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公開番号
2025071654
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-08
出願番号
2023182000
出願日
2023-10-23
発明の名称
クーラント装置、および熱マネジメントシステム
出願人
サンデン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B60H
1/22 20060101AFI20250428BHJP(車両一般)
要約
【課題】熱媒体の流通経路の複雑化に対応しつつも、コンパクト化を図ることができるクーラント装置等を提供する。
【解決手段】
熱媒体が流通する流路C1~C5を形成する筐体1と、筐体1に設けられて自身の弁回転軸の回転によって流路C1~C5における熱媒体の流通経路を切り替える多方弁としての四方弁70および八方弁71と、筐体1に設けられて熱媒体を流路C1~C5において圧送する第一ポンプ3a、第二ポンプ3b、および第三ポンプ3cと、を備え、第一ポンプ3aは、上記多方弁70、71の回転軸線に交差する幅方向D1の一方側を向く第一筐体側面1aに設けられ、第二ポンプ3bは、幅方向D1の他方側を向く第二筐体側面1bに設けられ、第三ポンプ3cは、第一筐体側面1aにおいて、幅方向D1に交差する高さ方向D3に、第一ポンプ3aと並んで設けられている。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
車両に設けられて車載機器の温調および/または車内の空調を行うクーラント装置であって、
第一の熱媒体が流通する流路を形成する筐体と、
前記筐体に設けられ、自身の弁回転軸の回転によって前記流路における前記第一の熱媒体の流通経路を切り替える多方弁と、
前記筐体に設けられ、前記第一の熱媒体を前記流路において圧送する第一ポンプ、第二ポンプ、および第三ポンプと、
を備え、
前記第一ポンプは、前記弁回転軸の回転軸線に交差する前記筐体の幅方向(以下、筐体幅方向)の一方側を向く第一筐体側面に設けられ、
前記第二ポンプは、前記筐体幅方向の他方側を向く第二筐体側面に設けられ、
前記第三ポンプは、前記第一筐体側面において、前記筐体幅方向に交差する筐体高さ方向に、前記第一ポンプと並んで設けられているクーラント装置。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記多方弁は、前記筐体幅方向に交差する方向を向く面に設けられている請求項1に記載のクーラント装置。
【請求項3】
前記多方弁は、自身に対して前記第一の熱媒体が流入出するポートを五個以上有する弁である請求項1または2に記載のクーラント装置。
【請求項4】
前記多方弁として、自身に対して前記第一の熱媒体が流入出するポートを五個未満有する弁(以下、第一多方弁)、および自身に対して前記第一の熱媒体が流入出するポートを五個以上有する弁(以下、第二多方弁)が設けられ、
前記第一多方弁および前記第二多方弁のうちの一方における前記回転軸線は、前記筐体高さ方向に延在し、前記第一多方弁および前記第二多方弁のうちの他方における前記回転軸線は、前記筐体幅方向および前記筐体高さ方向に交差する筐体奥行方向に延在している請求項2に記載のクーラント装置。
【請求項5】
前記第一多方弁および前記第二多方弁のうちの一方は、前記筐体高さ方向を向く面に設けられ、前記第一多方弁および前記第二多方弁のうちの他方は、前記筐体奥行方向を向く面に設けられている請求項4に記載のクーラント装置。
【請求項6】
請求項1または2に記載のクーラント装置によって構成されて前記車載機器の温調を行う熱媒体回路と、
前記熱媒体回路に接続されて、圧縮機、凝縮器、減圧装置、および蒸発器によって構成されて第二の熱媒体が循環する冷媒回路と、
を備え、
前記熱媒体回路は、
前記凝縮器において前記第二の熱媒体と熱交換する前記第一の熱媒体が流通する高温側熱媒体回路部と、
前記蒸発器において前記第二の熱媒体と熱交換する前記第一の熱媒体が流通する低温側熱媒体回路部と、
前記車載機器と熱交換した前記第一の熱媒体が流通する車載機器温調熱媒体回路部と、
を有し、
前記高温側熱媒体回路部が前記第一ポンプを有し、
前記低温側熱媒体回路部が前記第二ポンプを有し、
前記車載機器温調熱媒体回路部が前記第三ポンプを有する熱マネジメントシステム。
【請求項7】
前記熱媒体回路は、
モータを通過するモータ通過回路部と、
車両のラジエータを通過するラジエータ回路部と、
をさらに有し、
前記多方弁には、前記低温側熱媒体回路部の一対の配管、前記車載機器温調熱媒体回路部の一対の配管、前記モータ通過回路部の一対の配管、および、前記ラジエータ回路部の一対の配管が接続される請求項6に記載の熱マネジメントシステム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両に搭載されるクーラント装置、およびこれを備えた熱マネジメントシステムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
一般に自動車等の車両には、バッテリ、モータ等の車載機器の温調や、車内の空調を統括的に行う熱マネジメントシステムが知られている。この種の熱マネジメントシステムは熱媒体が流通する熱媒体回路を有しており、この熱媒体回路を構成する多方弁やポンプ等は、一つの筐体に設けられてモジュール化されたクーラント装置となっている(例えば特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
米国特許出願公開第2023/0065082号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら現在、ハイブリッド車や電気自動車の普及によって空調へのエンジンの排熱利用ができないだけでなく温調対象となる車載機器の数量も増加しており、この結果熱媒体の流通経路が複雑化し、多方弁の大型化やポンプの数量等が増加し、クーラント装置全体の大型化等が問題となっている。
【0005】
そこで本発明は、熱媒体の流通経路の複雑化に対応しつつも、コンパクト化を図ることのできるクーラント装置、および熱マネジメントシステムを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様に係るクーラント装置は、車両に設けられて車載機器の温調および/または車内の空調を行うクーラント装置であって、第一の熱媒体が流通する流路を形成する筐体と、前記筐体に設けられ、自身の弁回転軸の回転によって前記流路における前記第一の熱媒体の流通経路を切り替える多方弁と、前記筐体に設けられ、前記第一の熱媒体を前記流路において圧送する第一ポンプ、第二ポンプ、および第三ポンプと、を備え、前記第一ポンプは、前記弁回転軸の回転軸線に交差する前記筐体の幅方向(以下、筐体幅方向)の一方側を向く第一筐体側面に設けられ、前記第二ポンプは、前記筐体幅方向の他方側を向く第二筐体側面に設けられ、前記第三ポンプは、前記第一筐体側面において、前記筐体幅方向に交差する筐体高さ方向に、前記第一ポンプと並んで設けられている。
【0007】
上記クーラント装置では、前記多方弁は、前記筐体幅方向に交差する方向を向く面に設けられていてもよい。
【0008】
上記クーラント装置では、前記多方弁は、自身に対して前記第一の熱媒体が流入出するポートを五個以上有する弁であってもよい。
【0009】
上記クーラント装置では、前記多方弁として、自身に対して前記第一の熱媒体が流入出するポートを五個未満有する弁(以下、第一多方弁)、および自身に対して前記第一の熱媒体が流入出するポートを五個以上有する弁(以下、第二多方弁)が設けられ、前記第一多方弁および前記第二多方弁のうちの一方における前記回転軸線は、前記筐体高さ方向に延在し、前記第一多方弁および前記第二多方弁のうちの他方における前記回転軸線は、前記筐体幅方向および前記筐体高さ方向に交差する筐体奥行方向に延在していてもよい。
【0010】
上記クーラント装置では、前記第一多方弁および前記第二多方弁のうちの一方は、前記筐体高さ方向を向く面に設けられ、前記第一多方弁および前記第二多方弁のうちの他方は、前記筐体奥行方向を向く面に設けられていてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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