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公開番号
2025073702
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-13
出願番号
2023184704
出願日
2023-10-27
発明の名称
表示装置および表示装置の制御方法
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人秀和特許事務所
主分類
H04N
5/64 20060101AFI20250502BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】ユーザーの眼精疲労を回復することが可能な表示装置および表示装置の制御方法を提供する。
【解決手段】本開示の表示装置は、ユーザーの頭部に装着される筐体と、前記筐体内で画像を表示する表示部と、前記表示部の前記画像が表示される表面側の温度を検出する温度検出部と、前記表示部の裏面側で生じる排熱を、前記表示部の前記表面側へ伝導する排熱制御部と、前記温度検出部により検出される前記温度に基づいて、前記排熱制御部による前記排熱の伝導を制御する温度制御部とを有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
ユーザーの頭部に装着される筐体と、
前記筐体内で画像を表示する表示部と、
前記表示部の前記画像が表示される表面側の温度を検出する温度検出部と、
前記表示部の裏面側で生じる排熱を、前記表示部の前記表面側へ伝導する排熱制御部と、
前記温度検出部により検出される前記温度に基づいて、前記排熱制御部による前記排熱の伝導を制御する温度制御部と、
を有することを特徴とする表示装置。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記排熱制御部は、前記表示部の前記表面側の空間と前記表示部の前記裏面側の空間とを仕切る弁を有し、
前記排熱制御部は、前記弁の開閉により、前記排熱の前記表示部の前記表面側への伝導を行う
ことを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
【請求項3】
前記排熱制御部は、前記排熱を伝導する第1の熱伝導部と、前記表示部の前記表面側に設けられた第2の熱伝導部と、前記第1の熱伝導部と接続され前記第2の熱伝導部との接続を切り替える切り替え部とを有し、
前記排熱制御部は、前記切り替え部によって前記第2の熱伝導部との接続を切り替えることで、前記排熱の前記表示部の前記表面側への伝導を行う
ことを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
【請求項4】
前記ユーザーの眼球の動きに関する情報を取得する取得部と、
前記取得部によって取得された前記情報に基づいて、前記ユーザーの眼精疲労が生じているか否かを判定する判定部と、
をさらに有し、
前記温度制御部は、前記判定部によって前記ユーザーの眼精疲労が生じていると判定された場合に、前記排熱制御部によって前記排熱の前記表示部の前記表面側への伝導を行うことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の表示装置。
【請求項5】
前記ユーザーの眼球の動きに関する前記情報は、前記ユーザーの視線の応答速度に関する情報であることを特徴とする請求項4に記載の表示装置。
【請求項6】
前記温度制御部は、前記判定部によって前記ユーザーの眼精疲労が生じていないと判定された場合に、前記排熱制御部による前記排熱の前記表示部の前記表面側への伝導を停止することを特徴とする請求項4に記載の表示装置。
【請求項7】
前記温度制御部は、前記表示部における画像表示に係る輝度とデューティ比の少なくとも一方を制御することで前記排熱の発生量を制御することを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
【請求項8】
前記ユーザーが前記表示部に表示される画像を視認するためのレンズと、
前記レンズの反射率を測定する反射率測定部と、
前記レンズの加熱を行う加熱部と、
をさらに有し、
前記温度制御部は、前記反射率測定部により測定される前記レンズの反射率に基づいて、前記加熱部による前記レンズの加熱を制御する
ことを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
【請求項9】
前記筐体は、前記ユーザーの眼の周囲を覆う形状で構成されることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
【請求項10】
前記筐体は、前記筐体と前記ユーザーとの間の空間に対する防水構造を有することを特徴とする請求項9に記載の表示装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示の技術は、表示装置、特にXRデバイスに用いられる表示装置および表示装置の制御方法に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、VR(Virtual Reality)、AR(Augmented Reality、)、MR(Mixed Reality)などのXR技術が採用された、ヘッドマウントディスプレイやスマートグラスなどのXRデバイスの開発が盛んである。特許文献1では、ARデバイスの眼科用システムとして、加熱器で加熱された加熱空気を眼に送風するシステムが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特表2018-509983号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ユーザーがXRデバイスを使用し続けていると、ディスプレイを見続けることにより眼精疲労が蓄積するという課題がある。ユーザーの眼精疲労を回復するために、眼球を温めることは有効な手段である。しかしながら、特許文献1のシステムでは、ユーザーの眼精疲労の回復が十分でない可能性がある。
【0005】
本開示の技術は、上記の点に鑑みてなされたものであり、ユーザーの眼精疲労を回復することが可能な表示装置および表示装置の制御方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の課題を解決するために、本開示の技術に係る表示装置は、ユーザーの頭部に装着される筐体と、前記筐体内で画像を表示する表示部と、前記表示部の前記画像が表示される表面側の温度を検出する温度検出部と、前記表示部の裏面側で生じる排熱を、前記表示部の前記表面側へ伝導する排熱制御部と、前記温度検出部により検出される前記温度に基づいて、前記排熱制御部による前記排熱の伝導を制御する温度制御部と、を有することを特徴とする表示装置を含む。
【0007】
また、上記の課題を解決するために、本開示の技術に係る表示装置の制御方法は、ユーザーの頭部に装着される筐体と前記筐体内で画像を表示する表示部とを有する表示装置の制御方法であって、前記表示部の前記画像が表示される表面側の温度を検出するステップと、前記表示装置の排熱制御部によって、前記表示部の裏面側で生じる排熱を、前記表示部の前記表面側へ伝導するステップと、検出される前記温度に基づいて、前記排熱制御部による前記排熱の伝導を制御するステップと、を有することを特徴とする表示装置の制御方法を含む。
【発明の効果】
【0008】
本開示の技術によれば、ユーザーの眼精疲労を回復することが可能な表示装置および表示装置の制御方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
第1実施形態の表示装置の概略構成を示すブロック図
実施例1に係るXRデバイスの一例を示す模式図
実施例1において非眼精疲労制御時のXRデバイスの内部の一例を示す図
実施例1において眼精疲労制御時のXRデバイスの内部の一例を示す図
実施例1に係るXRデバイスが実行する処理のフローチャート
実施例2に係るXRデバイスの一例を示す模式図
実施例2において非眼精疲労制御時のXRデバイスの内部の一例を示す図
実施例2において眼精疲労制御時のXRデバイスの内部の一例を示す図
実施例2に係るXRデバイスが実行する処理のフローチャート
実施例3に係るXRデバイスの一例を示す模式図
実施例3において非眼精疲労制御時のXRデバイスの内部の一例を示す図
実施例3において眼精疲労制御時のXRデバイスの内部の一例を示す図
実施例3に係るXRデバイスが実行する処理のフローチャート
実施例3に係るXRデバイスが実行する防曇処理のフローチャート
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、添付の図面を参照して、本発明を好適な実施形態に基づいて詳細に説明する。なお、以下の実施形態において示す構成は一例にすぎず、本発明は図示された構成に限定されるものではない。
(【0011】以降は省略されています)
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