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公開番号2025078150
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-20
出願番号2023190512
出願日2023-11-08
発明の名称レンズ装置、及びそれを有する撮像装置
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G02B 7/02 20210101AFI20250513BHJP(光学)
要約【課題】左右光学系の性能差を抑制可能なレンズ装置を提供すること。
【解決手段】レンズ装置は、第1光学系に対応する第1開口部と第2光学系に対応する第2開口部とが形成されたベース部材と、ベース部材を保持する保持部材とを有し、ベース部材は、第1開口部の中心と第2開口部の中心から離れた位置に形成された第1位置決め部と、第1開口部の中心と第2開口部の中心との中点に対して第1位置決め部と対向する位置に形成され、保持部材に対するベース部材の光軸周りの回転を規制する第2位置決め部とを備える。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
第1光学系に対応する第1開口部と第2光学系に対応する第2開口部とが形成されたベース部材と、
前記ベース部材を保持する保持部材とを有し、
前記ベース部材は、前記第1開口部の中心と前記第2開口部の中心から離れた位置に形成された第1位置決め部と、前記第1開口部の中心と前記第2開口部の中心との中点に対して前記第1位置決め部と対向する位置に形成され、前記保持部材に対する前記ベース部材の光軸周りの回転を規制する第2位置決め部とを備えることを特徴とするレンズ装置。
続きを表示(約 870 文字)【請求項2】
前記レンズ装置を光軸方向から見た場合において、前記第1開口部の中心と前記第2開口部の中心との間の距離[mm]をB、前記ベース部材の中心を原点とした際の前記第1位置決め部の中心の座標を(S,T)、前記第1位置決め部の中心から前記第1開口部の中心までの距離[mm]をr1、前記第1位置決め部の中心から前記第2開口部の中心までの距離[mm]をr2、前記保持部材に対する前記ベース部材の角度公差[°]をθとするとき、
JPEG
2025078150000006.jpg
26
138
JPEG
2025078150000007.jpg
27
133
|r2-r1|×tanθ<0.05
なる式を満足することを特徴とする請求項1に記載のレンズ装置。
【請求項3】
第1光学系に対応する第1開口部と第2光学系に対応する第2開口部とが形成されたベース部材と、
前記ベース部材を保持する保持部材とを有し、
前記ベース部材は、前記保持部材に対する前記ベース部材の光軸周りの回転を規制する第2位置決め部を備え、
前記保持部材は、前記ベース部材の外周面に少なくとも3か所で当接し、前記ベース部材の中心を決める第3位置決め部を備えることを特徴とするレンズ装置。
【請求項4】
前記ベース部材は、光軸方向において前記保持部材に当接し、光軸直交方向における位置と角度が決められることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載のレンズ装置。
【請求項5】
前記第1位置決め部は、前記第1開口部の中心と前記第2開口部の中心と、に対して等距離の位置に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のレンズ装置。
【請求項6】
請求項1乃至3の何れか一項に記載のレンズ装置と、
前記レンズ装置により形成された被写体像を光電変換する撮像素子とを有することを特徴とする撮像装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、レンズ装置、及びそれを有する撮像装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
ステレオ撮影装置において、画像センサに対して並列配置される左右光学系の光軸の設計ノミナル位置からのズレ量が左右不均等になると、光学性能やステレオ映像の劣化に直結するため、左右光学系のズレ量を均等にすることが重要である。複数の光学系の位置決め構成として、面突き当ての構成(特許文献1参照)や回転中心の位置決め部をユニット中心に設ける構成(特許文献2参照)が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第4378434号公報
特許第6561840号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1の構成では、突き当て面となる2平面の直交度分だけ左右でズレ量が不均等になる。また、特許文献2の構成では、左右のズレ量を均等にすることができるが、スペース的にユニット中心に位置決め部を配置できない可能性がある。
【0005】
本発明は、左右光学系の性能差を抑制可能なレンズ装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一側面としてのレンズ装置は、第1光学系に対応する第1開口部と第2光学系に対応する第2開口部とが形成されたベース部材と、ベース部材を保持する保持部材とを有し、ベース部材は、第1開口部の中心と第2開口部の中心から離れた位置に形成された第1位置決め部と、第1開口部の中心と第2開口部の中心との中点に対して第1位置決め部と対向する位置に形成され、保持部材に対するベース部材の光軸周りの回転を規制する第2位置決め部とを備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、左右光学系の性能差を抑制可能なレンズ装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の実施形態に係る撮像装置の概略図である。
光量制御装置の概略図である。
光量制御装置の概略図である。
光量制御装置の分解図である。
位置決め構成の一例を示す図である。
本発明を適用しない場合の課題の説明図である。
本発明の位置決め構成の適用範囲の説明図である。
位置決め構成の他の例を示す図である。
本発明を適用した光学系を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら詳細に説明する。各図において、同一の部材については同一の参照番号を付し、重複する説明は省略する。
【0010】
図1は、本発明の実施形態に係る撮像装置10の概略図である。撮像装置10は、カメラ本体1と、カメラ本体1に対して一体に固定されたステレオ光学ユニット(レンズ装置)20とを有する。
(【0011】以降は省略されています)

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