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公開番号
2025083916
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-02
出願番号
2023197585
出願日
2023-11-21
発明の名称
撮像装置、制御方法、及びプログラム
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類
H04N
23/71 20230101AFI20250526BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】他撮像装置の設定を用いて制御される撮像装置において、ユーザの意図しない露出値となることを抑える。
【解決手段】第1の撮像画像を取得する第1の撮像装置と、第2の撮像画像を取得する第2の撮像装置と、第1の撮像画像の一部の領域、第2の撮像画像の一部の領域、または、第1の撮像画像と第2の撮像画像とを合成した合成画像の一部の領域である、部分領域を撮像する第3の撮像装置を備える。部分領域を設定する。部分領域の位置に基づいて、第3の撮像装置の露出パラメータの設定に用いる撮像装置を、第1の撮像装置及び前記第2の撮像装置から選択する。選択した撮像装置の露出パラメータに基づいて、第3の撮像装置の露出パラメータを設定する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
第1の撮像画像を取得する第1の撮像装置と、第2の撮像画像を取得する第2の撮像装置と、前記第1の撮像画像の一部の領域、前記第2の撮像画像の一部の領域、または、前記第1の撮像画像と前記第2の撮像画像とを合成した合成画像の一部の領域である、部分領域を撮像する第3の撮像装置と、
前記部分領域を設定する第1の設定手段と、
前記部分領域の位置に基づいて、第3の撮像装置の露出パラメータの設定に用いる撮像装置を、前記第1の撮像装置及び前記第2の撮像装置から選択する選択手段と、
選択した前記撮像装置の露出パラメータに基づいて、前記第3の撮像装置の露出パラメータを設定する第2の設定手段と、
を備えることを特徴とする、撮像装置。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記第3の撮像装置における、露出値Evに対応する露出パラメータを取得する取得手段をさらに備え、
前記第2の設定手段は、前記取得手段が取得する、前記選択した撮像装置の露出値Evに対応する露出パラメータを、前記第3の撮像装置の露出パラメータとして設定することを特徴とする、請求項1に記載の撮像装置。
【請求項3】
前記第3の撮像装置の露出パラメータを補正する補正手段をさらに備えることを特徴とする、請求項1に記載の撮像装置。
【請求項4】
前記補正手段は、ユーザ入力に基づいて前記第3の撮像装置の露出パラメータを補正することを特徴とする、請求項3に記載の撮像装置。
【請求項5】
実行条件が満たされる場合に、前記第3の撮像装置の画像信号に基づいて、前記第2の設定手段に前記第3の撮像装置の露出パラメータを設定させるように制御を行う制御手段をさらに備えることを特徴とする、請求項1に記載の撮像装置。
【請求項6】
前記第3の撮像装置が撮像範囲の変更が可能な撮像装置であり、
前記実行条件が、前記第3の撮像装置の撮像範囲の変更速度が所定の速度以下である場合に満たされる条件であることを特徴とする、請求項5に記載の撮像装置。
【請求項7】
前記第3の撮像装置の撮像範囲の変更速度が、前記第3の撮像装置のパンモータ、チルトモータ、又はズームモータの駆動速度に基づいて評価されることを特徴とする、請求項6に記載の撮像装置。
【請求項8】
前記実行条件が、前記合成画像における前記部分領域内のヒストグラムが第1の閾値以下であり、前記合成画像における前記部分領域内の平均輝度と前記合成画像の全体の平均輝度との差の絶対値が第2の閾値以上である場合に満たされる条件であることを特徴とする、請求項5に記載の撮像装置。
【請求項9】
前記第2の設定手段は、前記第1の撮像装置の露出パラメータと、前記第2の撮像装置の露出パラメータとを、前記合成画像における、前記第1の撮像画像の位置、前記第2の撮像画像の位置、及び前記部分領域の位置に基づいて定まる重みを用いた加重平均することによって、前記第3の撮像装置の露出パラメータを設定することを特徴とする、請求項1に記載の撮像装置。
【請求項10】
前記合成画像における、前記第1の撮像画像の位置、前記第2の撮像画像の位置、及び前記部分領域の位置が、それぞれ前記合成画像における前記第1の撮像画像の重心、前記第2の撮像画像の重心、及び前記部分領域の重心であることを特徴とする、請求項9に記載の撮像装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、撮像装置、制御方法、及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
複数の撮像部を用いた撮影において、一方の撮像部の撮影範囲の制御に他方の撮像部で撮影された画像を用いる方法があった。特許文献1では、マスタカメラによって撮影された広角画像に少なくとも部分的に基づいて行われるPTZ制御がスレーブカメラへと送信される技術が開示されている。また、露出は、スレーブカメラからの画像のヒストグラムとマスタカメラからの画像のヒストグラムとを比較することによって自動的に調整されることが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特表2008-507229号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、スレーブカメラおよびマスタカメラ以外の撮像装置も用いられる場合において、上述の特許文献の技術を適用した場合、ヒストグラムの比較処理が複雑になってしまうことが考えられる。
【0005】
本発明は、撮像装置が複数ある場合において、容易に露出値を設定できるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の目的を達成するために、例えば、一実施形態に係る撮像装置は以下の構成を備える。すなわち、第1の撮像画像を取得する第1の撮像装置と、第2の撮像画像を取得する第2の撮像装置と、前記第1の撮像画像の一部の領域、前記第2の撮像画像の一部の領域、または、前記第1の撮像画像と前記第2の撮像画像とを合成した合成画像の一部の領域である、部分領域を撮像する第3の撮像装置と、前記部分領域を設定する第1の設定手段と、前記部分領域の位置に基づいて、第3の撮像装置の露出パラメータの設定に用いる撮像装置を、前記第1の撮像装置及び前記第2の撮像装置から選択する選択手段と、選択した前記撮像装置の露出パラメータに基づいて、前記第3の撮像装置の露出パラメータを設定する第2の設定手段と、を備える。
【発明の効果】
【0007】
他撮像装置の設定を用いて制御される撮像装置において、ユーザの意図しない露出値となることを抑える。
【図面の簡単な説明】
【0008】
情報処理装置を含む撮像システムの構成の一例を示すブロック図。
実施形態1に係る表示画像の一例を示す図。
実施形態1に係る情報処理の一例を示すフローチャート。
実施形態1に係るEvに対応する露出パラメータを説明するための図。
実施形態2に係る表示画像の一例を示す図。
実施形態2に係るパノラマ合成画像について説明するための図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。実施形態には複数の特徴が記載されているが、これらの複数の特徴の全てが発明に必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい。さらに、添付図面においては、同一若しくは同様の構成に同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
【0010】
[実施形態1]
実施形態1に係る情報処理装置は、複数の撮像装置によるそれぞれの撮像画像を合成した合成画像を生成し、生成した合成画像における部分領域を設定する。次いで情報処理装置は、合成画像における部分領域の位置に基づいて、撮像装置の露出パラメータの設定に用いる撮像装置を選択し、選択した撮像装置の露出パラメータに基づいて、PTZカメラの露出パラメータを設定する。
(【0011】以降は省略されています)
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