公開番号2025026695
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-21
出願番号2024217117,2020188300
出願日2024-11-25,2020-11-11
発明の名称圃園用除草装置及び移動除草ユニット
出願人カワサキ機工株式会社,株式会社丸文製作所
代理人
主分類A01M 21/04 20060101AFI20250214BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】 圃園の狭く長い畝間地において、効果的に湿熱による除草又は殺菌又は殺虫のいずれか一又は複数を可能とする圃園用除草装置及び移動除草ユニットの提供。
【解決手段】 移動方向に対して平行に配置された一対の脚部フレーム及び上部フレームを含む背面視門型のフレームと、前記脚部フレームのそれぞれに設けられた走行装置と、前記走行装置のそれぞれの前方又は後方において、土壌に向けて湿熱を吹き出す湿熱吹出体と、を具えることを特徴とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
移動方向に対して平行に配置された一対の脚部フレーム及び上部フレームを含む背面視門型のフレームと、
前記脚部フレームのそれぞれに設けられた走行装置と、
前記走行装置のそれぞれの前方又は後方において、土壌に向けて湿熱を吹き出す湿熱吹出体と、を具えることを特徴とする圃園用除草装置。
続きを表示(約 550 文字)【請求項2】
前記湿熱吹出体は、昇降可能に支持されていることを特徴とする請求項1に記載の圃園用除草装置。
【請求項3】
前記脚部フレームは、前記湿熱吹出体を回動自在に支持するサブフレームを含むことを特徴とする請求項1又は2に記載の圃園用除草装置。
【請求項4】
前記脚部フレームに接続されたシフトシリンダを具え、
前記シフトシリンダは、前記湿熱吹出体を前記脚部フレームに向けて引き上げることを特徴とする請求項2又は3に記載の圃園用除草装置。
【請求項5】
前記湿熱吹出体は、前記脚部フレームにアタッチメントとして取り付けられることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の圃園用除草装置。
【請求項6】
前記サブフレームは、上下位置を変更自在に設けられていることを特徴とする請求項3に記載の圃園用除草装置。
【請求項7】
圃園を走行する駆動走行機体に取り付けられる移動除草ユニットであって、
前記駆動走行機体の走行装置の前方又は後方において、土壌に向けて湿熱を吹き出す湿熱吹出体と、
前記湿熱吹出体を前記駆動走行機体に向けて引き上げる昇降装置と、を具えることを特徴とする移動除草ユニット。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、茶園等の圃園内の除草又は殺菌又は殺虫のいずれか一又は複数を行う圃園用除草装置及び移動除草ユニットに関するものである。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
農園芸用の圃園(茶園、桑畑等の畑、菜園等を総称して圃園と称することとする。)では、作物の生育を妨げる要因となる雑草を除去する作業が常に行われている。多くは、作業の手間等を考慮して、除草剤を噴霧することにより、雑草を枯らす手法が採られている。当然ながらこのような除草剤は、従前に比べれば厳格な法制上の規制に伴い改良され、希釈倍率を大きくとり、少量の散布で薬効発現するものが用いられている。しかしながらそれであっても除草剤が地中に残留することによる環境への影響は皆無とはいえない。
【0003】
また当然ながら、このような除草剤の用意は営農コストを押し上げ、また保管にあたっても充分な注意を払わなければならず、営農者にとっては負担の大きいものであった。
このようなことから、蒸気や熱水等の湿熱を雑草に噴霧し、その熱により雑草を枯らす手法が提案され、既に公知のものとなっている(例えば特許文献1参照)。
【0004】
しかしながら、このものは除草効率を上げるため、比較的幅広く湿熱を噴霧するようにしており、作物の植え付けが未だされていない畑地などでは、効果が得られる一方、例えば通年に亘って収穫対象作物が植えられている茶園等にあっては、使用することができない。
また、特許文献1に記載されている湿熱噴射装置を圃園の除草等に適用した場合には、畝地間の通路は幅が狭いため、湿熱発生装置本体が茶葉に接触して茶葉を傷付けたり、湿熱発生装置から排出される高温蒸気等が商品である茶葉にも接触して、茶葉が蒸気等の熱によって枯れてしまう惧れがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開平6-335344公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明はこのような背景を認識してなされたものであって、圃園の狭く長い畝間地において、効果的に湿熱による除草又は殺菌又は殺虫のいずれか一又は複数を可能とする圃園除草装置及び移動除草ユニットを開発することを技術課題としたものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係る圃園用除草装置は、移動方向に対して平行に配置された一対の脚部フレーム及び上部フレームを含む背面視門型のフレームと、前記脚部フレームのそれぞれに設けられた走行装置と、前記走行装置のそれぞれの前方又は後方において、土壌に向けて湿熱を吹き出す湿熱吹出体と、を具えることを特徴とする。
【0008】
本発明の移動除草ユニットは、圃園を走行する駆動走行機体に取り付けられる移動除草ユニットであって、前記駆動走行機体の走行装置の前方又は後方において、土壌に向けて湿熱を吹き出す湿熱吹出体と、前記湿熱吹出体を前記駆動走行機体に向けて引き上げる昇降装置と、を具えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本願の発明によれば、圃園の狭く長い畝間地において、効果的に湿熱による除草又は殺菌又は殺虫のいずれか一又は複数を可能とする。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の圃園用除草装置の使用状態を示す後方斜視図である。
同上背面図である。
移動除草ユニットを示す斜視図である。
移動除草ユニットを示す横断面図(a)、縦断面図(b)である。
本発明の圃園用除草装置の他の実施例1を示す側面図である。
本発明の圃園用除草装置の他の実施例2を示す横断面図(a)及び本発明の圃園用除草装置の他の実施例3を示す縦断面図(b)である。
本発明の圃園用除草装置の他の実施例4を示す横断面図である。
本発明の圃園用除草装置の他の実施例5を示す横断面図(a)、平面図(b)である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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