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公開番号2025074424
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-14
出願番号2023185206
出願日2023-10-30
発明の名称情報案内システム
出願人株式会社アイシン
代理人Knowledge Partners弁理士法人
主分類G06Q 30/0251 20230101AFI20250507BHJP(計算;計数)
要約【課題】ユーザが広告に対して興味を持つ可能性を高める技術の提供。
【解決手段】現在以後におけるユーザの目的地への移動に関する特性である予想移動特性に類似する前記過去移動特性で前記ユーザが前記会場へ移動して参加した前記過去イベントを特定し、ユーザの予定イベントの予定会場への移動に関する特性である予定移動特性までの移動特性が前記予想移動特性に類似する前記予定イベントを特定し、特定された前記予定イベントの中で、特定された前記過去イベントとイベント属性が一致する前記予定イベントを案内部に案内させる案内制御部と、を備える情報案内システムを構成する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
現在以後におけるユーザの目的地への移動に関する特性である予想移動特性を取得する予想移動特性取得部と、
前記ユーザが過去に参加したイベントである過去イベントと、前記ユーザの前記過去イベントの会場への移動に関する特性である過去移動特性と、を含む過去イベント情報を取得する過去イベント情報取得部と、
前記予想移動特性に類似する前記過去移動特性で前記ユーザが前記会場へ移動して参加した前記過去イベントを特定する過去イベント特定部と、
開催が予定されているイベントである予定イベントと、前記ユーザの前記予定イベントの予定会場への移動に関する特性である予定移動特性と、を含む予定イベント情報を取得する予定イベント情報取得部と、
前記予定移動特性が前記予想移動特性に類似する前記予定イベントを特定する予定イベント特定部と、
前記予定イベント特定部によって特定された前記予定イベントの中で、前記過去イベント特定部によって特定された前記過去イベントとイベント属性が一致する前記予定イベントを案内部に案内させる案内制御部と、
を備える情報案内システム。
続きを表示（約 900 文字）【請求項２】
前記予想移動特性には、目的地とされた施設の属性が含まれ、
前記過去移動特性には、目的地とされた前記会場の属性が含まれ、
前記予定移動特性には、前記予定会場の属性が含まれ、
前記過去イベント特定部は、前記施設の属性と前記会場の属性とが一致している場合に、前記予想移動特性と前記過去移動特性とが類似すると判定し、
前記予定イベント特定部は、前記施設の属性と前記予定会場の属性とが一致している場合に、前記予定移動特性が前記予想移動特性に類似すると判定する、
請求項１に記載の情報案内システム。
【請求項３】
前記予想移動特性には、目的地とされた施設までの移動負荷が含まれ、
前記過去移動特性には、目的地とされた前記会場までの移動負荷が含まれ、
前記予定移動特性には、前記予定会場までの移動負荷が含まれ、
前記過去イベント特定部は、前記施設までの移動負荷と前記会場までの移動負荷とが一致している場合に、前記予想移動特性と前記過去移動特性とが類似すると判定し、
前記予定イベント特定部、前記施設までの移動負荷と前記予定会場までの移動負荷とが一致している場合に、前記予定移動特性が前記予想移動特性に類似すると判定する、
請求項１に記載の情報案内システム。
【請求項４】
前記予想移動特性には、目的地とされた施設までの同行者の特性が含まれ、
前記過去移動特性には、目的地とされた前記会場までの同行者の特性が含まれ、
前記予定移動特性には、前記予定会場までの同行者の特性が含まれ、
前記過去イベント特定部は、前記施設までの同行者の特性と前記会場までの同行者の特性とが一致している場合に、前記予想移動特性と前記過去移動特性とが類似すると判定し、
前記予定イベント特定部は、前記施設までの同行者の特性と前記予定会場までの同行者の特性とが一致している場合に、前記予定移動特性が前記予想移動特性に類似すると判定する、
請求項１に記載の情報案内システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、情報案内システムに関する。
続きを表示（約 1,800 文字）【背景技術】
【０００２】
従来、イベントの参加者に広告を提供する技術が知られている。例えば、特許文献１には、イベントに関連する広告をイベントの参加者に、事前に配信する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０１８－１５６２９２号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
しかし、従来の技術で配信される広告は、個別のユーザの興味に応じた広告ではない可能性があった。
本発明は、上記課題にかんがみてなされたもので、ユーザが広告に対して興味を持つ可能性を高める技術の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００５】
上記の目的を達成するため、情報案内システムは、現在以後におけるユーザの目的地への移動に関する特性である予想移動特性を取得する予想移動特性取得部と、前記ユーザが過去に参加したイベントである過去イベントと、前記ユーザの前記過去イベントの会場への移動に関する特性である過去移動特性と、を含む過去イベント情報を取得する過去イベント情報取得部と、前記予想移動特性に類似する前記過去移動特性で前記ユーザが前記会場へ移動して参加した前記過去イベントを特定する過去イベント特定部と、開催が予定されているイベントである予定イベントと、前記ユーザの前記予定イベントの予定会場への移動に関する特性である予定移動特性と、を含む予定イベント情報を取得する予定イベント情報取得部と、前記予定移動特性が前記予想移動特性に類似する前記予定イベントを特定する予定イベント特定部と、前記予定イベント特定部によって特定された前記予定イベントの中で、前記過去イベント特定部によって特定された前記過去イベントとイベント属性が一致する前記予定イベントを案内部に案内させる案内制御部と、を備える。
【０００６】
情報案内システムにおいては、ユーザが現在以後において目的地に移動する際に採用し得る移動特性である予想移動特性が取得される。当該予想移動特性は、ユーザによって現在以後において採用され得る移動特性である。当該予想移動特性に類似する過去イベントが特定されると、ユーザが実際に当該予想移動特性で移動してイベントに参加していたことが確認されたことになる。そこで、今後も、予定移動特性が予想移動特性に類似する予定イベントであれば、ユーザが参加し得ると推定される。
【０００７】
但し、移動特性が類似することのみをもって予定イベントが特定されると、ユーザの興味に適合しない予定イベントが含まれる可能性がある。そこで、予想移動特性に類似する移動によって参加した過去イベントとイベント属性が一致する予定イベントが特定される。すなわち、このようにして特定された予定イベントが案内されることにより、ユーザにとって移動が障害にならず、かつ、ユーザが予定イベントの広告に対して興味を持つ可能性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
情報案内システムの構成を示すブロック図。
図２Ａ～図２Ｄは予定イベント情報の例を説明する図。
過去イベント情報の例を説明する図。
予定イベント情報の例を説明する図。
情報案内処理のフローチャート。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
ここでは、下記の順序に従って本発明の実施の形態について説明する。
（１）情報案内システムの構成：
（２）情報案内処理：
（３）動作例：
（４）他の実施形態：
【００１０】
（１）情報案内システムの構成：
図１は、本発明にかかる情報案内システム１０の構成を示すブロック図である。本実施形態において、情報案内システム１０は、サーバコンピュータで構成されており、クライアントとしての携帯端末５０のユーザに対して、イベントの案内（広告）を行う。情報案内システム１０のクライアントである携帯端末５０は、ユーザに使用される端末である。携帯端末５０は、複数存在しうるが図１ではそのうちの１台を示している。
（【００１１】以降は省略されています）

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