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公開番号
2025068235
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-28
出願番号
2023177999
出願日
2023-10-16
発明の名称
消火栓装置
出願人
ホーチキ株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
A62C
35/20 20060101AFI20250421BHJP(人命救助;消防)
要約
【課題】筐体の薄型化を損なうことなく、設置場所を示す表示装置の前方及び側方からの視認性を同時に確保可能とする。
【解決手段】消火栓装置10は、道路を有するトンネルの壁面に沿って設けられた監視員通路34の路面上方の所定高さに、トンネル壁面25に近接又は当接して所定の消火栓機器が収納された筐体が設置される。第3筐体12cの前面46と車両進行方向に相対する側面48とが交差する第3筐体12cのコーナー部50の上側に、設置場所を示す赤色表示を行う横長表示装置30が設けられる。横長表示装置30は、コーナー部50に前方表示面3010と側方表示面3012がL形に配置され、前面への飛出しを抑えつつ、前面方向及び側面方向からの視認性を確保する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
道路を有するトンネルの壁面に沿って設けられた監視員通路の路面上方の所定高さに、当該トンネル壁面に近接又は当接して所定の消火栓機器が収納された筐体が設置された消火栓装置であって、
前記筐体の前面と車両進行方向に相対する一方の側面とが交差するコーナー部の上側に、設置場所を示す赤色表示を行う表示装置が設けられたことを特徴とする消火栓装置。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
請求項1記載の消火栓装置であって、
前記表示装置は、前記筐体のコーナー部に表示面が横長に配置されたことを特徴とする消火栓装置。
【請求項3】
請求項1記載の消火栓装置であって、
前記表示装置は、前記筐体のコーナー部に表示面が縦長に配置されたことを特徴とする消火栓装置。
【請求項4】
請求項3記載の消火栓装置であって、
前記表示装置に続いて下方又は上方に、発信機を操作した場合に点灯される応答ランプが配置されたことを特徴とする消火栓装置。
【請求項5】
請求項2又は3記載の消火栓装置であって、
前記表示装置は、前面と側面の表示面が交差する連設部分の縦方向に円筒状の張出部が設けられたことを特徴とする消火栓装置。
【請求項6】
請求項1記載の消火栓装置であって、
前記表示装置は、前記筐体のコーナー部に球状表示体が配置されたことを特徴とする消火栓装置。
【請求項7】
請求項1記載の消火栓装置であって、
前記表示装置は、前記筐体のコーナー部に円筒状表示体が縦置きに配置されたことを特徴とする消火栓装置。
【請求項8】
請求項6又は7記載の消火栓装置であって、
前記表示装置は、前記筐体のコーナー部に配置された表示体の前記筐体の前面からの飛出し幅が、前記筐体の奥行幅に対し十分に小さい所定幅以下であることを特徴とする消火栓装置。
【請求項9】
請求項1記載の消火栓装置であって、
前記筐体は、前記車両進行方向から反対に、消火用ホースを含む所定の消火栓機器が収納される第1筐体、発信機を含む所定の電装機器が収納される第2筐体、及び消火器が収納される第3筐体が順次横並びに連設されており、
前記表示装置は、前記第3筐体のコーナー部の上側に配置されたことを特徴とする消火栓装置。
【請求項10】
請求項1記載の消火栓装置であって、
前記筐体は、前記車両進行方向から反対に、消火用ホースを含む所定の消火栓機器が収納される第1筐体、消火器が収納される第2筐体、及び発信機を含む所定の電装機器が収納される第3筐体が順次横並びに連設されており、
前記表示装置は、前記第3筐体のコーナー部の上側に配置されたことを特徴とする消火栓装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、トンネル壁面に沿って設けられた監視員通路に露出して設置される消火栓装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、高速道路や自動車専用道路等のトンネル内には、トンネル非常用設備として消火栓装置が設置されている。例えば、消火栓装置は、前傾式の消火栓扉(前傾扉)を備えた筐体内部の消火栓収納部に、先端に放水ノズルを装着した消火用ホースや消火栓弁を含むバルブ類等が収納され、また、消火器扉を備えた筐体内部の消火器収納部に、2本の消火器が収納されている。また、消火栓装置は、一般的にトンネル長手方向、例えば、50メートル間隔で、監視員通路が設けられたトンネル壁面を箱抜きして埋込み設置されている(特許文献1)。
【0003】
しかし、シールド工法等により造られたトンネルにあっては、トンネル躯体の構造上、トンネル壁面を箱抜きして消火栓装置を埋込み設置することがコストや労力の関係から困難であることから、監視員通路に消火栓装置が露出した状態で設置することが要求されている。
【0004】
このため、消火栓装置をトンネル壁面に箱抜きすることなく、監視員通路に露出した状態で設置する構造として、トンネル壁面に架台を設置し、設置された架台に消火栓装置を取付固定する壁掛け構造が提案されており、当該壁掛け構造の架台は、壁面に固定される主支持部と消火栓装置の姿勢を保持する姿勢保持部材等から構成されている(特許文献2)。
【0005】
しかし、壁掛け構造による消火栓装置の設置は、トンネル壁面への消火栓装置の取り付けに工数と時間が掛かる等の課題があることから、設置が容易である監視員通路の路面上に架台を設置し、設置された架台に消火栓装置の装置本体を取付固定する、いわゆる据置き構造を採用することが提案されている。
【0006】
ところで、監視員通路上の所定高さに筐体が設置される消火栓装置にあっては、監視員通路の通行を妨げないようするため、可能な限り薄型化する必要があり、例えば、消火栓装置に収納される最大の機器となる消火器を収納可能な奥行となる、例えば、20センチメートルといった薄型化が図られている。
【0007】
しかしながら、消火栓装置には、遠方から消火栓装置の設置場所を視認可能とするために赤色表示灯が設置され、筐体前面及び側方からの視認を可能とするため、赤色表示灯は筐体前面から数センチメートル程度飛び出しており、消火栓装置の薄型を妨げる要因となっている。
【0008】
この問題を解決するため、特許文献3の消火栓装置にあっては、車両進行方向に対し左側の監視員通路上に設置されており、消火栓装置の利用者であるトンネル内を通行している車両の運転者は、消火栓装置を左側面方向から見ている。そこで、特許文献3の消火栓装置は、運転者が通常見ている消火栓装置の左側面に赤色表示灯が配置されることで、赤色表示灯の視認性を向上させる共に、赤色表示灯が消火栓装置の薄型化を妨げないようになっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0009】
特開2009-279294号公報
特開2019-000196号公報
特開2023-104538号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
しかしながら、特許文献3の側板に表示灯を設けた消火栓装置にあっては、走行中の運転者からは高い視認性が得られるが、前方及び右側面方向からの視認性が著しく低下する問題がある。ここで、現在の消火栓装置にあっては、技術基準として「取付面から15°以上の角度となる方向に沿って距離10m離れたところから容易に識別できる赤色の灯火を設けること」が求められており、この技術基準を満たさない恐れがある。
(【0011】以降は省略されています)
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